栃木県那須町で開催されたNAiSU RUN2019に参加してきました

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栃木県那須町で開催されたNAiSU RUN2019に参加してきました。


今年は10kmコースを走ってきました。

タイム

1kmごとのタイム。

距離 タイム 合計タイム 備考
-1km 04:36 04:36 スタートロス4秒
-2km 04:22 08:59 -
-3km 04:31 13:30 -
-4km 04:32 18:02 -
-5km 04:29 22:32 -
-6km 04:17 26:49 -
-7km 04:14 31:03 -
-8km 04:30 35:34 -
-9km 04:28 40:02 -
-10km 04:13 44:16 -
タイム種別 タイム
グロスタイム 44分16秒
ネットタイム 44分12秒
平均ストライド(cm) 平均ピッチ(歩/分)
1.15[m] 197[歩/分]


合計:10km/00:44:16(4分26秒/km)


種目別では92人中13位、総合では190人中27位でした。


走ってみての感想


[コース図]

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高低差図

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予定どおり10:00スタート...の予定でしたがどうやらピストルが鳴らなかったようでして、スターターおよびその周りの人たちが大声でランナーにスタートを促していました(笑)


なんとなく雨の影響で火薬がしけったのかなと思ったのですが、前日の大田原に続いて2日連続で号砲がうまく鳴らないというめずらしいハプニングに見舞われてとてもゆかいな気分でした。こんなこといままでほとんどなかったのに続くときは続くもんです。スタートロスは5秒程度でした。


今回は最後方からスタートしたのですが、人がそもそも多くないので200mも走ると前の人を抜いたりできるくらいに人がばらけました。今日はそんなに速く走るつもりはなかったものの、さすがに6'00/kmとかそういうペースで走ろうとは思っていなかったのでとりあえず無理のないペースで走って前の人を抜きながら走りました。


コースは那須町役場前発着の往復+αのコース。
+αは折り返して戻ってきてからゴールをいったん通り過ぎ、そこから黒田原駅まで走って戻ってくる分です。こういう+αがあるコースとしては日光ハイウェイマラソンがまさにこんな感じのコースでしたが、そこ以外では見たことがなくてわりと珍しいパターンだと思います。折り返し位置をもう少し離れた場所にすれば+αなんていらないのでは...と思ったのですが、道路の規制の関係でそうなったのかな?と思いました。

と、コースの細かい話は置いておいて、ざっくりとしたコースの印象は往路は下り基調で帰りは上り基調という感じでしたのでこの切り口で言えば日光杉並木とすごく似ているなと感じました。コースがやたら日光を彷彿させます。


そんなわけで走り出して1.5kmくらいは下りが続くのですが、この下りがとても走りやすくてついついペースが上がってしまいます。


朝起きた時点では前日の大田原の疲れが色濃く残っていて5'00/kmくらいで走れたらいいなくらいに思っていたのですが、下りにのせられて明らかに想定よりも速いペースで走っていました。怖くてGARMINを見れなかったのですが、1km通過時に思い切って確認すると4'36と出ていました。普段の練習では最初の1kmをこんなペースで走ったことなんてないのになんで...と思いつつ、でも脚に違和感もなく心肺にもまだ余裕があったのでとりあえず無理をしないよう気を付けながら走り続けました。とりあえず時計を見るとペースを気にしすぎちゃうのでここからはタイムを確認せずに走ることにしました。

坂を下りきるとその先は軽いアップダウンが続きますが、ほんとうに緩いアップダウンだったのですごく楽しいなと感じたし、このあたりは紅葉がとてもきれいに見える場所が多かったのでそこを眺めながら走っていたらまったく飽きることがありませんでした。雨がひどかったので足場が悪いとか体が濡れて冷たいという不満はありましたが、でも不思議なくらい疲れは感じなくて楽しく走ることができました。


さらにこの雨の中でもスタッフのみなさんや地元の方々からたくさん声をかけていただきました。今回コースになっている道路は県道211号線という那須町と白河市を結ぶ道路でして沿線に住んでいる方はここを通らないとどこに行けないのでたいへん不便をおかけしたと思うのですが、そんな中でもあんなふうに応援していただけてすごくうれしかったです。


そんな感じでこの区間は走っていてほんとうに楽しかったし、疲れもあまり感じなかったので前の人をどんどん抜きながら走りました。そして抜いて走れば走るほど、わたしの中に「一度追い越した人に追い越し返されたくない」という気持ちがわいてきました。

わたしが走り始めた当初からなのですが、タイムを狙う/狙わないに関わらずハーフマラソン以下の距離を走るときにはいつも「一度追い越した人にはもう追い越されたくない」という気持ちから逃れられません。目の前にいる人のことは追い越したいし追い越した人には二度と追い越し返されなくないと思って走っています。フルマラソン以上の距離を走るときはなるべくペースをキープすることを最優先に考えているせいなのかあまり追い越されても気にならないのですが、短い距離はほんとうにだめで目の前の人との闘いに明け暮れているといっても過言ではありません。


