キロ4分なんて怖くない

大田原が終わって以降、ここしばらくはゲームをしたり食べたいものを食べたり走らずになわとびをしたりと毎日意識低く過ごしていましたが、今日も大会にエントリーしていたのでがんばって早起きして走りに行ってきました。


今日参加したのは栃木県塩谷町で開催された第38回しおや湧水の里マラソン大会です。


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- 栃木県塩谷町 - 第38回しおや湧水の里マラソン大会H29


2年前に自己ベストを出した大会でして、個人的にもとても思い入れのある大会です。

今朝宇都宮を出たときは気温1度でしたが塩谷町は2度。寒い...。
前回もめちゃくちゃ寒かったなと思いつつ、会場をぶらぶらしていたら早朝練習会でいつも会ってた方と会場で偶然遭遇して少し話をしたりしました。知り合いが増えるとこんなうれしいこともたまにあるんですよね。いいことだ。

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朝は底冷えという言葉がしっくりくるくらい寒かったのですが、天気がよかったおかげなのか徐々に温かくなってきました。ただ、それでも寒かったので本番を走る前にちょっとは体を暖めようということで40分くらい軽くジョグをしました。

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走ったのはスタートから3km地点までの往復6kmですが、走った感想としては「わりとアップダウンある?」という感じでした。スタート直後の下りは知ってたのですが、その後も上って下ってみたいな感じでしたので前回走ったときの印象とはちょっと違うなと思いました。2年前のことなのでおぼえてなくてもしょうがないですよね...。

さて。今日はどんなふうに走ろうか迷ったのですが、やはり怪我のことを考えると無理なペースでは走りたくないなと思いました。来週末のはが路はどうしても走りたいし、そのためにも今日怪我することだけは避けたいなというのが率直な気持ちでした。ただ、だからと言って4'30/kmのフルマラソンペースで走るのも何だかなと思ったのでとりあえず走りながらタイムは確認せずに呼吸が乱れないペースをキープすることにして走ることにしました。

スタートは10:45。最前列に並ぶとスタートダッシュを決めちゃいそうだったので13列目から走ってきました。


ざっくりとペース配分を思い出してみたのですが、スタート~6kmは後半に余力を残すことを意識したペースで走り、6km~8kmまでは呼吸が乱れない程度にペースを上げ、8km~10kmは250mくらい前を走っていた人に追いつこうと全力で走りました。結局最後は全力で走ってしまったし、しかもその人には追いつけませんでした(笑)

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最後の坂はほんとうにきつくてゴール前は息も絶え絶えといった感じでしたが、ラスト100mでゴール横の時計を見たら11時24分10秒と出ていたので計算したらどうやらがんばれば40分を切れそうだとわかり、そこからもう一度ラストスパート。2年前のタイムを15秒ほど更新して自己ベストを出してきました。


と意外にもタイムがそこそこよかったのも驚いたのですが、完走証をもらいにいったら種目別で4位だと教えていただいて表彰までしていただきました。

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参加人数が少なかったとは言え、とても表彰していただけるようなタイムではなかったのですが、人生初入賞はとてもうれしかったです。浮かれたわたしはいっしょに行った次女に表彰式の写真を撮ってもらっちゃいました(笑)


帰宅してから今回のタイムを確認したのですが、走りながら想像していたよりも安定したペースで走っていたことがわかりました。


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体感ではスタート~6kmはキロ4分15秒、6km~8kmは4分5秒、8km~10kmはキロ3分50秒くらいで走っているつもりでした。結果だけ見ればキロ4分がそんなに苦しいペースではなかったし、今日走ったことで自分の中にあった「キロ4分で走るのはつらい」という考えがかなり変わりました。


もちろんこのペースでハーフを走れるかというと厳しい気はしますが、でもキロ4分に抱いていた恐怖心というか苦手意識は今日で一気になくなったし、タイムだとか順位もすごくうれしかったけどその気持ちの変化が今日一番の収穫だなと感じました。

早くも静養期間に突入?

