福島県浅川町で開催された第27回花火の里浅川ロードレース に参加してきました

福島県浅川町で開催された第27回花火の里浅川ロードレース に参加してきました。


6年ぶり2回目の参加です。今回も10kmコースを走ってきました。

タイム


タイム種別 タイム
グロスタイム 51分36秒
ネットタイム 51分35秒
平均ストライド(m) 平均ピッチ(歩/分)
1.01[m] 190[歩/分]


合計:10km/00:51:35(5分08秒/km)


種目別では40歳代で129人中81位、総合では504人中274位でした。

コース

コースは性格ですが高低差図はちょっとずれてる気がします。

[コース図]


高低差図


スタート前

走る前にウォームアップしたかったのでスタート前に会場周辺を15分ほど走りました。

お祭り騒ぎで町全体が浮足立っているようなそんな楽しい空気がとても楽しくて走っていてめちゃくちゃ楽しかったです。

あとは会場内をうろうろしたり早めに集合場所に移動してスタート前の空気を満喫して過ごしました。

スタート~ゴール

予定どおり10時にスタート。スタートロスは1秒でした。
今回はタイムはいっさい狙ってなかったので後ろのほうからのスタートでもよかったのですが、張り切って集合場所に早く移動してしまったために比較的前の方から走りだすことになりました。

さて。今年の3月から6月までは不調でまったく走れなくてランニングを再開したのは6月に入ってからでした。走れる距離ものびず、速くも走れずといった感じでしばらく走っていたのですが、大会の一週間前にやっと10kmを走ることができました。

こんなペースですが当日は給水を入れつつなんとか走り切った感じだったので大会もこのくらいのペースで走れるか怪しいなと思っていました。
というわけでとりあえず今日は60分を超えないようにしたいなと思って走りました。ただ、下手に時計を見てペースを確認すると遅かったときに焦りそうだったので今日も時計は見ずに走ることにしました。1kmくらいまでは追い越されることが多くて「もしかしてペースめっちゃ遅い?」なんて思ったりしたのですが、1kmを過ぎたあたりから周囲とペースが変わらなくなったのであまり気にせずに走ることができました。

改めてコースについてですが、スタートから2kmくらいはスタート・ゴールのある町役場前の広場を中心とした町の中心部を走り、あとは6km地点を折り返しとするほぼ「行って来て」のコースになっていてとくに2km以降は町の中心部からは外れて田んぼの中を通るのどかな道路を走る気持ちの良いコースです。

スタートから2kmまでは沿道の応援がめちゃくちゃ多くて楽しそう応援してもらうと歓迎していただいているのが嬉しくなる区間でした。

2kmを過ぎるとだいぶ応援は減りますがそれでも民家の近くを通ったりすると家から出て応援してくれている方がたくさんいてこれまたテンションが上がります。日差しもかなりあって結構暑かったのですがみんな笑顔で応援してくれているのが嬉しくてがんばって走ろうという気持ちになりました。手を振り返したりありがとうございますと返すとさらに応援を返してくれたりしてほんとうにありがたいというか嬉しかったです。

そんなわけで沿道の応援には終始メンタル面で栄養を与え続けてもらったのですが、精神的な面での支えは十分あっても肉体的な疲れがなくなるわけではもちろんなくて走り続ければ続けただけ疲れは貯まります。スタート直後に周囲のペースに引っ張られていたようで2kmを過ぎたあたりで既に疲れてしまいペースもどんどん落ちてそうなのは感じていました。走りだす前はタイムは気にしなくてもいいと思っていたものの、いざ走り出すと最下位になったらどうしようとか時間制限に間に合わなかったら嫌だなとかそんなネガティブなことを考えてしまってどうしてもペースを落として楽なペースで走ろうと思えませんでした。もちろん速く走れないので呼吸が苦しいペースとかではないんですが、例えば給水所で立ち止まってのんびり給水するとかそういうことをしたかったけどそれもできませんでした。後ろのほうで走ることに慣れてないというかなんというか...。

というわけでペース自体は速くはないものの、最近のランニングペースよりは速いペースで走り続けました。日差しも強かったです。

それでも沿道の応援とボランティアの方々から声をかけてもらえると嬉しくてがんばっちゃうし、やっぱり公道をこうやって走るのはほんとうに楽しいなと思いながら走りました。生を実感するというのは言い過ぎかもしれませんがいま生きてるんだなということはすごく感じたし、まったく走れなかった3カ月間のことを、もう走れないんだろうなと思って過ごした日々のことを思い出すとこのつらい時間さえもすごく幸せな時間のように感じました。今回は10kmなので1km、1kmと積み重ねていけばほんとうにあっという間で気付けば残り1kmというところまで走っていました。まだ余力もあったのでラストスパートをかけようかと思ったりもしたのですが、せっかくなのでこの楽しい瞬間を長く味わおうと決めてペースは変えずにゴールまで走り切りました。

まとめ


# 黒磯PAでお昼ご飯として食べたチャーシュー麺

完走後は飲み物をもらって完走証をもらって参加賞のTシャツをもらって会場を後にしました。

そうそうこの大会は紙の完走証があってめっちゃ嬉しかったです

紙の完走証ってひさしぶりかも。

というわけで6年ぶりに浅川町で走ってきましたが6月の大会ってこんな感じだったなと思い出す瞬間がとても多かったです。真夏の大会もすごく好きなんですが6月の梅雨のさなかのじめじめとした空気の中で走る大会も悪くないというか、過去に出た6月の大会ってどれも好きな大会ばかりなので楽しかったなとかまた走りたいなという思い出ばかりです。山形の東根さくらんぼや鳥海ブルーライン登山マラソンは初夏の山形を楽しめる良い大会ですし、さくら湖マラソンやこの浅川ロードレースも地元の夏祭り的な空気が最高でたまりません。茨城の潮来でやってた4時間耐久も初夏の風物詩的な感じで毎年参加するのを楽しみにしてました。

ここ数年はコロナ禍ということも6月のマラソン大会にはまったく参加できていませんでしたが今回浅川で走って6月のマラソン大会の良さを改めて思い出しました。これから死ぬほど暑くなる夏に向けた前哨戦、夏の幕開けとしての新しい風物詩として来年もまた浅川に走りにきたいなと思っています。