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2016年秋田100km参戦記

日記


もう4か月近く前のことになりましたが、2016年9月25日に初めて100kmを走ってきました。


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大会中の走ったときのことについては既に記録済みですが、現地までの移動や帰るところまで含め、その前後でも楽しいことがたくさんあったので忘れないように記録しておきます。


itotto.hatenablog.jp

9/23(金)


この日は午前中で仕事を切り上げ、午後から休んで移動の準備。
前日までにほぼ準備は終えていたので車への荷積みやら給油をして夕方からの移動に備えました。


子どもたちが下校の時間になる15時を待って学校まで迎えに行き、子どもたちのランドセルや手荷物を置いたらすぐに秋田に向けて出発しました。
出発は15時半。宇都宮-秋田はどう頑張っても6時間はかかるので到着は早くて22時くらいになりそうです。そんな長い時間運転しなきゃいけないのか...と思ったのもつかの間、明後日の日曜日はその倍くらいの時間を走らないといけないんだなと気づいてちょっとブルーになりました。楽しみ半分、怖いのが半分...。


まずは宇都宮ICから東北道に乗りひたすら北上。

金曜日の夕方だからなのか西那須野あたりまではちょいちょい混んでいましたが、そこを過ぎたらいつもの閑散とした東北道になりました。見慣れた光景にホッとしてさらに北上を続けたのですが、飲み物が無くなったので安達太良SAで休憩することにしました。


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ちなみにこの像のところがポケストップにもなっていました(マメ情報)


SAで買い物したりトイレに行ったりしているうちにじょじょにお腹が空いてきたし、移動距離が長いことを考えるとそんなに何度も休憩するほど時間に余裕もないなと考えてここで晩ご飯を食べていくことにしました。


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学生のときは山形-つくばを往復する道中で安達太良SAにはよく寄っていたのですが、自分で運転するようになってからはあまり寄ることはありませんでした。このSAが嫌いというわけではなくていつも混んでいるので近寄りたくないというのが一番の理由ですが、実はそれ以外にももう少し栃木寄りにある阿武隈PAのほうがラーメンがおいしくてこじんまりしているのがわたし好みでしてそちらにばかり足を運んでいました。阿武隈PAはいいぞ。


そんなわけで久しぶり過ぎて懐かしかったのであちこちウロウロしてしまいました。時間ないのに(笑)


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わたしは白河ラーメンが大好きなのでここのラーメンにも期待していたのですが、いたって特徴もなくただただ普通のラーメンでした。
シンプルで一見味気ないように見える点は白河ラーメンと似ていましたがすごい微妙な味わい...。まずいわけではないと思うんですがちょっと期待していたほどではありませんでした。


食べ終えたら気を取り直して移動を再開。

だいぶ暗くなってきたので運転しにくくなってきましたが、車もさほど多くないのですいすいと進んでいきます。そして宮城県を通り過ぎたあたりでで疲れなのか急に眠くなってきたので急きょマコ*1に運転を代わってもらうことにしました。真っ暗で何もない中尊寺PAへ入り、そこで交代してもらいました。



ちなみに交代の際に何となくポケモンGOを立ち上げたらニドリーノが出てきたので捕獲。ラッキー!


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運転を代わってもらったので10分ほど就寝。もう少し休みたい気持ちもあったのですが秋田道に入る前に運転を代わりたかったので北上金ヶ崎PAで再度交代しました。10分でも休めるとぜんぜん違います。



そして秋田道へと入っていったわれわれ一家でしたが、これがまた相変わらず狭くて運転しにくくてとてもめんどくさく、さらに追い打ちをかけるかのように霧もかなり出てきて運転が大変...。前が見えにくくて運転するのが超厳しかったです。


霧に閉ざされた秋田道を抜けて実家のある男鹿へ向かおう...と思っていたのですが、このまま実家に帰るとお風呂に入るのがかなり遅くなりそうだったので秋田中央ICで降りて市内にある銭湯へと向かうことにしました。


向かったのは華のゆという銭湯です。



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どこらへんにあるのかあまり調べずに行ったのですが川反(秋田市で一番大きな飲み屋街)のすぐ近くでした。ナビにお任せだったのでまったく気づきませんでしたね...。しかも道を間違ってしまったために、意図せず川反の中を車で走るはめになってしまいましたが金曜の夜ということもあって結構な人手でにぎわっていました。

高校卒業とともに県外に出てしまい、それ以降は秋田から離れて暮らしているわたしにとっては飲み屋街である川反は「存在は認知しているけれどさほど思い入れのある場所ではない」という感じでしたが、そのにぎやかな様子を見ていたらそういえば自分の結婚式の3次会はこの近くでやったことをいまさら思い出しました(笑)


もう10年以上前のことなのですっかり忘れてましたね...。


さて。いざ銭湯へ行ってみると金曜日の夜だからなのか結構な人がいてにぎわっていました。


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ここはルートインに併設された温泉施設でしたが、宿泊客もわりとたくさんいるためかとにかく人が多いなとびっくりしました。平日の秋田は空いているだろうというのは完全に思い込みでしたね...。