今朝は早めに起きて軽くジョグするつもりでしたが、あまりに寒すぎて起きられず起きたのは10時過ぎでした。
午後は午後で昨日から配信が始まったゼルダの追加コンテンツにハマってしまいました。

最初はゼルダをやること自体がひさしぶり過ぎて操作もうまくいかずさんざんでしたが、しばらく触っていたらあっという間に思い出して楽しくなってきました。この間買ったばかりのバイオハザードも終わってないのにまた新しいゲームを始めてしまいました。仕事も結構立て込んでいて平日はなかなか遊べないので、やりかけのゲームを全部年内に終えられるかちょっと心配です...。


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今日は日中に大田原の公認記録証が届いたのですが、これを見てもいまいち走る気分にはなれなくて結局走らずに一日を過ごしちゃいました。

さらに夜はニンテンドークラシックミニスーパーファミコンが安く売られているのを見つけたので思わずそれを買っちゃいました。



またゲームを増やしてしまった..。


何だかここ数日はこんな感じでして傍から見たら完全に静養期間中のようです。
明日の大会は10kmなので何とでもなるのですが、来週のはが路はフルなのでこんなモチベーションでちゃんと完走できるのか不安しかありません。


さて。こんなやる気のないわたしですが、それでも来年の大会予定を少しずつ決めていて4月くらいまではほとんど予定が埋まりました。が、そんなわたしのもとにびっくりするようなニュースが飛び込んできました。


www.kashiwazaki-run.net

例年は10月最終週に開催される柏崎マラソンですが、来年は11月第2日曜日である11月11日に開催されるそうです。

ここ数年は年間を通して出る大会がじょじょに固定化し始めているのですが、その中でも10月末の柏崎(フル)→11/3那須塩原ハーフ→11/23大田原フルという流れはかなりお気に入りでして自分の中でもすごくいいレギュラーメンバーとして定着しつつあります。柏崎フル→那須塩原ハーフというのはフル→ハーフを中4日くらいで走るので一見つらそうに見えるし実際そこそこつらいのですが、那須塩原は柏崎の疲れで残っていてペースが上がらない分、風景を楽しみながら走れるのでこれはこれでアリだなと思っています。

これから数年はこの3大会は固定かなと思っていたのですが、来年は柏崎が10月末から11月中旬に変更となると柏崎と大田原の間が2週間もなくなるのでどちらかのフルを諦めないといけないことになります。2週連続ではなく1週は空くので走れないわけではないのですが、フル連戦の疲れが後半戦(大田原)で出てしまうと2014年のときのように完走も危ういレベルで失速してしまうおそれがあるのでさすがにそれは避けたいところです。

いま考えているのは柏崎はハーフにするか、柏崎のフルは走るけど大田原のフルは止めるかの2択です。


どちらのエントリーも6月くらいからなのでそれまでの半年間は悩み続けようと思います。

足の調子と年内の大会予定

今週に入って右足の足底に違和感が出始めたのであまり走らないようにしていたのですが、今日はちょっと嫌なことがあったので軽くジョグをしてきました。

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足底がまだ痛いので大会に出るときと同じようにテーピングを貼り、ペースは「いまから100km走れと言われたときに走るペース」を想定して走りました。なんて、人生でそんなことを急に言われることはないと思いますが(笑)

のんびり走ったおかげで足は痛くならず気持ちよく走ることができました。気温は2度とかなり寒かったけどすっきりしました。


さて。年内の大会も残すところ「しおや湧水の里マラソン(10km)」と「はが路ふれあいマラソン(フル)」の2本のみとなりました。今週に入って足の調子がいまいちな状態になってますが、せめてこの2大会だけは走りたいなと思っているので、はが路が終わるまでは今日みたいな感じでのんびりジョグでつないで行くつもりです。しおやではタイムは狙わずに走るつもりなのですが、実はこの大会は2年前に10kmの自己ベストを出した大会でしていざ走り出したら全力を出さずに走る自信がありません。


itotto.hatenablog.jp


走りやすいいいコースなんですよね...。2年前も那須烏山5km→しおや10kmの流れで自己ベストを出してるし、今年のほうが5kmのタイムが1分いいので10kmも全力で走れば間違いなく38分台は出ると思うですよね。でもいま思いっきり走ったらぜったい足底筋膜炎を悪化させるし、場合によっては翌週のはが路に出られなくなるおそれもあるので今回ばかりはガマンしたいところです。


がんばれ、おれ!


