福島県大玉村で開催された第36回あだたら健康マラソンに参加してきました。今回初参加ですが5kmを走ってきました。
結果
以下、手元の時計で測ったネットタイムです。
距離 | 時間 | 合計時間 | 備考 |
---|---|---|---|
1km | 04:23 | 00:04:18 | スタートロス1秒 |
2km | 04:44 | 00:09:08 | - |
3km | 04:45 | 00:13:53 | - |
4km | 04:33 | 00:18:26 | - |
5km | 03:59 | 00:22:25 | - |
タイム種別 | タイム |
---|---|
グロスタイム | 22分25秒 |
ネットタイム | 22分24秒 |
平均ストライド(m) | 平均ピッチ(歩/分) |
---|---|
1.15[m] | 192[歩/分] |
合計:5km/22:25(4分29秒/km)
順位は種目別で41人中17位でした。
結果の分析
(コース図)
(高低差図)
スタート前
5kmは最初から全力で走らないといけないので本番前はジョグをしました。
9時の時点でだいぶ暑かったのでそんなに長い距離は走れませんでしたがウォームアップとしてはちょうどいい感じでした。
天気がいいから眺めも最高によくて気持ちよく走れました。
スタート20分前に集合場所に行くとなんとゼッケン番号を読み上げて点呼をとっていました。点呼をとるなんて鳥海山以外だとほぼ記憶になくてめちゃくちゃテンションが上がったところで予定どおり10:30にスタートしました。
スタート~ゴール
今回は参加者の人数も少なかったので体感的には最前列でのスタートとなんら変わりない走りだしとなりました。スタートロスはほぼなしです。
さて。今日はスタートする前から走るペースについて考えていました。最後に5kmの大会で走ったのがいつなのかまったく思い出せないくらい前でよくわからなかったし、そもそも最近(ここ1年くらい)は普段の練習でも5'00/kmより速いペースで走ることはほぼなかったのでどのくらいのペースで走れるのかすらまったく予想ができませんでした。ちなみに帰ってきてから最後に参加した5kmの大会を調べたら2020年2月のつくばが最後でしたので4年半ぶりの5kmだったようです。とりあえず最初の1kmは様子見、2-4kmは無理のないペースを見定めて走る、そしてラスト1kmは頑張るという作戦(と言えるほどのものでもないのですが)でいくことにしました。25分(5'00/km)を超えることはさすがにないだろうとは思っていましたが、暑さで倒れることだけはしないように気を付けてペースメイクをすることにしました。
最初の1kmはフラットで走りやすい上に周囲も速かったので引っ張られてペースが上がってしまいました(4'23/km)。
1kmを過ぎたあたりから徐々に上り基調になったため、次の1kmは自然とペースは落ちてしまいました(4'44/km)。ただ、坂と言ってもぜんぜん大した坂ではなかったのでペースを上げようと思えば上げられたのですがまだ序盤なので無理はしないでおこうということで淡々と走れるペースを維持しました(どこまで上りが続くか分からなかったし)。
距離表記がまったくないので自分のGARMINだけが頼りでしたが、2kmを過ぎてしばらくすると中間地点の記載がありました。中間点を過ぎると折り返しというか上りではなくなったのでだいぶ楽になったのですがまた上りがないとも限らなかったので次の1kmもあまりペースは上げずに走りました(4'43/km)。中間点を過ぎてからは木陰があって日差しを避けられる区間も出てきたのでだいぶ走りやすくなりました。
3kmを過ぎてもちょいちょいアップダウンはあったのですが、方角的にあとは下り基調になるはずなのでちょっとずつペースを上げてみました(4'33/km)。速い人はもう先に行っていて周りにはペースを落としている人しかいなかったのでとりあえず前にいる人を追いかけて走ってみました。
4kmを過ぎたところで残りはほぼ下り基調だとわかったのでここからは1kmを走り切れるペースまで上げてみました(3'59/km)。最近はペースを上げて走ることがまったくなかったので4'30/kmを超えたくらいでもうだいぶきつかったのですが最後だからがんばろうと決めて前の人を追いかけて何とか目標にしていた人を追い越してからゴールしました。
ペースメイクらしいペースメイクはできませんでしたが、そういえば5kmってこんな感じで「とにかく頑張る」という精神でしか走ったことないなと思い出しました。
まとめ
# 帰る前に駐車場の自販機で買った勝利の美酒
タイムは残念ながら5kmのワーストでしたが、この暑さと最近の調子を考えれば十分すぎるくらいのタイムでした。ラスト1kmは良いペースで走れたし何よりもとてもいい大会だったので走れただけで大満足でした。ただ、今回走ったペースは自分のフルマラソンの自己ベストと同じペースでもあって「さすがにこのペースで42kmを走るのはしばらくは無理そうだな...」と思いました。とりあえず当面はハーフをこのペースで走れるようになるのを目標にしたいところですがそれすらだいぶしんどそうです。まずは11月の柏崎マラソンをそのくらいで走れるようにがんばりたいです。
さて。走った日の日記にも書いたのですが、この大会は去年までは11月に開催していた大会でして今回が初の6月開催となります。
11月は大会自体がとても多い月で出たい大会が多くあるので多少興味がある程度だとなかなか参加するまでにはいたらないことや、福島は11月を過ぎると本格的に寒くなるのでちょっと脚が遠のくということなどさまざまな理由から今まで参加したことがありませんでした。ということでなかなか参加できなかった大会でしたが、6月に移動してくれたおかげでだいぶ気軽に参できるようになったのはとても嬉しかったです。土曜日開催というのも個人的にはとてもありがたいというか、大会前日が平日だというのはそれはそれでちょっと大変なのですがその大変さ以上に大会の翌日が日曜日でのんびりできるというのは評価が高くなるポイントです。
10kmコースがなくなったというのはちょっと残念ですが、今回に限って言えばこの暑い中を10kmも走るのはしんどいので今回は5kmでちょうどよかったなと思っています。
話は少し変わりますが、大玉村のすぐ北には二本松市という市がありますがそこでは7月の第1週に「東和ロードレース」という大会が開催されていました。
「開催されていた」と過去形になっていますが今も大会は開催されています。もともとは最大高低差が 220m の真夏のハーフマラソンという過酷さが売りで各地からたくさんの人が集まる大会でしたが、コロナ禍に中止を数回挟んだあとに規模をかなり縮小して(1)開催時期を11月に変更、(2)ハーフマラソンを無くして最長は10kmになりました。「なんで夏開催をやめてしまったんだろう?」と残念でしたが、今となっては真夏の大会というのはランナーにとっても過酷だけど運営する方にとってもかなり負担が大きくて継続は難しかったんだろうなと想像できます。
そんなわけで夏場に二本松へ行くことはなくなってしまったのですが、この時期の二本松はあじさいがめちゃくちゃきれいで高林寺というあじさいで有名なお寺が東和ロードレースのコース上にあったりします。
# 見えにくいのですが右奥に高林寺の駐車場の看板があります
そんなわけで夏と言えばに二本松!くらいに思っていたので夏にここを走れなくなるのはとても残念でしたが、こうやってまた暑い時期に二本松の近くを走れるというのはすごく嬉しいことだしできればまた来年も大玉村に走りに行きたいなと思ったのでした。大会がなくても二本松で走ればいいんですが、大会じゃないとあの急坂はのぼれません。正気じゃ走れないです。