茨城県結城市で開催された第18回結城シルクカップロードレース に参加してきました

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茨城県結城市で開催された第18回結城シルクカップロードレース に参加してきました。


3年連続3回目の参加です。今回も10kmコースを走ってきました。

タイム

1kmごとのラップです。

距離 時間 合計時間 備考
1km 04:04 00:04:04 スタートロス12秒
2km 03:57 00:08:02 -
3km 03:55 00:11:57 -
4km 03:57 00:15:54 -
5km 04:02 00:19:56 -
6km 03:59 00:23:55 -
7km 03:53 00:27:48 -
8km 03:58 00:31:46 -
9km 03:59 00:35:45 -
10km 03:45 00:39:31 -
タイム種別 タイム
グロスタイム 39分31秒
ネットタイム 39分19秒
平均ストライド(m) 平均ピッチ(歩/分)
1.26[m] 202[歩/分]


合計:10km/00:39:31(3分57秒/km)


種目別では323人中32位、総合では1252中87位でした。


走ってみての感想


[コース図]

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高低差図

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スタート前

スタートブロックは35分以内/40分前後/45分以上に分かれていて、今年は40分前後のところに並びました。
例年は怪我を抱えた出ていたのでいつも最後列からのスタートでしたが、今年は怪我していないどころかとにかく元気だったので思い切って前から走ることにしました。スタート15分前に並んだら40分前後の中でも前のほうに並ぶことができました。


並んでいて気になったのが風。時折強烈な風が吹いてきたのですが、その強さと冷たさに戦慄しました。追い風ならともかく向かい風になったらもう終わりだな...と思わずにはいられないほどでした。並んでいるうちにどんどん風は強くなってきて寒くて震えそうでしたので「早くスタートしてほしい」とそればかり考えていました。


スタート10分前にスタート地点へ向かって移動を開始。とくに何も考えずに移動していたら、自分よりも後ろのほうに並んでた人たちがどんどん抜かしていっていつの間にかかなり後方に並ぶことになっちゃいました。なんてことだ...。スタート地点がわりと遠くてがっかりしたのですが、でも例年よりは前だからまあいいかと諦めました。


そして予定どおり10時45分にスタートしました。


スタート~5km(19:56 [3'59/km])


スタートロスは12秒とちょっと長めでしたが、走り始めるとすぐにそこそこのスピードで流れ始めたのでストレスはそんなに感じなかったです。
走り出した直後は追い風+下り基調ということもあってかなり走りやすくてすぐに想定していたスピードまでペースが上げられました。



今日は最初の5kmを4'00/kmで走り、その後のことは5km地点で決めようということで4'00/kmペースで走り続けます。最近4'00/kmペースはかなり体になじんできていて時計を見なくてもわかるようになってきたので、今日も試しに時計をまったく見ないで走ることにしました。


周囲のペースはあまり気にせず、とにかく体感ペースで走っているとあっという間に1km地点を通過。
この区間は結構な追い風だということはわかっていたので、これがもし向かい風になったらどうなるんだろう...とこのあとのことを考えてかなり怯えていました(笑)


1kmを過ぎて少し走ると右折して工業団地方面へと向かいます。
500mほど走ったら左折し、またすぐ左折してまっすぐ走ったところで2km地点。走る方向が変われば向かい風になるときもあるのですが、この区間は周囲に建物があるおかげなのかそこまで風の強さは感じなくて「このくらいならなんとか走れそう」と思っていました。

さて。このあたりまでくるとペースがぜんぜん違う人はいなくなって大体同じような人が同じようなペースで走っていたのですが、わたしの30mほど前に背中に「40分ペーサー」と書いてある人が走っている人がいました。10kmの大会でペーサー?とびっくりしたのですが、走りながら1kmほど観察してみたら自分が体感ペースで刻んでいる4'00/kmと完全にペースが同じだったので、大会が用意したペーサーだと信じ込んでしまいました。

3km地点のちょっと前あたりから道路はとても広くなり走りやすくなりますが、やはり今回の敵は風です。
走る方向によっては結構強い向かい風になっていて、とくに3.2kmあたりから4.4kmあたりはいい感じに向かい風になっていて走っていてつらい区間でした。走路が広いので走りにくさはないのですが、向かい風がとにかく厳しかったです。ペースは変えていないつもりでしたが、私のペースが少し落ちたのか40分のペーサーには置いて行かれて50mほど離されてしまいました。

ペースには余裕があったので少しペースを上げてペーサーとの距離をもう少し縮めようかとも思ったのですが、できるだけ後半に余力を残しておきたかったのでここはグッと我慢。このあたりは風のせいでペースは上がりませんでしたが、ペースを抑えたおかげで余裕をもって走ることができました。そして向かい風区間では結構な数のランナーが後ろについてわたしを風よけにしていたのですが、いつもならそうされるのが嫌で振り切ろうとしていたと思うのですが、この日に限ってはまったく嫌ではなくむしろ「おれが風よけになって引っ張るから後ろをついてこい」くらい強気な姿勢で走り続けました。