今日は昨日の大田原の疲れもあるだろうから無理はしないぞと思っていたし、だから最初は順位については考えていなかったのですが、2km、3kmと走ってみていつもどおり走れることがわかるとこれまたいつもどおり「誰にも追い抜かれたくない欲」がふつふつとわき出してきました。前に人がいれば追いかけて追い越し、追い越したらもう越されたくないとさらにペースを上げるというループに入ってしまいました。


走りながら「昨日はフルを走ったばかりなんだからこのペースはよくないぞ」と頭では理解しているのですが、どうしても前にいる人を追いかけずにはいられないし後ろの人には追い付かれたくないし結局ペースは上がる一方でした。


一度こうなるともうペースコントロールは無理なので好きなペースで走ることにしました。


4.5kmくらいで折り返してからも小刻みにアップダウンはあるものの、走りにくさを感じるようなものはなくてペースを変えることなく淡々と走り続けます。雨が少し強くなったり風が出てきたりすると寒いなと感じる時があってそこはちょっとつらかったのですが、でもコースはとても走りやすく感じました。


そして7kmを過ぎると9kmまでは上り一辺倒になります。行きはよいよい帰りは怖いの良い例でして、スタート直後に楽をした分のツケをここで払うことになります。ここも斜度は大したことがないのですがひたすらのぼりが続くというシチュエーションはなかなか厳しくて「まだのぼりー?」とちょっと泣き言を言いたくなりました。


坂を上りきるとスタート地点の横をすり抜けてゴール脇を走って黒田原駅方面へと向かいます。いったんゴールをスルーしてから駅まで行って折り返してまたここまで戻ってくるということで、せっかくゴールが見えているのにゴールできないという嫌がらせのようなコースです。もう10kmじゃなくていいからゴールさせてくださいという気持ちを抱えながら黒田原駅へと向かいます。


駅までの道には沿道からたくさんの人が応援してくれていてちょっと元気が出ましたが、駅前で折り返すと20mくらい後ろに2人走っているのが見えてドキッとしました。しかも2人ともかなりペースを上げていて明らかに追い越してやろうみたいな目をしていました。

既に完全に振り切ってきたつもりでしたがだいぶ距離を詰められていたようです。

いま思えばもう追い越されてもいいのでは...とも思うのですが、走っているときは「ここまで誰にも追い越されずに来たのにゴールまであと500mというところで追いつかれるのも悔しすぎる」とそれしか頭になくて結局ここから一気にペースを上げてラストスパートまでかけちゃいました。後ろが気になって仕方なかったのですが、見てしまうと焦っていると思われそうだったので前だけを見て走り続けました。そしてゴール100mくらい前に差し掛かったところで思い切って振り返ると後続をかなり引き離していてもう追い越される心配はなさそうだったので最後はペースを落としてゆっくりとゴールへと駆け込みました。


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# 友人が撮ってくれたゴールの写真

まとめ

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# 参加者にふるまわれたなめこ汁


今回は初のフルマラソンとの連戦で10kmを走ってきました。
当日の朝は起きた時点で結構筋肉痛もあったので「これはちょっと厳しいかな...」なんて思っていたし、会場に着いてもウォームアップもできなくて5'00/kmで走れるかどうかも怪しかったのですがいざスタートしたらいつものランニング以上のペースで走ってしまったので大会に出ればなんとか走れるもんだなと驚きました。


わたしが初めて大田原マラソンに出た2013年は今年と同じで11/23が大田原、11/24がつくばという日程でした。
初めて走った大田原マラソンはほんとうにしんどくて走って戻ってきたらもうフラフラでしたが、同じくらいの時間に戻ってきた50代くらいのおっちゃんが「明日はつくばで走るから今日は流して走った」みたいなことを言いながらへらへらしているのを見て「フルを走った次の日も走るの?」とめちゃくちゃびっくりしたことをおぼえています。

あまりにびっくりしたので6年経ったいまでもこのことをおぼえているんですが(笑)、当時は2日連続でフルを走る人がいることがとても信じられませんでした。そんなおっちゃんを見てこの人ヤバいだろ...と思っていたはずなんですが、気付けば自分もフルマラソンの翌日も大会に出る人になっていてこの6年という月日の長さを感じずにはいられませんでした。


元々は昨年開催された鉄人番付*1が楽しかったので今年も一人鉄人番付をやろうと思ってこの大会への参加を決めたのですが、ほんとうにしんどかった思い出しかない昨年に比べると今年はペースも悪くなかったうえに楽しく走れてすごくいい思い出になりました。


あとはこの大会自体がすごくよかったというか、前半下り基調で後半上り基調で紅葉が楽しめるコースはすばらしかったし、荷物預かりや参加賞の受け渡しなどのストレスのなさも大会の規模もすべてがちょうどいい感じでした。天候がもっとよかったらもう少し会場を見て回れたのでもったいなかったなと思うのですが、それを差し引いてもほんとうに楽しい大会でした。


来年もぜひこの会場、このコースで開催してほしいなと思っています。

*1:大田原マラソンとこの大会の前身である那須高原ハーフを連戦してそのタイムを競うという企画