読めなくなった本

今日は定時で帰って走りに行こうと思ったのですが、18時の時点ではものすごい勢いで雨が降っていてすぐには帰れず。仕方ないので雨が止むまで待って帰途につきました。
18時半には雨が止んで19時には帰宅できたのでそこからすぐに走りに行ってきました。


今日は5'00/kmのペース走の予定で走り出したのですが思いのほか脚が軽かったのでちょっとペースを上げて走ってきました。


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先週の土曜日以降走ってなくて脚がめちゃくちゃ軽かったのでいいペースで走れました。


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雨で路面がつるつる滑ってなければもうちょっといいペースで走れそうでしたが、気温が低くて走りやすかったので気分はとてもよかったです。


今日でやっと今月200kmを超えました。走る頻度と距離は着々と減ってるなあ...。


さて。さいきんは暇を見つけて小説を読んでいたのですが、すごく嫌な人が出てくる話が読んでいられなくて何冊か途中で読むのを止めてしまいました。
すごくムカつくおっさんとか嫌味を言ってくるおばさん程度の嫌な人であればぜんぜん平気なんですが、もっとこう救いようのない感じの純粋な悪意の塊みたいな人が出てくると気が重くなって読み進められなくなります。


たとえば伊坂幸太郎さんのマリアビートルという作品には王子という中学生が出てくるのですが、まさに「THE 嫌な奴」という感じでもうダメでした。


マリアビートル (角川文庫)

マリアビートル (角川文庫)


とても頭がよくて常に全体を俯瞰して物事を考えられる王子くんは自分の能力が高いことにも自覚的で常に自分がもっとも影響を与えられるような行動を選択して周囲をうまく動かそうとします。自分がやりたいと思ったことは何を踏みにじってでもやりとおすし、そしてそれが罪に問われることであってもうまく逃げる狡知な面も併せ持っています。とにかくもう最低でムカつくし、こういう人が世の中にいると思うだけですごく嫌な気分になってもう本が読めなくなっちゃいました。


ほんとうはこのマリアビートルの続編であるAXを読む前の復習として読もうと思ったのですが、こんな感じであえなく撃沈しました。既に2回以上読んだことがある本なので以前は普通に読めたはずなんですが、いまはもうまったく読めません。メンタルが弱ってるからなのかな....。マリアビートルは諦めてAXを読みます。