ここはお風呂種類が豊富でしたのでのんびりしたかったのですが、このあと男鹿まで帰らないといけないので15分くらいでささっと入って上がっちゃいました。すごいいいお風呂だったので今度来たときはゆっくり入りたいです。


マコたちもいつもよりも早めにお風呂からあがり、そそくさと男鹿へと向かいましたが途中でおなかが空いたのでコンビニで肉まんやおでんを食べながら帰りました。結局、実家に着いたのは23時とのんびりとした帰省になってしまいました。


夏以来の帰省でしたが、両親へのあいさつもそこそこに歯を磨いてさっさと就寝。明日は早く起きないとあかんのやで...。



9/24()


朝は6時過ぎに目が覚めて7時に起床。

起きた瞬間から「いよいよ本番前日だ!」とか「明日の今ごろはもう30kmくらい走ってるのかな?」とか興奮していたのですが、それと同じくらいすでに100kmという距離にビビり始めていました。早すぎ!

こんなふうに走る前からナイーブになるのはすごいひさしぶりでして、初フルのときと似たような気分でして、「明日のいまごろはもう30kmくらい走ってるんだなあ」とか「雨降ったり暑かったりしたら嫌だなあ」とかムダなことばかり考えてしまいました


とりあえず起きて朝ご飯を食べたらお墓参りへ行くことにしました。
といっても別に走る前に墓前に報告とかそういうことではなくて、ちょうど秋の彼岸(しかもぎりぎり彼岸明けの日)だったのでせっかく近くにきてるんだから墓参りにでも行くかということになりました。春の彼岸はわりと来る機会があるというか、年末年始に休めなくて帰省できなかったときは春の彼岸のあたりに帰省することはあったのですが、秋の彼岸は夏の帰省直後ということもあって来る機会がないんですよね。ほんと珍しいです。

そんなわけでめちゃくちゃひさしぶりに秋の彼岸にお墓参りしてきました。


お墓は往復しても1時間くらいで帰ってこれるくらいの距離にあるので午前中のうちに帰宅。
その後、近所にできたという新しいパン屋へ歩いて行ってパンを買ったりしてのんびりと午前中を過ごしました。


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ここのあんぱんがめちゃくちゃおいしかったです。



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次に帰省したときにはほかのパンも食べてみたいです。


さて。今日は角館で前日受付をしてから鷹巣へ宿泊する予定だったので、13時半から始まる前日受付に間に合わせるためにお昼前に実家を出発。

今回は朝4時半にスタートしてゴールは16時くらいとかなりの長丁場になる予定でしたのでいっしょに行くのはマコだけとなりました。子どもたちは今日はわたしの両親といっしょに留守番して明日のお昼くらいにゴール地点まで見に来ることで合意しましたのでうちの両親と子どもたちとはここでお別れ。明日の夕方に鷹巣(ゴール)で会いましょうと約束して角館へと向かいました。



うちの実家がある男鹿市から角館へは高速道路を経由して約1時間半かかります。
お昼ご飯を食べる場所が見つからなくて右往左往したあげくコンビニで済ませるはめになった以外はとくに問題もなく受付会場である「仙北市角館交流センター」へと到着。ついに来てしまった!


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会場にはすでに多くの人が集まっていました。
前日受付のために訪れている人や受付をしてくれる方々、あとはかなりの数の運営の方もいて会場はかなりにぎわっていました。


初めての100kmをちゃんと完走できるかどうかまったく自信がもてずにドキドキしている自分に比べると、他の人たちはみな楽しそうに見えてかなり気後れしてしまいました。もともとリピーターの多い大会だと聞いていたので「ここにいるほとんどの人がリピーターでもう100kmを何度も完走している人ばかりなんじゃないのか?」...とか考えだしたらすごくナイーブに。ここまできていまさら自信がないも何もないのですが急に萎縮してしまいました(笑)


前日受付を済ませて受け取ったものを確認。
荷物を預ける袋とか当日の流れが書かれた紙とかいろいろ入っていたのですが、ゼッケンを見た瞬間に「これが100kmのゼッケンか...」と途端にわくわくしてしまい、とりあえず近くの自販機でコーラを買って飲んじゃいました。興奮しすぎたのか味はしませんでした。


荷物を受け取ってから近くにある角館駅を見たり少しだけブラブラしたのですが、このあとゴールのある鷹巣まで車で移動しないといけなかったので「13時間後にはここから走り出すぞ」と覚悟を決めて受付会場をあとにしました。


なぜ大会前日にスタート地点からゴール地点である鷹巣まで行かないといけないのかというと長くなるのでここでは説明を省きたいところなのですが、すごく大事なことなので改めて書き記しておきたいと思います。


今回参加する秋田100kmチャレンジマラソンは秋田県仙北市の角館から北秋田市鷹巣までの100kmを走る大会です。


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本来であればスタート地点である角館駅近くに宿泊したかったのですが、今回はギリギリまで出場をためらっていたこともあって角館近辺では宿泊場所の確保ができませんでした。近くに泊まれないとなるとどうするのかというと、今回は以下の3つの選択肢が出てきました。