理由はわかりませんが、ペースにすごい余裕があったのが大きかったのかなと思ってます。


そして駐車場になっているキャノンの手前を左折してすぐが5km地点でした。

5km~10km(19:34 [3'48/km])


5kmを通過したタイミングで時計を見ようかと思ったのですが、「おそらく20分ちょうどくらいだろう」と何となくわかっていたのであえて見ることはせずに走り続けます。
タイムを確認する手間なんて大したことないのでちらっとでもいいから確認しようかなと思ったりもしたのですが、先月出た下野天平ラソンでハーフを走ったときに10km地点でタイムを確認したら一気に疲れが出てやる気がなくなったことを思い出したのでここではタイムの確認はしませんでした。タイムがよくても悪くても見ちゃうと意識してしまうので見ないほうがいいんです。


5km地点を過ぎて100mほど走ったら右折し、そこをひたすら直進。直進区間は500mほどなんですがここの向かい風がきつくてかなり参りました。
建物があるので風がさえぎられるのかと思いきや、建物があるおかげでむしろ風が強く流れ込んでいたのかここはかなりの強風っぷりでした。やばい。


ただ、ここにきて前を走っていた40分ペーサーがペースを崩したので、あっという間に追いついてしまいました。
あと3mで追いつけるというところまで迫ったところでふとペーサーの背中を見てみると、40分ペーサーと書かれた右下に小さく「になる」と書いてありました。


「になる」?


最初は「になるさん」という名前なのか?と思ったのですが、追い越してからしばらく考えていたら「40分ペーサーになる」と書いてあったことがわかりました。
つまりあの人は公式なペーサーではなく、ただ背中に「40分のペーサーになる」と書いて走ってただけの人でした(笑)


あまりのくだらなさに思わず吹き出してしまったのですが、ひとまずここまで引っ張ってもらったことに感謝してここからは自分がこのペーサーさんを引っ張るつもりで少しずつペースアップを試みることにしました。


6km地点を過ぎて300mくらい走ったところで左折し、800mほどひたすら直進したら今度は折り返して戻ってきます。
わたしが6.5kmを過ぎたあたりでトップ集団とすれ違ったのでおおよそ1.7kmくらい離されているようです。速いなあ....。


折り返しでややペースが落ちたものの、残り3kmもないと思えばわりとがんばれるものでしてここからはゴールに向けてじょじょにペースを上げていきます。風が強かったためかタイムを見るとこの区間はそこまでペースが上がっていませんが、いいペースで走り続けられました。8kmあたりで今回45分切りを狙っていた会社の元上司とすれ違ったので手を振ってあいさつ。会えてよかった!


残り1.5kmはほぼ追い風区間でしたのでかなり楽に走れて気持ちよかったです。
ラスト500mはインターバルのラスト1本のつもりで全力で走ってゴール。ゴール直前にゴール脇の時計を見たら11時24分台だったので、なんとか40分を切れたようで一安心しました。

まとめ


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ざんねんながら自己ベストとはなりませんでしたが、なんとか40分を切ることができました。
例年、この大会にはいつも怪我を抱えて参加していたのですが今年は無事無傷のままで参加することができました。折り返しやコーナーが多いものの、基本的にはフラットで走りやすいコースという印象がありましたが、たしかにコース自体は走りやすかったのですがこの風にはほんとうに参りました。

それでもこのタイムで走れたわけですから決して走りにくいコースではないと思うし、やっとこのコースを最初から最後まで楽しんで走れたことがとてもうれしかったです。


12月に塩谷町で10km走ったときや1月下野市でハーフを走ったときにも思ったのですが、4'00/kmというペースがかなり自分に身についていてこのペースを自分の感覚だけで維持できるようになりました。決して速すぎず、でもしっかり心肺にも脚にも負担となる速さという位置づけでこのペースを体になじませることができ始めていることにちょっとした喜びを感じます。


今でも思いっきり走れば39分は切れそうな気もするのですが、そこまで無理をしなくてもこのまま練習を積み重ねて底上げできれば今回のような余裕をもった走りをしてもそのくらいのタイムは出せるようになる実感がわいてきました。そのためにも怪我をせずに走り続けつつ、ちゃんとインターバルや距離走といった練習も続けられたらいいなと改めて思いました。


(過去に参加した結城シルクカップロードレース の結果)

大会名 日付 タイム 前回差
第16回結城シルクカップロードレース 2016/02/21 47分14秒 -
第17回結城シルクカップロードレース 2017/02/19 43分35秒 -3分39秒
第18回結城シルクカップロードレース 2018/02/18 39分31秒 -4分4秒

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