[追記]

そういえば、23日にこれに申し込んでたの忘れてました。

moshicom.com

ゆるいイベントっぽいから大丈夫かな...。

茨城県常陸太田市で開催された第18回常陸太田市西金砂登山マラソンに参加してきました

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茨城県常陸太田市で開催された第18回常陸太田市西金砂登山マラソンに参加してきました。


今年初参加です。

タイム


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タイム種別 タイム
グロスタイム 1時間2分46秒
ネットタイム 1時間2分40秒
平均ストライド(cm) 平均ピッチ(歩/分)
1.11[m] 197[歩/分]


合計:14.0km/01:02:46(4分29秒/km)


種目別では18位、総合では49位でした。参加者数はわかりません(笑)


走ってみての感想


[コース図]

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高低差図

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さすが登山マラソンという高低差です。

スタート前


スタートの並び順は10kmの持ちタイム順に35分以内/40分以内...50分以上といった感じで分かれていました。


自己ベストタイムで並ぶのであれば40分以内のところに並ぼうかと思ったのですが、人数も多くないから走路が詰まることもなさそうだったので後ろから走ってたくさんの人を抜いたほうが楽しそうだなと45分以内のところに並びました。


現地に着いた8時過ぎくらいだとだいぶ気温が低かったのですが、9時を過ぎて日差しが出始めると少しずつ暖かくなってきて体が少しずつほぐれてくる実感がありました。タイムを狙うつもりはまったくなかった、というかコースがまったくわからなくてどのくらいのタイムを狙えるのかまったく見当がつかなかったのでせめて気温が上がって走りやすくなってくれそうなのはうれしかったです。


スタートを待ちながら前を見ると明らかに10kmを40分で走れなさそうな人が40分以内にたくさん並んでいてなんだかなと思ったのですが、人数も少ないからまあいいかと気にしないことにしました。というかこの大会は遅いのに前に並ぶ人が多かったです。どうせすぐ追い越しちゃうから別に困らないしいいんですが、でもだからといって自分の実力に見合わないブロックに並ぶのは感心しないし嫌だなと思いました。


とくにトラブルもなかったため、予定どおり10時にスタートしました。

スタート ~ 2km

スタートロスは5秒。まったくストレス無くスタートできました。
スタート直後は少し下り、そしてすぐにのぼりに転化。そしてその後はしばらく緩い下りが続きます。コース自体は緩い下り基調ということで、個人的にはすごく走りやすい部分でした。ただ、案の定、前のほうにやたら遅い人たちがいて抜くときにちょっと邪魔だなと思うところが多かったのが残念でした。

申告タイムは自己申告だけにちゃんと守ってほしいです。


そんなことを考えていたらあっという間に2km地点に到着したのですが、2km地点はわたしが止めた駐車場の近くでした。

2km ~ 6km

2kmを過ぎるとそれまでの下り坂が緩やかな上りへと切り替わります。

確実に上っていることはわかるくらいに上っているのですが、大会名に「登山マラソン」とあると「これで登山?」と言いたくなるような軽い上りです。このくらいの斜度の上りだとペースを維持できそうだったので、何とかペースを変えずに走ろうと無駄に頑張りすぎて最初の2kmよりもペースが上がってしまいました。ここではかなりの人を抜いたのですが、一人だけぴったりと後ろにくっついてくる人がいてちょっと嫌だなと思ってました。

それでもここらへんではまだ調子がよかったので、「着いてこれるなら着いてこい」と強気に後ろの人を引っ張るくらいの気分で走ることができました。

6kmの時点ではまだまだ元気でした。

6km ~ 9km

6km地点を過ぎるとほぼ180度折り返してついに山道へと入ります。
折り返した瞬間に思わず笑っちゃうほどの上りが始まりました。これは終わった(笑)

明らかにそれまでとはレベルの違う斜度でして、これはたしかに登山マラソン名乗ってもいいわ...と思ってしまいました。

今年の6月に走った鳥海山のような10%を超えるほどのきつい上りではないのですが、でもここまで走ってきたキロ4分30秒を維持できるような甘い坂ではありませんでした。1kmほどは我慢して上ったのですが、結局途中でダウン。「これは無理」と思ってしまった瞬間、そのあまりのつらさに立ち止まってしまいました。そこからも走っては歩いてを繰り返すありさまでして、結局頂上とおぼしき場所に行くまでに7回歩いてしまいました。

