栃木県大田原市で開催された第50回芭蕉の里くろばねマラソンに参加してきました


栃木県大田原市で開催された第50回芭蕉の里くろばねマラソンに参加してきました。


今回初参加ですが10kmコースを走ってきました。

タイム

1kmごとのタイム。


タイム種別 タイム
グロスタイム 44分14秒
ネットタイム 44分07秒
平均ストライド(cm) 平均ピッチ(歩/分)
1.15[m] 196[歩/分]


合計:10km/00:44:07(4分26秒/km)


種目別では254人中44位でした。

走ってみての感想

[コース図]


高低差図

スタート前

スタート前にアップジョグとしてコースを軽く走ってみました。

スタート付近から走り始めて1.5km地点あたりまで走って戻ってきました。走ってみた感想としてはアップダウンしかないなという感じでした。最初の100-200mくらいは上りでしたがそこから1.5kmまではずっと下りでした。そこで折り返して帰ってきたのでつまり帰りはその逆でずっと上り。アップダウンが多いとは聞いていたのですが、アップジョブを終えた時点でかなり厳しそうな予感がしました。怖いなあ...。

走り終えたら集合場所へと移動してスタートを待ち、予定どおり9時30分スタートで走ってきました。

最初の折り返しまで(スタート~4.5km)

スタートロスは5秒弱でした。今回は参加者が300人くらいとかなり少ないと聞いていたのでそんなに張り切って前には並びませんでしたが人数が少ないおかげでそんなにスタートまで時間がかかりませんでした。
走路もそんなに広くはなかったのですが前の方に遅い人がいなかったのでスムーズに走りだすことができました。


走り出して100mほどで上り坂が始まり、200mほどで下りへと転じます。このあたりはアップジョブで走ったところだったのでアップダウンに慌てることなく走れました。
さて。今回はどのくらいのペースで走ろうか迷ったのですが、今日は4'30/kmくらいで無理なく走ることにしました。数日前に練習で10kmを走ったときに42:30(4'15/kmペース)で淡々と走ることができたので少なくともそのくらいのペースで走ろうかと思っていたのですが、何となくそのくらいのペースで走ってしまうと調子にのって4'00/kmくらいまで上げてしまいそうだったので4'30/kmくらいで走ることにしました。自分はあまりジンクスとかを気にする方ではないと思っているのですが、いままで12月の10kmレースでいいタイム(40分以内)を出したときは毎回怪我をしているので今回はちょっとペースは上げないことにしました。先日の那珂川町のハーフは4'30/kmで無理なく走れたのでだったら10kmも無理なく走れるだろうというもくろみです。

というわけで下りになっても調子にのらずに4'30/kmペース(体感)で走り続けます。案の定、下りは結構な人に追い越されました。

アップジョグで折り返した1.5km付近を過ぎてもう少し下るとT字路に差し掛かりそこを左折します。
左折したところで下りは終わり、ここからはひたすらフラットな(に見える)田舎道が続きます。普段の大会なら10kmはペースが速いので風景を楽しむ余裕がなかなか持てないのですが、今日はそこまで速くないからなのか黒羽の風景を楽しみながら走ることができてどんどんテンションが上がってきます。テンションが上がるとペースも上がりそうになるので、定期的に気持ちを静めてペースも抑えて走り続けました。沿道にはポツポツと応援してくれている地元の方々がいたので手を振ったりお礼を言ったりしながら走っていたのですが、走っているうちにちょっと困ったことが出てきました。

今回は朝からめちゃくちゃ寒かったのでウェストウォーマーを付けて走ったのですが、これとハーフパンツの素材の相性がよくなかったのかどちらもずれてしまって油断するとウェストウォーマーは上にあがってきてハーフパンツは下に下がってお腹がさらけ出されそうになってしまいました。お腹を冷やさないように着込んでるのに...。仕方ないので定期的にずれを直しながら走っていたのですが、走りながら直していたせいなのか手袋をつけたまま直したせいなのかどんどんずれるペースが上がってきて直す間隔が短くなってきていました。最終的には500mくらい間隔で直していたのでめちゃくちゃめんどくさかったし、後ろを走ってる人とからは「あいつ何してるんだ...」と思われてたんじゃないかと気が気ではありませんでした。いつも履いているハーフパンツではそんなことはないので大会用の薄手のハーフパンツがよくなかったのかも。これはちょっと参りました。

