大田原マラソンのコースを試走してきました(失敗編)

今朝は7時に起床し、さっさと着替えてお出かけ。今日は大田原市へと向かいました。


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今日の目的地は大田原マラソンの会場である美原運動公園です。本日は2か月後に迫った大田原マラソンに向けてコースの試走に挑戦しました。


念のため、コースは前日の夜に公式の動画で復習しました。



大田原マラソン大会 コース紹介


基本的にはとても分かりやすいコースなので迷うことはなさそうでしたが、何か所か曲がるところがあるのでそこだけは目印になりそうな建物などをおぼえておきました。


陸上競技場の外周をジョグしつつのんびりとスタート。今朝は体がとても重かったのでまずはウォームアップ。
競技場を離れたらコースに沿って歩道を走ります。最初の4kmは会場周辺を走るだけだし、歩道もしっかりあるのでとくに困ることなく走り続けます。

コースはわかるので問題なく走れていたのですが、日差しが強くて汗が止まらず走るのがじょじょにしんどくなってきました。今日は午前中が曇りで昼から雨の予報だったはずなのに...。曇りだと思って帽子ももたずにきてしまったのですが、あまりの暑さで絶え間なく汗が流れてきたので目が明けられなかったのもなかなか厳しくなってきました。

毎年走っているのは11月なので暑さとは無縁なのでコース上に日差しを避ける場所がないことにも今日初めて気づきました。


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12.7kmの最初の関門まで到着したところで給水のためにコンビニへ。
少し休んだらまたコースへと戻って走り出したのですが、1kmほど先の橋のところで歩道がまったく無くなっていることに気付きました。距離にすると200mほどだと思うのですが、さすがに車と並走するのは怖かったので行きかう車が途絶えたタイミングでダッシュ。


めちゃくちゃ疲れたました...。大会で走っているときは普通に車道を占有して走っているのでこういうところがあることにあまり気付かないんですよね。


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そこからは5'00/kmくらいのペースで走っていたら17km地点の交差点に到着。本来はこの交差点をいったん直進して1km近く走ったところで折り返して戻ってきてから左折するのですが、ここはどこで折り返していいのか分かりにくいのでここは直進せずに右折して先に進むことにしました。


そして21km地点まではそのペースで走っていたのですが、この時点で既にだいぶ疲れていてこのまま全部のコースを走るのは難しいなと感じていました。それでも一度試走を始めたんだから最後までやり通そうと思ったりもしたのですが、23.7km以降は上り一辺倒になるし、そこからしばらくは自動販売機もコンビニもないので休憩もできなくなるしおそらく30km以降はほぼ歩きになるのは明らかだったのでここで試走は諦めて戻ることにしました。


道路を調べると国道400号まで出ればあとは道なりに戻れそうだったので走路を確認したらあとは必死に運動公園まで走って戻りました。


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帰りはたった11kmでしたがめちゃくちゃ疲れました。


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運動公園の手前で30kmの通知を受けたのですが、そこで気持ちがぷつりと切れてしまったので残り700mくらいは歩いて帰ってきました。


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30kmでもフラフラだったのであそこで引き返してよかったです。もし無理に全部を走ろうとしていたらあと2時間は帰ってこれなかったと思います。


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運動公園まで戻ってきたらさっさと着替えて探しておいた入浴施設へと移動。


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与一温泉というところなんですが、途中まで「こんなところに入浴施設なんてあるの?」と半ば信じられない気持ちでナビに導かれながらの移動でした。日帰り温泉は500円と格安でして、しかも温泉もすごくよくてあがったら肌がつるつるしてました。お風呂上りに味噌ラーメン(630円)を食べたのですが、それもとても美味しくてとても満足しました。


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ひとつだけ残念だったのは、洗い場で3人並びのところの真ん中に座ったのですがそこがぜんぜんお湯が出なくて「あれ?」とか言いながら温度調整していたら両脇に座っていたおじさん二人から「そこ壊れてるみたいだよ」と笑顔で言われたことです。洗い場はどこもいっぱいだったのでほぼ水みたいなお湯で洗っちゃいました。



さて。今日は大田原のコースを試走しましたが、実は大会前にこのコースを試走をするのは初めてでした。
自宅から1時間とかからない場所なので行く気になればいつだって走れたと思うのですが、2013年から毎年出ているのでもう何度も走っているコースですし、そもそもコースを試走することにあまり意味を見出せなくて「どうせ大会になれば走るんだから別に試走しなくてもいいでしょ」なんて思っていました。


で、なんで今年急に試走してみようなんて思ったのかというと7月の東和で試走したことがきっかけでした。


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地獄坂でおなじみの東和ロードレースですが、今年は走るのが2年ぶりだったこともあって大会の前の週に試走しに行ってきました。なんであんなきついコースの試走がよりによって前の週なんだというのはさておいて、いざ走ってみたところいつも大会で走るときにはなかなか気づくことができなかったことにもたくさん気付くことができてとても有意義な経験でした。


そのおかげなのか本番ではコースベストを5分以上更新することもできたし、とにかく余裕をもって大会にのぞむことができました。


このときの経験からコースを事前に走ってみるのはとてもいいことだという認識がわたしの中に醸成されたので、勝負レースで試走できるときはぜひやってみようとずっと思っていました。そんなわけで年内の勝負レースである大田原に向けて試走をしたわけですが、ハーフくらいならともかく、フルのコースを全部試走するというのはちょっと無謀だったなと反省しています。


フルマラソンの試走については、2回に分けて走るとか、もっとペースを落としてのんびり走るとかそういう工夫を取り入れないとダメそうなので次に試走をする機会があればこの反省をいかそうと思います。