根性なさすぎるよ...。


6km地点までわたしの後ろを走っていた人はわたしが歩きだした途端にそのまま抜き去ってあっという間に見えなくなってしまいました。

9km ~ ゴール

9kmを過ぎると上りは無くなり10kmからはほぼ下り一辺倒になります。

「あとは下りだけだから楽勝!」かと思いきや、この下りが激しすぎるというか、あまりに下りが急すぎてコースアウトしそうなレベルでしたので走っていて本当に怖かったです。どのくらいの下りなのかというと、曲がり角には監視員の人が必ず立っていてコースアウトして崖を落ちないようにという配慮されるレベルです(笑)

でも上りもきつければ下りもきつくて当然ですよね...。そんな当たり前なことにも思い至っていませんでした。

上りで歩いてしまったので下りをいかしてペースをグッと上げられたらいいのですが、残念ながらわたしは下りがたいへん苦手でしてペースを制御するだけで精いっぱいです。よほど平地を走ったほうが速いんじゃないか?という程度の速さでしか走れず、ここの下りでは数人に抜かされてしまいました。


残り3kmを切ると下りの斜度はやや緩やかになったので、ここから一気にペースを上げてラストスパートをかけます。
前にいる人を一人一人追いかけては抜いてを繰り返してゴールまで一気に駆け抜けゲートに飛び込みました。ラストスパートをかけるのが速すぎたのかめちゃくちゃ呼吸が乱れてしまい、ゴール後はしばらく動けませんでした(笑)

まとめ

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まさに油断大敵というやつですね。心から反省しています。


そんなわけで走るほうはさんざんな目にあってきましたが、大会自体はほんとうにたのしかったです。
地元の婦人会の人たちがおしるこやら柚子味噌の田楽を作って売っていたのですが、おしるこが煮詰まりすぎて最後は餅しかない状態で売ってて思わず笑ってしまったし*1、でも食べたらめちゃくちゃおいしくて最高でした。そしてコースはきつかったけれど、紅葉がめっちゃきれいでずっと見ていたくなるくらいよかったし、そして完走後には会場にあるお風呂に無料で入れるというおまけつき。

このお風呂がまた最高に気持ちよかったです。


宇都宮からちょっと遠くてその点はちょっと大変ですが、でもまた出たいなと思える魅力ある大会だったし、上位の選手のタイムを見たらとても入賞したいとは言えないレベルだったのでとりあえず次に出るときはぜったい1時間を切りたいなと思います。上りを歩かなければたぶん余裕で切れると思うのでもっと上りに強くなってまた走りにきます。

*1:おばちゃんたちは「餅がいっぱい入っててお得よ!」と言っててそれでも吹きましたw

ひさしぶりに故障の予兆

日曜日で5kmを走って以降、足底にじんわりと嫌な違和感が残っています。
痛いわけではぜんぜんないのですが、足底筋膜炎(序章)みたいな違和感でしてこれを無視して負荷をかけ続けると間違いなく故障します。2年前の2016年の1月に下野市でハーフを走った後にこれと似たような違和感が出始めたのですが、その後も普通に走っていたらその翌月のハーフで故障しちゃいました。


itotto.hatenablog.jp

当時はストレッチもあまりやってなかったのでなるべくしてなったという感じもあるのですが、痛みや違和感が出たときにそれと向き合わないとあっという間に故障することを学びました。学んだというか思い知ったという感じです(笑)


そんなわけでこの違和感はちょっと看過できないなということで、今週と来週は予定していたインターバル走は止めることにしました。故障するのは嫌なんですが、それ以上に来週末のはが路に出られるないのはもっと嫌なのでとりあえずあと10日は大人しくしようと思います。寒い時期は筋肉が硬くなるせいなのか故障しやすいので気を付けないとですね。


そんなわけで今日は無理せず軽めに走ってきました。


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いつも走っているコースをキロ5分30秒から4分45秒までビルドアップしました。ペースはぜんぜんつらくなかったのですが気温が低くてめちゃくちゃ寒かったです。道路の温度計を見たら気温が4度でして冬の到来をひしひしと感じています。1月、2月は余裕で氷点下まで下がるのでその時に比べればまだマシなんでしょうか...。

先週のランニング

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11/27~12/3の週で走った分のまとめ。

11/28(火)