  1. 実家に泊まって深夜に移動する
  2. 現地まで送迎してくれる場所に泊まる
  3. 内陸縦貫鉄道沿いに泊まる


1.であれば必ず泊まれるし安上がりだし悪くないなと思ったのですが、走り終わった後に角館に戻らないと車に乗って帰れないというのが難点でした。100km走ったあとにスタートまで電車で戻るのはちょっとしんどいなーと思っちゃいました。

2.はわりと現実的な案で、例えば田沢湖あたりに泊まるとスタートまで送ってくれるところがあるのでそこに泊まるという案でしたがこれも走り終えた後に宿泊先まで一度戻らないといけないというのがすごく気になっていました。ぶっちゃけていえばめんどくさいなと。


3.は内陸縦貫鉄道の沿線に泊まって深夜に出る特別便に乗って角館まで移動するという案です。深夜に出る特別便というのは、この大会のスタートに合わせて出る鷹巣から角館までの臨時便です。


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エントリーの際にこれを利用するかどうかのアンケートがあり、一定数以上の乗車が見込めると臨時便を出してくれるというものなのです。深夜発着の臨時便という響きには惹かれるものの、1.や2.の案と比べてすごくいいのか?というとそんなにいい案とは思えないかも知れませんが実は1.や2.で出たスタート or 宿泊した場所に戻らないといけないという課題を解決してくれる可能性を秘めているのです。

つまりゴールである鷹巣に車を置いておけば、ゴールしたらそのまま車に乗って帰れるというメリットがあるのです。


便利!


ただし、もちろんメリットばかりではありません。
スタートである角館で前日受付を済ませてから100km先のゴールである鷹巣まで車で移動し、当日深夜に鷹巣からスタート地点の角館に電車に乗って戻ってそこから走ってまた鷹巣へ向かうというとても距離の長い反復横跳びのような無駄な移動を繰り返す必要があります。冷静になって考えればかなりめんどくさい移動です。


スタート近くに泊まれない以上、代替案にはどれも一長一短ありましたのであれこれ悩んだのですが結局3.の案で行こうということで今回は鷹巣に宿泊することになったというのが事の顛末です。めんどくさいけど帰りに車でスッと帰れるのはすごく魅力的でした。



そんなわけで本日の宿泊地はゴールの鷹巣でして、そここへ向かって移動を開始しました。


初めての場所で道がよくわからなかったのでナビにしたがって移動したのですが、やはりというかなんというか明日走る100kmのコースをトレースしながら移動することになりました。ふだん、どんな大会でもコースの下見というのはほとんどしないのですが今回は運よくなのか悪くなのか事前に道を見ておけたことで「どのあたりからアップダウンが多くなるのか」なんてことを頭に入れられました。。もちろんコース全部を暗記なんてできませんでしたが、全部を記憶していたところでどうにかなるものでもないのでこれだけで十分でした。


途中、紙風船館などに寄りながらのんびりと移動して16時15分くらいに鷹巣に到着。車で2時間半か...。明日は長い一日になりそうです。



とりあえず今日の宿である旅館へ*2
鷹巣に入って少し探し回るとすぐに旅館を発見。旅館と言いつつもビジネスホテルのような大きな看板が出ていたので探しやすかったです。

旅館の駐車場と思わしき場所へ車を止め、必要最低限の荷物を抱えて近くにあった入口から旅館へと入っていくと...誰もいない?
すいませーんと声を出しても誰も出てこなかったのでとりあえず靴を脱いで中に入っていったのですが誰も出てくる様子もありませんし人の気配がまったくしません。あれ?こっちが入口じゃないのかな?と思いながらしばらく奥へと進んでいくと客室のいくつかのドアが開いていて中に人がいるのも見えました。しょうがないのでそのまま奥へと歩いて行ったのですが結局行き止まりになっていたので入口まで戻ることに。

もしかしてここじゃないのかな...と思ったところでさっき開いていた客室からひとりのおばあちゃんが出てきました。
とりあえずどこで受付したのか聞いてみるかと話しかけてみるとなんと管理人でした。あんなに呼びかけていたのに出てこなかったことにすごく腹が立っていたのですが「もしかしてお客さん?」と言われて思わず笑ってしまいました。悠長すぎるだろw

「そうですそうです、今日はお世話になります」ということで無事にチェックイン完了。よかった!
すぐに鍵を渡されたので部屋へと移動しようとしたところで、そういえば今日は0時にはここを出なければいけなかったのでチェックアウトをどうしたらいいのか聞いてみました。


いとっと   あのー、実は今日の0時にチェックアウトしたいんですけど
おばあちゃん へ?
いとっと   明日の朝3時までに角館に行くので0時にチェックアウトしたいんです
おばあちゃん ああ....。じゃあ鍵はそこのカゴに入れておいてください。
いとっと   わかりましたー。じゃあおk
おばあちゃん (部屋に戻ろうとする)
いとっと   いやあのお金は...。
おばあちゃん ああ、えーと2人だから8000円ね。
いとっと   (何も言わなかったらどうしてたんだろう...)