そんな悩みを抱えつつも、それでも全力で走らなくてもいいというのはほんとうに楽でよかったです。

そして4kmちょっと手前あたりで折り返してくる選手たちが見え始めました。折り返しは5kmを過ぎてからだと思っていたのですがそうではなかったようで4.5kmくらいに折り返しがありました。ここまで走ったところで「あれ?アップダウンなんてぜんぜんないぞ」ということに気付きました。

最初の折り返しから2つ目の折り返しまで(4.5km~7.5km)

折り返してしばらく走るとコースが下り基調になっていることに気付きました。
気付いていなかったのですが序盤は緩く上り基調だったようです。ぜんぜん気付かなかった...。明らかに上ったり下ったりしているときはペースの変化にも敏感でいられるのですが、こういう緩いアップダウンだとペースの変化に気付けないこともあるのでかなり危ないです。下りだからといってペースが上がらないように注意しようと気を付けることにしました(結局後半は少し上がってましたが...)。最初の折り返しまでくるとランナーもだいぶばらけてしまって前を走るランナーもだいぶ遠くて追いかける気にもならなかったので淡々と自分の好きなペースで走り続けることができました。

この大会は距離表記がまったくない(正確にはラスト1kmだけしかない)ので正確なところは分からなかったのですが、走ってる途中から「このまま来た道を帰ったら距離が足りないのでは?」ということが気になっていました。折り返しが4.5kmくらいだったのでその時点で500m足りてません。往復分だと1km足りないのでどこかで距離調整があるのでは?と思いながら走っていたのですがやはり調整がありました。1.7km付近にあったT字路を右折すればスタート方面へと戻るのですが、そこを右折せずに直進して少し走ったら折り返し戻ってきてT字路を左折してスタート方面へと戻るというコースになっていました。

この調整の部分がちょっとした坂になっていてなかなかいい刺激になりました。というかここまでほとんど上り坂がなくて事前に聞いてた話と違い過ぎました。めちゃくちゃ厳しいコースだと言ったのは誰だよ...。

2つ目の折り返しからゴールまで(7.5km~ゴール)


折り返し地点が坂の上で折り返すと下りでした。下りは気持ちよく走り、調整部分を終えてT字路を左折して少し走るとここから1kmくらいは上りになります。1kmで50mなのでそこまで厳しい坂でもないのですが、ここまでほぼフラットだったせいか急に坂を上らされているようで結構厳しかったです。ここまでずっとダラダラ走っていたので余計つらく感じました。
せっかくなのでこの坂くらいはペースを上げて負荷をかけて走ってみようということでここからゴールまではちょっとペースを上げて走ってみました。昔はこういう坂が大好きでしたがいまはもうぜんぜんですね...。坂道が憎くて仕方なかったです(笑)

坂を上り切ったらあとは下って陸上競技場へ向かうだけなのでペースはそこそこを維持してゴールへと向かいました。

まとめ


# 大田原マラソンの残骸

くろばねマラソンは今回が第50回とあるとおり、かなり昔から開催されている大会で自分も大会の存在だけはかなり前から知っていましたがいままで参加したことがありませんでした。というのもこの大会はインターネットでの申し込みができない大会で直接申し込みをしないと参加できない大会だったのです。
たしか一昨年だかそのくらいからインターネットからの申し込みができるようになったので参加したいと思いつつ、コロナ禍ということもあって参加できずにいましたが今回念願かなってやっと参加することができました。朝は死ぬほど寒かったし眠かったけど参加してよかったです。めちゃくちゃ楽しかったです。来年は大田原マラソンも再開されるはずなので、11月は大田原マラソン、12月はくろばねマラソンの大田原三昧も悪くないなという気がしています。