群馬県前橋市で開催された第41回あかぎ大沼・白樺マラソンに参加してきました


群馬県前橋市で開催された第41回あかぎ大沼・白樺マラソンに参加してきました。


www.akagimarathon.jp


今回は大沼4周(20km)コースに参加してきました。

結果


手元の時計で測ったネットタイムです。

(サマリー[5km])

距離 タイム 累計タイム
-5km 24:54(4:59/km) 00:24:54
-10km 25:31(5:06/km) 00:50:25
-15km 25:52(5:10/km) 01:16:17
-20km 25:43(5:08/km) 01:42:00
タイム種別 タイム
グロスタイム 1時間42分00秒
ネットタイム 1時間42分00秒
平均ストライド(m) 平均ピッチ(歩/分)
1.01[m] 196[歩/分]


合計:20km/01:42:00(5分12秒/km)


男子40-59歳で217人中71位でした。


結果の分析


まずはコースと高低差図です。


コース図


高低差図


赤城山の頂上にある周回5kmの大沼の周りを4周するコースです。高低差があるだろうとは思ってましたが想像以上のアップダウンでした。

スタート前

予定では8:10~受付で8:30スタートというのは知っていたので早めにホテルをあとにして会場には8:00前には到着しました。ところがなんだかんだしているうちにあっという間に8:20を過ぎてしまって受付に到着した時点で8:30を過ぎていました。
とりあえず受付を済ませてスタートに移動すると同じ時間にスタート予定の人たち(ゼッケンの色が同じ紫なので分かる)が2列になって並んでいました。どうやら8:30~スタートはスタートなんですが、2人ずつのウェーブスタートになっているらしくまだ全員が走りだしていなくて何とか間に合ったようでした。よかったー。とりあえず最後尾に並んでなんとか予定遅滞なくスタートを切ることができました。

気温は25度くらいでときどき小雨という悪くないコンディションでした。

スタート~ゴール

ウェーブスタートなので当然スタートロスはなく気持ちよく走りだすことができました。
いっしょにスタートした人とはペースが合わなくてすぐに一人旅になりましたが、前を走る人はたくさんいたのでそういう人たちの背中を追いかけながら走ることにしました。

周回5kmのコースは小刻みにアップダウンがあったのですが、基本的にテンポよく走れるくらいの気持ちのいいアップダウンだったのですごく走りやすく感じるところが多かったです。ただ、その中にあって厳しめの坂が2か所ありました。

ひとつめは赤城神社の手前から始まる坂でもうひとつは青木旅館を過ぎた先にある坂です。

ひとつめの坂は斜度はそこまで厳しすぎるというほどでもないのですがちょっと距離が長めなので上り切る直前くらいになると結構疲れ切ってしまって余裕がまったくなくなります。3周回目まではわりと余裕をもってのぼれたのですが最後の周回だけはもう呼吸が続かなくてふらふらでした。
ふたつめの坂は2段階になっていてどちらもそこそこ厳しい坂なのですが、とくに2段目が厳しくてほんとうにつらかったです。たぶんこの坂はキロ6分超えてた気がしますし、最後の周回は立ち止まってしまいました。めちゃくちゃつらかった...。ここを上り切ればスタート・ゴール地点までは下り基調なんですが直前のこの坂がきつすぎたせいでまったくペースを上げられなかった記憶しかありませんでした。

そんなすごくつらかった坂が印象的なコースなんですが、3km-4kmあたりの大沼が良く見えるところはほんとうに眺めはすばらしくてひさしぶりに自然の景観を見て感動しちゃいました。スマートフォンは持って走ってたので写真を撮りたかったのですが気持ちと心肺に余裕がなくて撮れませんでした。


というわけでそんなコースを4周回してきました。

1周目はコースの様子見がてらかなり軽めに走ったのですが、走りだして1kmくらいであまりタイムはよくなさそうだなという予感はしたものの無理にペースを上げなくても95分くらいで走れるんじゃないかと思って走っていました。ところが2つめの坂で一気に体力と脚を削られてしまいゲームオーバー。あと3回もこの坂をのぼらないといけないのか...と1周目にして心をへし折られました。かんぜんに榛名湖のときと同じパターンです(笑)