夜は誰もいないことが多いので鍵はカゴに入れておいてくれということだけを念押しされてとりあえず部屋へ行くことに。

チェックインするだけなのにすごく疲れた...。


宿泊する部屋は3階。

エレベーターで3階まであがって右手に進むとすぐに部屋は見つかりました。やっと休めるねーとマコと話しながら鍵を開けて中に入るとちょっと違和感が...。最初はタバコくさいせいかな?と思ったりもしたのですが、そうではなくて部屋の中に生活感があるのです。着替えが干してあったり荷物が置いてあったりと誰かがここで泊まっているようにしか見えませんでした。

急いで部屋を出てとりあえずさっきのおばあちゃんを見つけないと...と下に戻ろうとするとなぜかエレベーターからさっきのおばあちゃんがちょうど下りてきたところでした。


いとっと   あのー、さっきもらった鍵を開けたらなんか誰か使っている部屋みたいなんですけど
おばあちゃん へ?なんで?
いとっと   (こっちが聞きたいよ...)
いとっと   いや荷物とか着替えとかふつうに置いてあるんですけど
おばあちゃん ちょっと待っててね
おばあちゃん (エレベーターで下に戻っていく)


びっくりしてすぐ出てきてしまったのでしっかり見たわけではないのですが、なんとなく長期滞在している人の部屋っぽかったのでその人が仕事なのか何なのかわかりませんが外出して預かっていた鍵を間違って渡されたんじゃないかと思うのですが、そうだとするとちょっと管理が雑すぎて笑えません。


マコと二人で「ここ大丈夫かな?」「いやもう大丈夫じゃないでしょ...」と話しながらそわそわして待っているとすぐにおばあちゃんが戻ってきて別の鍵をくれました。


おばあちゃん じゃあこれ新しい鍵ね
いとっと   ちょっと中を確認するので待っててもらってもいいですか?
おばあちゃん ああ、はいはい
いとっと   (中をのぞいて大丈夫そうなのを確認)
いとっと   こっちは大丈夫そうですね
おばあちゃん ああ、よかった
いとっと   じゃあこれd(部屋に入ろうとする)
おばあちゃん さっきの鍵はどうしましたっけ?
いとっと   いやさっき下に行く前に渡しましたけど...
おばあちゃん え?そうでしたっけ?
いとっと   (何でもう忘れてるんだよ...)




駅からほど近くてとても安かったのでここにしたのですが思わぬババを引いてしまった感があって悲しくなりました。


でもいいんです。これも思い出ですよね!(ポジティブ)


部屋に入って荷物を置くとどっと疲れが出てきて休みたくなったのですが、夜中に鷹巣駅まで移動して夜間駐車場に車を止めていかないといけないのでその経路を確認するために鷹巣駅まで行ってみることにしました。


とくに駅までの道は調べていなかったのですが、旅館を出て「なんとなくこっちかな?」と思ったほうへ歩いてみました。


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「駅前=繁華街」というイメージだったので人がいそうなほうへ行けばいいんじゃね?という安直な考えに従って歩いてみたのですが、すぐに駅への案内を指し示す看板を見つけたのでそれを見ながら歩いて行きました。


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どこか懐かしい印象を受ける昔ながらの商店街を抜けて歩いて駅に到着。方向感覚があまり優れていないわたしとマコが一度も迷わずに目的地に移動できたのはとてもめずらしいことでしたので到着後に二人でその喜びを分かち合いました。



ここに来てじつは鷹巣駅というのは2つあることが判明しました。


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向かって左側に内陸縦貫鉄道の駅、右側がJRの駅のようでした。秋田に住んでたころは県内にJR以外の駅があるなんて知らなかったなー、なんて思いながら駅を外から眺めてぶらぶら見学。JRのほうはよくある見た目なのですが、内陸縦貫鉄道のほうの駅はどこか趣深い印象でしてとてもすてきです。


ちなみに今回お世話になるのは左側にある内陸縦貫鉄道の駅です。


駅前を少し散歩して文化会館前の臨時駐車場の場所を確認して無事ミッションは達成。これで今夜の駅までの移動に関するシミュレーションは完璧です。


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やりたいことは終えたので旅館に戻ろうとしたのですが、この時点で17時を過ぎていたので晩御飯を食べてから帰ることにしました。

駅前を中心にお店をいろいろと探してみたのですが、まだ時間が早くて開いていなかったりそもそもお店が少なくて飲み屋しか見つからなかったりと苦労したのですが「米澤屋」というよさそうなお店を見つけたのでここに入ることにしました。



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お店は開店直後なのかまだ人がまったくいなかったのですが、中にいたお店の人に大丈夫かどうか聞いてみたら大丈夫ですとのことだったのでそそくさとお邪魔してきました。


メニューを見るとおいしそうなものがたくさんあったのですが、とりあえず大好きな唐揚げ定食を食べることにしました。


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秋田はとにかくお米がおいしいし、とくに9月下旬であれば新米が食べられる時期なのでとにかく白米をおいしく食べたくて唐揚げ定食にしたのですが、この唐揚げが期待以上にめちゃくちゃおいしかったです。柔らかいし味付けもちょうどいいし最高でした。鷹巣に行った人はぜひここの唐揚げを食べてほしいです。