軽くペース走をしてきました。

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平均ストライド(m) 平均ピッチ(歩/分)
1.10[m] 187[歩/分]


合計:15.2km/01:13:54(4分52秒/km)

まだまだ足が重くてフルの疲れは抜けてなさそうでした。
そして走り終えて足を見たら左足の親指の皮が剥けてました。なんで...。

12/1(金)

足もよくなったので3日ぶりに走ってきました。軽めのジョグ。


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平均ストライド(m) 平均ピッチ(歩/分)
1.03[m] 187[歩/分]


合計:15.2km/01:18:44(5分10秒/km)


途中で雨に降られましたがのんびり気持ちよく走れました。

12/3(日)


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栃木県那須烏山市で開催された第13回那須烏山マラソンで5kmを走ってきました。

距離 時間 合計時間 備考
1km 03:45 00:03:45 スタートロス5秒
2km 03:39 00:07:25 -
3km 03:46 00:11:12 -
4km 03:43 00:14:56 -
5km 03:31 00:18:28 -


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平均ストライド(m) 平均ピッチ(歩/分)
1.33[m] 205[歩/分]

合計:5.0km/00:18:28(3分41秒/km)

やっと5kmの自己ベストを更新できました。
このコースはすごく好きなコースなのでここで自己ベストが出せてとてもうれしいです。

まとめ

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11/27~12/3に走った距離は40.1kmでした(未計測のジョグ含む)。
ジョグペースの15km走を2回+大会で5kmの合計3回しか走りませんでしたので距離はこんな感じでした。本命の大田原マラソンが終わったばかりなのでちょうどいい骨休めになったと思います。


さて。昨日の午前中は那須烏山で大会でしたが、走り終えたらすぐに帰宅してテレビで福岡国際マラソンの中継を見てました。


www.fukuoka-marathon.com

ご覧になった方はご存知かと思いますが、もうめちゃくちゃ熱い内容でした。

30kmを過ぎてペーサーが抜けたあたりまではカロキ選手が優勢だと思われていたのに、突き放そうとペースアップしたカロキ選手をモーエン選手がさらに突き放すという圧倒的な走りを見せてそのままゴールしました。モーエン選手はノルウェーの選手だそうですが、なんと今回のタイムがヨーロッパでは歴代1位の記録になるというとんでもないタイムでした。ラストの坂を上る姿は圧巻の一言でした。

そして日本人では大迫選手が日本の歴代5位にあたるタイムで見事3位に入賞したり、折り返しでは苦しそうな表情を見せていた川内選手がものすごいラストスパートを見せて2時間10分台の9位でゴールしたりと見どころたくさんでした。川内選手はラスト2.195kmのタイムが全選手中2位*1だそうですが、最後の最後まで全部出し切ろうとがんばるあの粘りにはグッときます。


そんな福岡国際マラソンですが、今朝ネットで昨日のこの大会についての記事をあれこれ読んでいたのですがその中で「おっ!」と思った記事がありました。

 ふたりの違いで言うと、神野は「2時間8分59秒」という目標を立てていたのに対して、大迫はさほどタイムを意識していなかった。

「残り400mまでタイムは見ていません。最後も前に選手が見えたので、少しでも差をつめようと走りました。結果的にあと20秒速ければ2時間6分台だったんですけど、そこまでは考えていなかったので良かったなと思います」

 大迫の目標はシンプルに、「自分の力を100%出す」ことだった。

「終盤も他の選手のことは考えず、自分のリズムを大切に走りました。今回は自分の力を100%出せたと思います。そのなかで1位と2位の選手は僕を上回っただけで、今後も100%の力を発揮することを目標にやっていきたいと思います。自分のやっていることが間違いではなかったことが認識できました。まだまだ力をつけていく必要があるんですけど、1歩、1歩、地味な練習を繰り返していくだけです。今の練習をしっかり継続して、質をさらに上げていければ、もっと記録を狙えると思いますし、気象条件が良ければ、タイムはついてくるんじゃないかなと感じています」

元箱根駅伝スターの大迫傑と神野大地はなぜ福岡マラソンで明暗を分けたのか (THE PAGE) - Yahoo!ニュース


大迫選手と自分のことを並べて語ることはたいへん失礼であることは重々承知していますが、それでもこの大迫選手の「タイムは気にせず自分の力を出しきることに注力する」という考えは自分がフルマラソンを走るときに心がけていることだったので「そういう走り方をしてもいいんだ」とものすごいうれしかったです。