2周目はずっと2つめの坂のことばかりを考えながら走りました。あそこをどうやって走ればいいのかだけを考えながら走っていたのですが、結局いいアイディアは何もわいてこなくて1周目と同様にボロボロにされてしまいました。坂道を走り切れずに思いっきりペースを落としてしまったときの敗北感...。

3周目に入ったあたりから速い人にバンバン抜かれることが増えたのですがこんな坂なのにあんなに速く走れるの?と思う人ばかりでびっくりしました。2つめの坂のことを考えながら走っていると3km付近で30分遅れでスタートした(20kmの別の組でした)弟を見かけたので声を掛けました。弟はまだ2周目でしたがだいぶ疲れがたまっていてかなりつらそうでした。普段は坂道なんて走ってなさそうなのでこういうコースはたぶんめちゃくちゃ苦手だと思うんですが、そもそもここで走りたいと言い出したのは弟なので「ちゃんと完走しろよ!」と言い残して先に進むことにしました。そんな偉そうなことを言っておきながら2つめの坂ではまたもや大幅にペースダウンをしちゃいました。

そして念願のラスト4周目。またあの坂を上らないといけないのか...という絶望的な気持ちをこれでおしまいだ!というたかぶる気持ちで相殺して自分を奮い立たせて走ってきました。最後の坂でついに立ち止まってしまいましたが、沿道で応援してくれてる人たちやスタッフの方々にお礼を言いながら気持ちよく最後の周回を走ってきました。


まとめ

走り終えた瞬間は達成感でいっぱいでしたが呼吸が落ち着くにつれてあまりのタイムのひどさにちょっと落ち込んでしまいました。20kmのレースは過去に3回しか走ったことがないのですがどれも厳しいコースでタイムはまったくよくないのですが、そのよくないタイムの中でもダントツでワーストのタイムでした。4年前に故障明けにろくに距離も踏めないまま走った田沢湖よりも10分遅かったのはさすがにショックでした。ちゃんと練習してないので当然の結果とは言え自分的にはかなり残念な結果になってしまいましたが、弟も3周終えたところでリタイアということでこちらも残念な結果となってしまいました。兄弟そろって...。

弟からは「1年練習するから来年リベンジしたい」みたいなことを言われたのですが、自分はもう来年はいいかな...w


そんなわけでトータルでは残念な結果となってしまいましたが、大会自体は非常によくて楽しかったです。
気温が低いから走りやすいし風景もいいし参加者も少ないから走りやすいし全体的にはかなりよかったと思います。会場が山の上にあるので移動が大変だとか(朝からものすごい山道を運転するのはつらい)、駐車場があまり多くないので停めるのが大変とか朝早いから起きるのがつらいとかいろいろとありますが、それらを乗り越えてでも参加する価値は十分ある大会だと思います。もし万が一来年も参加することになるのであれば、コース沿線にあった青木旅館に前泊して参加しようと思います。

というわけでマラソン大会自体もよかった(結果以外)のですが、弟と二人で泊りがけでどこかに出かけるというのもすごく新鮮で楽しかったです。
こういうお出かけはひさしぶり...と書こうと思って気付いたのですが、弟と二人で泊りがけで出かけるのって実は今回が初めてだったような気がします。栃木に遊びにきて自分の家族といっしょにどこかに行ったりすることは何度かありましたが二人で泊りがけでどこかに行くというのは今までなかったと思います。マラソン大会に参加するという趣味でもなければこういう機会もなかったのかも知れないなと思うと走ってよかったなーとひさしぶりに思ったのでした。

とても楽しい2日間だったし思い出に残る大会でした。


(過去に参加した20kmマラソンの結果)

大会名 日付 タイム 前回差
第27回しろいし蔵王高原ラソン 2013/09/15 1時間35分13秒 -
第35回甘楽さくらマラソン 2018/04/15 1時間26分28秒 -8分45秒
第33回田沢湖ラソン 2018/09/16 1時間32分27秒 +5分59秒
第41回あかぎ大沼・白樺マラソン 2022/08/28 1時間42分00秒 +9分33秒


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