唐揚げのおいしさに歓喜しながらマコとこれからの話をしながらのんびりと食べました。

「今日は何時に寝よう」だとか「何時に起きよう」だとか、あとは「明日はどこで待ち合わせよう」なんて話をしているうちに、不意にこうやって宇都宮を遠く離れた場所で子ども抜きの二人だけで食事をしているという非日常感に何とも言えない気持ちになりました。

いま過ごしているこの瞬間の特別感というか非日常感というか、とにかくいまものすごく特別な時間を過ごしているんだなという気持ちがわきあがってきて興奮を抑えることができませんでした。


いつまでもこんな気分に浸っていたかったのですが、今夜は23時半には起き出して24時には旅館を出なければならなかったのにこの時点で既に18時を過ぎていました。どんなに眠れてもあと5時間か...。とりあえず早めに旅館に戻ろうということでお店をあとにしました。ここはほんとおいしかったので今度はもっとゆっくり食べに来たいです。


旅館に戻る道すがら、コンビニに寄って朝ご飯を購入。


18時30分には旅館に戻ってゼッケンを付けたり荷物をまとめて出発の準備をし、軽くシャワーを浴びて即就寝...とここまでは予定どおりでしたが、いざ寝ようとしたところでこんな時間に簡単に眠れるものではありません。

とりあえずベッドでひたすら目をつぶって睡魔に襲われるのを心待ちにしていたのですがまったく襲われる気配がありません。仕事中だと眠くなる時間なのにおかしいな...と思いながら眠気を待ち続けました。


20時。21時。22時。23時...。


結局まったく眠れませんでした(笑)
しょうがないので23時にはベッドから起きだして荷物を確認したら23時半でしたのでチェックアウトすることにしました。電車は0時37分出発なのでまだまだ余裕はありましたがもう寝る時間はないですし乗り過ごしたら笑えないですからね...。



帰りがけに玄関でスタッフルームみたいな場所に向かって声をかけてみたのですが旅館の人は誰も出てこなかったので、お昼に言われた場所に鍵を戻して旅館をあとにしました。これでほんとうにチェックアウトできたのかどうかわからないのが少し不安でしたが、外に出たら一面霧で真っ白になっていてその光景の異様さにマコもわたしも興奮してしまい直前に抱えた不安はあっという間に消えてしまいました(笑)


9/25()


旅館を出て向かったのは夕方に一度行った鷹巣駅。一度行ってるので道には迷いません。
鷹巣駅から角館駅までの臨時列車に乗るために内陸縦貫鉄道の鷹巣駅へとまずは向かいました。



駅前から少し西側に北秋田市文化会館というのがあってそこの駐車場が前日駐車場として開放されていたのでここに止めることにしました。
旅館を出た時点で相当霧深いことがうかがえたのですが、いざ車を降りて見渡すとあまりの霧深さにサイレントヒルの世界に入り込んだような錯覚さえおぼえるほどの濃霧でした。駐車場近辺は暗かったせいもあってサイレントヒル感が余計にきわだって感じられました。


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怖い...。

とりあえず靴をランニングシューズに履き替えてから必要な荷物を抱えて駅へと歩いていくとあちこちから駅に向かって歩いてくる人影が見えましたが、霧のせいで周囲がぼんやりとしか見えないだけでも怖いのにさらに霧の中からわきでるように人が出てくる様はまさにホラー映画としか思えないほど異様な光景でした。思わず「死んだ人たちがあの世に旅立つ列車に乗るために駅へ向かう」というストーリーを妄想してしまうくらい幻想的でかなりワクワクしてしまいました。


駅に着くと既に10人ほどの人が駅舎の中で座って待っている状態でした。
臨時列車に乗るための切符を窓口で購入。


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出発まで30分以上あったのでトイレに行ったり駅舎内の写真を撮ったりマコと雑談しながら過ごしました。


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小さいけど木造で温かみを感じる待合所はとても懐かしさでいっぱいの空間で居心地がよかったです。初めての場所だったのにまったく初めてという気がしなかったのはここが生まれ育った秋田だからだろうなと思います。周囲の会話はほぼすべて秋田弁だったのもよかったです。


電車は0:37に出発予定でしたが0:25を過ぎてもまったく入線の案内がなくて待合室にいる人たちがそわそわしだしたのですが、0:30を過ぎたところで改札が始まって電車へと移動できるようになりました。


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内陸縦貫鉄道に乗ることすら初めてなのでもう大興奮!


車内に荷物を置いたらすぐに携帯片手に写真を撮りに出かけました。


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4時間後に100kmマラソンを走ることもすっかり忘れてホームを駆け回ってしまいました。はああああああ、幸せ。


出発前には車内に戻り、到着までは体を休めることにしました。
電車は0時37分に鷹巣を出発して3時前に角館に到着する予定ですのでうまくいけば2時間30分くらい休むことができます。旅館では眠れませんでしたがもう0時30分を過ぎてるわけですからそろそろ眠くなってもいいと思うんですよね。鷹巣を定刻で出発したのを見届けたわたしは席で寝ようと試みることにしました。


...