目標タイムはあったほうが練習にも身が入るからあったほうがいいとは思いますが、でも本番で走るときにはそのタイムは意識しないほうがいいんじゃないかというのはずっと思っていたことでした。時計を見てペースを確認しながら走るのは焦りや慢心を生むことが多くてメリットがほぼないと感じていたし、それよりも自分の体と相談しながら走れるペースを探って走るほうがトータルではいい結果に結びつくことのほうが多いと感じていました。

時計を見ずに走りだした当初はペースを確認しながら走らないとどのくらいのペースで走れているのかわからなくてものすごく不安になったのですが、一方でいま自分がどのくらいで走れているのかを気にしなくなったことで自分の呼吸だとか足の様子に注意を払う余裕がもてていてそれがすごく心地いいことにも気づきました。結局やったことは「いま出せる力がどのくらいなのかを体と相談して決めてそのペースで走る」というそれだけなんですが、そう決めてからフルマラソンのタイムは劇的に安定したし、それより短い距離もタイムを崩すことはすごく減りました。

ここ数年はフルマラソンはほぼ時計を見ないで走っているのですが、あるとき知り合いにその話をしたら「走っているときに自分のペースを把握できていないのはぜんぜんダメ」と言われたことがあって、こういうのはダメなのかなと悩んだこともありました*2


だから時計を見ながら走らずに、ただ自分の力を出し切ることに注力するのは間違ってないということがわかっただけでもすごく気が楽になりました。
もちろん大迫選手に比べたらやっていることには天と地くらいの差がありますが、考え方や方向性がぜんぜんダメということもなさそうというのはすごく安心できます。


ちなみに福岡国際マラソンは2時間10分前後で競い合うエリートランナーだけではなく、2時間35分以内の公認コースのタイムをもつ陸連登録者であればだれでも参加できます。だれでも...と言いつつ、この2時間35分以内というタイムはだれでも出せるようなタイムではないのですが(笑)、昨日は5kmの自己ベストを出したばかりだったので「あのペースでフルを走り切れたらどのくらいのタイムになるんだろう?」と思って計算してみたらちょうど2時間35分でした。


自分が死にもの狂いで走ったあのペースで42.195km...。想像以上に遠すぎました。

*1:1位は優勝したモーエン選手

*2:悩んだと言いつつ止める気はなかったんですがw

2週連続の自己ベスト

今朝は早起きして那須烏山市に走りに行ってきました。

www.city.nasukarasuyama.lg.jp


走り始めた当初から大田原の翌週は5kmの大会に出ると決めていて毎年いろんな大会に出ています。
5kmの自己ベストを出した「NISSANしらさぎマラソン大会in上三川」もいいし、毎年高橋尚子さんをゲストに呼んでいる「壬生町ゆうがおマラソン」もいいんですが、個人的には走りやすさや大会の雰囲気はこの那須烏山が一番好きで今回3回目の参加です。


会場に着くとかなり気温が低かったのですが、トイレに行ったり会場を散策したりジョグをしたりしているうちにじょじょに温かくなってきました。

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例年、この大会はめちゃくちゃ寒くて氷点下まで下がることもあるのですが今年は気持ちいい天候にめぐまれてわりと暖くなりました。
いつも寒くて体が動かないのに比べると気温も走るのにちょうどいいくらいまで上がってるし、わたし自身の体調も悪くなかったので思い切って記録を狙ってみました。

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というわけで5kmの自己ベストを更新してきました。たった28秒ですが4年ぶりの自己ベストです。


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# 高低差図


わりと高低差のあるきついコースなんですが、フラットなコースよりもこういうコースのほうが自分には合ってるみたいです。


インターバルのおかげなのか3'50/kmで走ったときにかなり余裕をもって走れていることを実感できました。


先週の大田原に続いて2週連続で自己ベストが出せてそれはそれでうれしいのですが、タイムはあくまでいまの実力が数値化しただけのものであることを忘れずに、調子にのらずに走ろうと思います。自分はいいタイムが出るとすぐ調子にのっちゃうので注意しないとね...。