潮来市で開催された水郷県民の森4時間耐久リレーマラソンに参加してきました



茨城県潮来市で開催された「第二回水郷県民の森4時間耐久リレーマラソン」に参加してきました。



3月に佐野市で参加した6時間耐久マラソン以来、3か月ぶりの耐久マラソンです。
前回はひどい目にあったのでそのリベンジのつもりで参加してきました。

結果

以下、手元の時計で測ったネットタイムです。


ちょっとぼやけてしまっていますが、目標だった21周は無事クリアして計22週してきました。
このコースは1周2.1kmだそうですから46.2kmを走った計算になります。


順位はソロ総合で60人中14位、39歳以下では6位でした。


結果の分析

まずコースについてですが、全体的にはさほど厳しくもなく走りやすいコースでした。

本当は3月の佐野6時間耐久マラソンのときのように写真を撮ってまとめたかったのですが、当日は小雨が降りすさぶあいにくの天候でしてとてもそんな余裕もなく、コースも一周2.1kmと本番前にカメラ片手に走るにはちょっと気が引ける長さでしたので本番前の試走もしませんでした。

コースの概要ですが、スタートから100mほど走るといきなり下りの急坂になります。具体的な斜度は分かりませんが、スピードを落とそうとするのも辛く感じるほど厳しい下りでした。この下りが100mほどで終わり、左へと曲がるとすぐに今度は緩い上り坂へと突入します。

上りの斜度は大したことがなくおそらく4〜5%程度ではなかったかと思うのですが、距離がちょっと長くて500mほどダラダラと続いていました。この上りは最初の10周はぜんぜん辛いと感じなかったのですが、15周目以降はグッと足にこたえる感じでそれなりに負担に感じました。

2時間を超えたあたりから歩いている人が目立つようになったことを思うと、この坂が鬼門になった人はわりと多いのかも知れません。

そして坂を上りきったところで左に曲がるとしばらく平坦な道が続きます。この平坦な道路は上りで疲れた足を休ませるのに最適でしたが、公園を取り巻く木々と大きな工場に挟まれているためなのか風の通りが異様に悪くてコース内でもっとも暑く感じる部分でもありました。途中、雨が降ったときはまだよかったのですが、日差しが出たときには蒸し暑さで気持ち悪くなってしまうこともありました。


直線かつ平坦な道路を走り抜け、その先を左、左と続けて曲がってスタート地点の公園内へ入って行くと200mほどの傾斜のかなり緩い坂道になります。ここが坂道だというのは20周目くらいまで気づかなかったくらいかなり緩い坂道でして、風通しもよいこともあって非常に走りやすいと感じました。ここで疲労抜き。


そこから1kmほどは公園内を走ってスタートに戻るのですが、アップダウンも少なく(まったくないわけではないです)とても走りやすかったです。道が狭いのがちょっと難だったくらいで、でも気持ちよく走れるコースでした。


と、ざっくりとコースをまとめてみましたが、上で書いたとおりわりと走りやすくはありましたが楽なコースというわけではなかったです。
前回の6時間耐久の会場である佐野市運動公園の1周1.4kmのコースと比べると上りも下りも多かったですし、相対的には厳しいコースだったんじゃないかと思います。


さて。

改めて今回のタイムを眺めてみると、13周目までは4:45〜5:00/kmとかなり調子よく走っていてふだんのランニングよりは遅いもののペースとしては決して悪くないペースで走ることができています。ところが14周目から一気にタイムを崩していていることが見てとれます。14週目というのは距離にすると28kmを超えたあたりに該当するのですが、これは4月のフルマラソンでも同じ傾向が出ていて30kmを前にしてスピードが大幅にダウンしていました。

走っている時は30kmの壁のような辛さは感じていなかったのですが実際にはペースを維持できない状態におちいっていたのだと思いますし、おそらくこの28kmという距離がいまのわたしにとって普段どおりのペースで走れなくなる壁になっているんだと理解しました。


なぜこのくらいから走れなくなるのかといえば、単に走力不足なんだと思います。長距離を走る力が足りないだけです。

わたしは普段の練習では20km以上はまず走らないですし、フルや耐久マラソン前にも30km走を走ったりしません。とにかく長距離を走るという習慣がなくて、概ねハーフくらいまでの距離を気持ちよく走れるための練習ばかりしているのです。


とは言え、フルでそれなりのタイムで完走できるようになりたいと考えている以上、この壁はさっさと破らなければならないとも思っています。少なくとも42kmを最初から最後まで同じペースで走れるようになりたいので、まずはそのための練習を始めようと思います。

具体的には30km走を定期的に行うか日常的にLSDをするかだと思いますが、前にアップダウン対策をしたときのように今度は長距離を走れるようになることを主目的とした練習を心掛けようと思います。

まとめ


今回の耐久マラソンでは4月のフルマラソンとほぼ同じペースで走ることが出来ました。

コースの難しさを考慮すればわりと走れた方ではないかと思うし、4時間をとおして歩くことなく走りとおせたことはすごく大きな自信になりました。いまさらサブ4で喜ぶつもりはありませんしタイムには不満はありますが、フルマラソン完走賞として米をもらえたことはとても嬉しかったです。先週の鳥海ブルーライン登山マラソンでも米をいただいたのですが、こうやって走って米をもらうと何だか出稼ぎに来ているような気分になります(笑)


そういえば今回の耐久マラソンでは46.2kmを走りましたが、じつは前回3月に参加した6時間耐久マラソンで走った距離もまったく同じ46.2kmです。コースが違うのでまったく同列に並べて比較することは出来ませんが、あのときよりは満足のいく結果だったことは間違いありません。歩かなかったし、何よりも最後まで楽しく走ることができました。あの頃よりは少しは走れるようになってるような気がします。


4時間走り続けるのはそれなりに大変ではありましたが、でも自分のいまの力を見極めるよい機会になりましたし、たいへん楽しい大会でした。


(過去に参加した耐久マラソンの結果)

大会名 日付 走行距離
さの6時間耐久リレー&マラソン 2013/03/10 46.2km@6時間
水郷県民の森4時間耐久リレーマラソン 2013/06/16 46.2km@4時間


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