やっぱり眠れませんでした(笑)


初めて乗る電車で、しかも深夜に出る臨時便に乗ってるのに寝ちゃうなんてのはどう考えても無理です。
マコは目をつぶって体を休めていましたが、わたしは駅に止まるたびに外に目を凝らしたりGPSの位置情報を確認してどこを通ってるのかを確認したりと電車ライフを満喫してしまいました。楽しすぎた!


そして電車は予定どおり2時40分に角館に到着。
駅員さんに切符を渡して駅を出るとほとんど何も見えないくらい真っ暗でびっくりしました。そういえばまだ3時前だしそりゃそうだよな。


遠くにある街灯や大会のために設置された明かりを頼りに会場まで移動すると会場には既に多くの人たちが集まっていました。


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当日受付は3時からだったと思うのですが、既に会場では多くの人たちが受付を済ませてストレッチをしたり荷物を預けたり見知った顏と話し込んだりと思い思いに過ごしていました。わたしも荷物を預けたりストレッチをしたりといろいろとやりたいことはあったのですが、とりあえず当日受付を済ませようと受付会場へと移動しました。


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無事受付を済ませたわたしはウェアに着替えて荷物を預け、朝ご飯を食べて準備万端!
こんなにスムーズに準備ができたことなんて久しくないんじゃないか?っていうくらいすべての準備が滞りなくすべてこなせました。寝てない以外は完璧です(笑)

とりあえずスタート30分前にしてもう走り出せる状態になったのでマコに別れを告げてスタートラインへと移動しました。


スタート地点へ行くとどこからともなく100kmにエントリーした人たちが書いた大会にかける意気込みが淡々と読み上げられる声が聞こえてきました。どうやらあちこちにスピーカーが設置されていて誰かがどこかで読み上げているようなのですが、この音がわりと大きな音量でして、「まだ早朝4時なのにこんな大きな音を流していいのだろうか...」と不安をおぼえました。



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4時を過ぎたとは言え、空を見上げるとまだまだ暗くこれから走り出すなんて信じられない気分でした。


スタート数分前に「来年も開催するよ!」という案内があり、会場は一気に盛り上がりました。


この大会のような、大勢のボランティアや地元の支援なしに成り立たない規模の大会にとって継続できるかどうかというのはとても大きな懸念事項でして、事実この大会もさまざまな事情が重なって継続できるかどうかが難しい時期もあったそうです。だから来年もやってくれるというのは本当にうれしいアナウンスだったし、そのことをみんな知っていたからこそこのアナウンスに大きな歓声があがりました。


そしてこの勢いのまま4時30分にスタート。直前までほんとうに眠かったのですがスタートとともに打ち上げられた花火の爆音で一気に目が覚め(笑)、スタートの少し先にいたマコとハイタッチして100kmの旅がスタートしました。



100kmの道中については既にまとめたのでここで繰り返すことはしませんが、今回ほど「自分の弱さ」と「応援してもらうことがどれだけ力になるのかということ」を思い知ったことはありませんでした。50kmまでは余裕で走っていたのに50km地点に到達したときにまだ残り50kmあるんだという事実に自分でもおどろくくらい打ちのめされて走れなくなったこと、そしてそこからは大勢の方々に少しずつ背中を押してもらったおかげでゴールにたどり着けたこと。

どれも言葉にできないくらいすばらしい体験だったし、忘れられない思い出になりました。


そして結果はというと11時間30分で無事ゴール。
歩いたり走ったりを繰り返してなんとかゴールに駆け込んだものの、ゴールした後はまともに立っていられなくて近くの芝生に寝転がってしばらく空を見上げていました。


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そんなわたしのそばに両親やマコ、子どもたちが近寄ってきてあれこれ話しかけてくれましたが疲れ果てていて何を話したのかほとんど覚えていません。でもこんなふうに家族全員が集まってゴールで応援してくれていたことがすごくありがたかったし、完走した姿を見せられたことが本当にうれしかったです。

でもほんとうに疲れすぎて動けなかったしなにも話せませんでした(笑)


両親はゴールを見届けて少し話を男鹿へと帰って行き、子どもたちとマコはゴール後にわたしに振る舞われる予定だったきりたんぽやら飲み物を消費してもらいに行ってもらい、わたしは車の中でのんびり休んで待っていました。車がある場所がゴール脇でして、制限時間である17時30分までは車を出すことができないので気長に待つことにしたのです。

飲み物を飲みながらガーミンの走行記録を確認したりしてゆっくりと体を休めていたのですが、ふと気付いたら時間はもう17時20分を回っていました。


上でも少し書きましたがこの大会は朝4時30分にスタートして制限時間が13時間ですので17時30分以降のゴールは認められず、ルールでは17時30分時点でコース上にいる人はすべて失格となります。


