貧血対策はじめました
以前から貧血気味だということであれこれ検査をしていましたが、先日やっと詳しい結果が出ました。
結果は「貧血の傾向にあり、種類としては鉄欠乏性貧血ですがそうなった原因は不明」という内容でした。
予想してはいましたし原因まで突き止めるような検査はほとんどしていないのでしょうがないのですが、原因が分からいというのはちょっと残念でした。
とりあえず検査で出た数値は以下のとおり。
検査項目 | 基準値 | 値 | 説明 |
---|---|---|---|
白血球数 | 3,900〜9,800[個/μl] | 4,600[個/μl] | 正常値 |
赤血球数 | 4,270,000〜5,700,000[個/μl] | 4,450,000[個/μl] | 正常値 |
血色素量 | 13.5〜17.6[g/dl] | 11.0[g/dl] | 低い |
ヘマトクリット | 39.8〜51.8[%] | 36.6[%] | 低い |
MCV | 82.7〜101.6[fl] | 82.2[fl] | 低い |
MCH | 28.0〜34.6[pg] | 24.7[pg] | 低い |
MCHC | 31.6〜36.6[%] | 30.1[%] | 低い |
Fe(鉄) | 54〜200[μg/dl] | 36[μg/dl] | 低い |
フェリチン精密 | 13.0〜277.0[ng/dl] | 8.9[ng/dl] | 低い |
検査項目がよくわからなかったので調べてみました。
- 白血球数
- 白血球の数(そのまんま...)
- 平均より多いと体内に細菌が入り込んでいる可能性あり
- 平均より少ないと免疫が落ちていて抵抗が失われている状態にある
- 多くても少なくてもダメ
- 赤血球数
- 血色素量
- いわゆるヘモグロビン
- 「ヘム」という色素と「グロビン」というタンパク質から成るので「ヘモグロビン」
- 安直...
- ヘモグロビンが不足すると酸素の運搬が十分に行われないため、貧血状態になる
- つまり貧血マン的にはこれが一番大事
- ヘマトクリット
- 平均赤血球容積(MCV)
- 平均赤血球色素量(MCH)
- 平均赤血球色素濃度(MCHC)
- Fe(鉄)
- 血液中の鉄の量
- これが足りないと貧血
- フェリチン精密
- フェリチンは内部に鉄分を貯蔵できる蛋白
- 肝臓・脾臓・心臓など各臓器に存在しているが血液中にも微量だが存在
- 鉄分を細胞内に貯蔵して、トランスフェリンとの間で鉄の交換を行なって血液中の鉄分(血清鉄)の量を維持する
- これが足りない==血液中の鉄分が不足する
検査結果を見れば一目瞭然、鉄欠乏性貧血であることは間違いありません。
ここには載せていない項目はすべて問題なしですので、大きな病気ではなく鉄が足りていないことに起因する貧血であるようです。
ヘモグロビンははかるたびに減っていっているのがすごく気になります。次にはかるときには10[g/dl]を割るんじゃないかというくらい少ないです。泣ける...。
貧血がここまで重いと走るなんてもってのほかだろうなと思うし、タイムなんて出なくて当然だなと改めて思いました。
先日も10マイルや11.5kmを走ってきましたがよくちゃんと完走できたなといまさらですが感心してしまいます。でも今週末に走るハーフは距離が長いのでちょっと心配。大丈夫かな。
いまは病院から処方された鉄剤という薬を飲んでいて、それで少しずつ体内の貯蔵鉄を増やしていこうと試みておりますがどれだけの期間飲み続けなければならないのか?もしくは本当に回復するのか?というところが気になりました。同じような経験をされた方がいないかどうか調べてみたところ、以下の記事を見つけました。
結局即効性のある改善方法は無いということですね。
薬を飲んで食事でも鉄分をしっかり吸収して回復に努めれば、ヘモグロビンは1〜2か月、フェリチンはもう少し長いスパンで見る必要がありますが継続した投薬と食事で回復の見込みも立ちそうだということがわかりホッとしました。この記事はコメント欄も含めてすごく参考になりました。ありがとうございました。
そんなわけで、いまは(1)鉄剤の投与と(2)食事の改善という二つの側面から対策をとっています。
食事についてはマコ*1が全面的に協力してくれていて、いままでは買って食べてたお昼もお弁当を作ってもらうことになりました。朝、晩ごはんも鉄分が多めの食事を作ってくれていて本当に感謝しています。とりあえずこの対策をしばらく続けてみます。
出る大会、出る大会、ワーストタイムを更新するというつらい時期が続いていますが、それでも走れば走るほどタイムが落ちていくけど原因がまったくわからなかったときに比べれば、遅くなった原因がはっきりしている分、いまの方が気持ちはすごく楽に感じます。
タイムがひど過ぎて落ち込むこともありますが、これも一過性のことと割り切って走ることそれ自体を楽しみながら体調の回復を心待ちにしたいと思います。
*1:妻