人生2度目のボランティアは柴又100kで

今日は茨城県五霞町で柴又100kのボランティアをしてきました。
朝は7時前に出て自宅を出て現地に着いたのは8時20分くらい。予定では8時45分集合でしたが、着くと既に早く着いた人たちが作業していたので、そちらに合流してすぐに作業を始めました。


f:id:itotto:20180603082116j:plain


トップランナーは9時30分くらいに通るという話だったのでそれに向けて準備をすすめるとあっという間に準備は終わってしまいました。

f:id:itotto:20180603090929j:plain


9時30分過ぎまでトップランナーが来るのを皆で待ちます。


さて。今日は朝からめちゃくちゃ暑かったのですが、9時を過ぎた時点でだいぶ日差しが強くなっていました。この時点でもう暑かったし、その後もっと暑くなるであろうことを感じました。これはやばいぞ...。


トップのランナーが第18給水所を通過したのは9時40分ちょっと前。ざっと計算するとキロ4分30秒を超えるくらいだったのでこの暑さがだいぶ堪えていることがうかがえました。暑さもそうですが、日差しを遮るもののないこのコースは今日のような晴天には向いていません。トップの二人からして既に疲れ気味だったのでこのあとに続く人たちはどうなるんだろう...と思っていたのですが、その後来る人たちはやはりみな暑さにぐったりしていてまだ中間点前であることを忘れそうになるほどでした。


10時を過ぎたあたりから人がたくさんやってきて水やバナナの準備に忙殺され始めたのですが、10時20分くらいに今回唯一ゼッケンを教えてもらっていたびあーさんを見つけてなんとか声をかけることができました。ここに来るまでに転んでしまったということで流血していてかなり心配でしたが、元気そうに折り返しに向けて旅立っていきました。

復路もこの給水所を通る(55km地点)のでそちらを通ったときにも声をかけようと思っていたのですが、そこから給水所は鬼のように忙しくなってしまって10時から13時までの記憶がほとんどありません(笑) この3時間は水汲み+コップとバナナ並べロボットになってひたすらその作業を繰り返しました。もう暑くてフラフラだったし、何よりも腰が痛かったです。

思ってたより相当過酷!(笑)


気付くと時刻は13時になっていて、往路側を通る人はだいぶ少なくなっていました。
現場担当の方に聞くと予定では往路側の最終ランナーは14時くらいになるということだったのですが、結局最終ランナーが通ったのは14時30分ちょっと前でした。やはり今年の暑さは別格だったようです。


14時を過ぎたところで交代でお昼ご飯を食べ、最終ランナー通過後は往路側の給水所を撤収。
そして復路側の給水所へと移り、最終ランナーの通過する16時30分まで作業をしてました。朝の8時30分~16時30分まで8時間ほぼ立ちっぱなしでした。ここしばらく走ってなかったのでこんなに長時間足を使ったのはひさしぶりでめちゃくちゃ疲れたし、ものすごく日焼けしました(笑)

今回ウルトラマラソンのボランティアをしてみて思ったのは、「ウルトラマラソンはランナーにとっても過酷だけどボランティアにとっても過酷」ということでした。
今日は折り返し付近の給水所だったのでまだ拘束時間が短かったのですが、もう少しスタート/ゴールに近い場所だと待つ時間が長くて大変だろうなと思いました。頭では「大変なんだろうな」というのは分かっていましたが、実際にやってみると想像のはるか上の厳しさでした。


そしてもうひとつ感じたのは「100kmは楽しそう」ということでした。
トップランナーから最終ランナーまで全員を見送ってみて思ったのは、速い人には速い人のつらく感じるポイントがあるし、遅い人には遅い人なりの楽しみ方があるということでした。当たり前のことなんですが、今日のこの暑さはウルトラマラソン歴の長い人ほど苦しんだなという印象を受けたことでなおさらそう感じました。先頭を走る人たちほど早々に暑さで心が折れてたし、後ろの方を走っている人たちほど最後まであきらめずに懸命に走ろうとしていました。言い換えればその先のつらさを知っているからこそ諦めてしまうこともあれば、知らないからこそ挑戦できることもあるんだなというのが今日見ていて感じたことでした。

そしてひさしぶりに100km走りたいなと思いました。


そんなわけで1年ぶりくらいにめちゃくちゃ日焼けをして真っ黒になっています(笑)
本当に楽しい一日でした。

f:id:itotto:20180603083219j:plain