朝4時30分から夕方までかけてここまで走ってきたのにゴールできない人がいるということを想像すると、とても他人事とは思えないほどぐっと苦しい気持ちになりました。制限時間があるからこそ、その時間内にちゃんとゴールできることに価値が生まれるんだというのはわかりますが、でもわずかの差でそれがかなわなかった人の気持ちに思いをはせてしまうと何とも言えない気持ちになります。


17時40分過ぎには家族全員がそろったので車を出して今日の宿泊地へと向かったのですが、まだまだ道路上を走っている人がたくさんいてその数の多さにはちょっと驚きました。でもたとえ完走者として扱われないとしても、ここまできたらせめてゴールまで走りたいっていう気持ちはすごくわかるし見ててすごく応援したくなりました。


さて。この日は実家に泊まろうかとも思っていたのですが、鷹巣から男鹿までは2時間くらいかかります。そのくらいの時間をかけて車で帰るのは厳しかったので車で10分ほどの場所にある二ツ井にあるホテルに泊まることにしました。


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遠くはなかったのですが場所がすごくわかりにくくてかなり迷いました...。


18時30分過ぎにはホテルにチェックイン。
まだ晩ご飯は食べていなかったのですが食欲もなく、さらにホテル内にはご飯を食べられるお店がなかったので晩ご飯は買い出しに行くことに。一度座ってしまい動けなくなったわたしを置いてみんなは買い出しへと出かけ、わたしはお風呂へ入って待つことにしました。


部屋にはシャワーがなくて共用のお風呂しかなかったので、お風呂場までロボットのような動きで移動して入浴。
お風呂に入って汗を流したら疲れが取れるかなーなんて思っていたのですが、湯船につかったら疲れがどんどん顕在化してお風呂を上がったら入る前以上に動けなくなっていました(笑)


部屋に戻って家族みんなで晩ご飯を食べ、食べ終わるとわたしはもう目を開けていられなくて即就寝(笑)


寝るのは土曜日の朝7時に目覚めて以来37時間ぶりだったし、何よりも100kmを走った疲れもあってあっという間に寝てしまいました。


9/26(月)


夜中の1時に空腹で目が覚めました(笑)


晩ご飯が足りなかったのと、そもそもあれだけ走ったのに朝からほとんど何も食べていないという状態だったこともあってものすごい空腹でした。でもみんな寝てるし近くには食べ物を買いに行ける場所もないし*3ということで我慢して眠くなるのをひたすら待ちます。


でも目がさえてまったく眠れなかったので、1Fのロビーにあった自販機で飲み物を買って飲んでごまかすことに。1Fまで階段で下りるのもつらかったですね...。


その後しばらく眠れませんでしたが何とか2時には寝入ることができました。


結局寝たり起きたりを繰り返して起き出したのは7時過ぎでした。
もうお腹が減りすぎて限界だったのでみんなを誘ってご飯を食べに行くことにしました。


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朝の1時過ぎから待ち望んでいた朝ご飯でしたのでもうめちゃくちゃ食べてやろうと思っていたのですが、少し食べたらお腹がいっぱいになっちゃいました。完全に胃が弱り切っていました。
がんばって食べようとすればするほど食欲はなくなり、結局一度もご飯をお代わりすることなく食事を終えました。悲しい...。


食事を終えたらすぐに荷物をまとめてチェックアウト。
売店がなかったり近くにお店がなくて最寄りのコンビニまで歩いて10分くらいかかるくらい遠かったりいろいろと不満もありましたが、ゴールから車で10分とすごく近い場所にあったし何よりもお手頃な値段でしたのでありがたかったです。


宿を出たらそのまま実家へと向かい、置いてあった荷物を受け取って近所のお店でお昼ご飯を食べてから帰途につきました。


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ちなみに昨日もらったこれは実家に置いておくことにしました。


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初めての100km完走の証なので持って帰りたかったのですが、うちはアパートなので置いて飾る場所がないんですよね。
というわけでまた帰省するまでしばしのお別れです。


帰りは秋田道→東北道と乗り継いで帰ってきたのですが、国見SAまではマコに運転してもらってそこからはわたしが運転して帰ってきました。筋肉痛は厳しかったのですが、まあなんとかなるもんです。



20時過ぎに帰宅。これでわたしの100km初挑戦は終わりました。

まとめ


初めてのマラソン大会、初めてのハーフマラソン、初めてのフルマラソン、初めてウルトラマラソンと走ることに関してはいろいろな初めてを経験してきましたが、それぞれの違いといえば走る距離の違いくらいのものでしてそのときそのときの完走した喜びはわりとどれもいっしょだったなと思います。

もちろんハーフよりはフル、フルよりは100kmのほうが完走に向けて積み重ねた努力が大きかっただけに達成感はありましたが、でもそのとき出せる力をぜんぶ出して走りきれたという感激の度合いは距離の長さには比例せずにほぼ同値だと思います。柏崎マラソンで初めて完走したハーフも、加賀温泉郷マラソンで初めて完走したフルも、そして秋田で初めて完走した100kmも完走のよろこびは全部同じくらいうれしかったです。


ぶっちゃけ「100kmを完走できたらうれしくて泣いちゃうかなー」とか「泣けるくらい感動するかなー」と思ってましたが、感動よりも「疲れたー」「終わったー」ということばかりが頭の中を占めていました(笑)
そんなもんです。



今回走ってみて思ったのは100kmはいまの自分にとってはまったく別の競技だということでした。
これまでに60km程度を走ったことはあったので、+40kmくらいなら走れるかなと思っていましたが完全に思い上がりでした。42kmと60kmは似たようなもんですが、60kmと100kmはぜんぜん違います。80kmくらいまでなら60kmの延長で行けそうですが、100kmとなるともうまったく別物だと思わないと走れないなと実感しました。


自分としては「100km完走」と言いつつも歩いた区間が長すぎて走り切ったという気持ちにはぜんぜんなれないのが泣けない理由かなーと思ったりしています。



そういえば、秋田100kmマラソンにはひとつだけ後日談があります。

大会が終了して一か月ほど経った10月17日に大会の事務局の方から連絡をいただきました。
最初は自宅に連絡がきてそこから携帯に連絡をもらったのですが、何か悪いことをしたのかとビビりながら話をうかがったところ、このブログの記事を今回の大会開催に関する報告および次回開催に向けた会議の資料として使わせてほしいというご連絡でした。怒られるのかと思ってビビッて損した(笑)


こんな寝言みたいな内容でもお役に立つのであればということでもちろん快諾させていただきました。


その後に少しだけ電話で雑談をしたのですが

  • 今回の大会は暑さも厳しかったが湿度も非常に高くて厳しい大会になった
  • 今回の完走率(42.8%)は過去10年だと断トツでワーストだった

ということを教えていただいたり、来年もまた出たいですなんて話をして電話を終えました。


ブログなんて基本的には未来の自分に向けた手紙みたいなものでして、自分以外の誰かの役に立つことを念頭に書くことはあまりありません。たまに「この大会に出てみたい」と思う人が増えてほしいと思いながら書くこともありますが、別にそれがメインの目的ではなくて主目的はやっぱり自分の備忘録でしかないなと思っています。そんなふうに思って書いていたものが、大好きな大会運営の一助になるのであればそれは本当にうれしいことだし書いてよかったと心の底から思います。


ブログを書き始めて11年を超えましたが、こんなふうに長いことブログを書いているとたまに「書いててよかったなあ」と思うことがあるのですがこの件は2016年一番の「書いててよかった」と思った案件でした。



話を少し戻して、今回この大会に参加してよかったなと思うことはほんとうにたくさんあって挙げきれないほど楽しい思い出がたくさん増えたのですが、中でも一番よかったなと思ったのはマコと二人だけの思い出がたくさんできたことです。大会前日の土曜日お昼に実家を出発してからゴールするまでの28時間はほんとうにいろいろな体験ができました。



前日受付の会場までの道がわかりにくくて「ほんとこっちでいいのかな?」とか言いながら探しつつ移動したのも楽しかったし、無事にたどり着いてスタートゲートを見たときに「おぉー」「ついに来たねー」と興奮を分かち合えたのもすごく楽しかったです。さらに角館から宿泊地である鷹巣までの100kmを車で走りながら「明日はここを走るんだね」「すごい道だ...」なんて話をしながら移動したのも忘れられない楽しい思い出だし、怪しげな旅館でまったく眠れずに過ごした夜も霧に包まれた鷹ノ巣駅から深夜便に乗って角館に移動したこともスタート直後にハイタッチして走りだせたことも50km地点で5時間ぶりに会ったときにすごいうれしかったことも65km地点でつらくてもう走るのを止めようと思ってたときに偶然会ったことでゴールまでがんばって走ろうと思えたことも最高の思い出になりました。


来年は長女が中学に入るのでおそらく今回のような形で参加することは難しいでしょうし、おそらくこれが家族全員で参加できる最初で最後の秋田100kmになるんじゃないかと思っています。そういう意味でも、このタイミング、この場所で100kmに挑戦して両親や家族にゴールする瞬間に立ち会ってもらえたことは生涯忘れることのない宝物になりそうです。思い切って参加してよかったと改めて思うし、そして嫌な顏ひとつせずについてきてくれて一緒に楽しんでくれた家族にはいくら感謝してもし足りないくらい感謝しています。



ちなみに2017年もこの大会で100kmを走るつもりでして、そこで10時間を切ることができたらクリスタルランナー*4を目指してみようかとも思っています。かなり難しそうですが、仮に最短の10年で達成できたとしてもそのときは48歳になっています。


48歳か...。いまもよりだいぶ爺さんっぽくなってるんだろうなー(笑)

*1:

*2:立地も部屋の居心地も悪くなかったので旅館の名前を出してもよいのですが、このあといろいろとあって名前を書くと問題になりそうなのでとりあえず名前は出さないことにします

*3:実際には歩いて10分くらいのところにサンクスがあるらしいのですが、100kmを走った直後だったためにそんなに長く歩くのは無理でした

*4:この大会を10回完走すると与えられる称号ですw