エイド/給水所ってどのくらいあるのか調べてみた

昨日「11月29日に開催予定の日光ハイウェイマラソンはエイドが35km以降ないみたいだけど大丈夫なの?」ということをブログに書きました。ところが書いてから「じゃあ実際にどのくらいまでエイド/給水所があったらいいのか?」っていう目安が自分の中ではっきりしていないことに気付いたのです。

これは他の大会について調べてみたうえで、自分なりに妥当なラインを見極めておこうと思い立ってまとめることにしました。

大田原マラソン


項目 内容
開催場所 栃木県大田原市
開催時期 11月23日(祝日)開催
参加者数 4,000人
参加費 5,000円
最終給水所 38.7km地点
エイド/給水所 6.5km(水)、9.5km(SP)、10.5km(水)、12.7km(ス)、
14.7km(SP)、15.3km(水)、19.1km(SP)、20km(水)、
24.2km(SP)、24.6km(水)、28km(SP)、28.7km(水)、
30.5km(ス)、34.4km(SP)、34.7km(水)、37.8km(SP)、38.7km(水)
  • (SP)スペシャルドリンク
  • (水):給水所
  • (ス):スポンジ


日光市と同じく栃木県県北に位置する大田原市で開催される「大田原マラソン」。開催日も非常に近く1週間違いです。

ここは制限時間が4時間と比較的厳しいためか、初めてフルを走りますという人よりもサブ4なんて当然レベルの人が多く参加する大会ですので給水所もかなりこまめに配置されています。とくにこの大会はすべてのランナーがスペシャルドリンクを置けるということもあって、給水できる場所がかなり多いのが特徴とも言えます。

ちなみにこの大会の最後の給水所は38.7km地点。

残りの3.5kmは給水所無しというのが厳しいかどうかは議論が分かれそうなところですが、個人的には問題ないんじゃないかなと思います。そう思うもっとも大きな理由は「4時間以内で走りきれる人たちであれば3.5kmは20分以内で走りきれるから」です。給水無しで30分を超えて走るのはつらいですが、20分くらいだったら何とかなるかなと。

さのマラソン


項目 内容
開催場所 栃木県佐野市
開催時期 12月第2週開催
参加者数 2,000人
参加費 4,500円
最終給水所 39km地点?
エイド/給水所 5kmおきに設置


こちらも栃木県内で開催されているマラソン大会です。
制限時間が5時間と厳しめなせいか参加者数はとても少ないようです。わたしも参加したことはありません。

エイドについては「5kmおきに設置」とあるだけで具体的な設置場所まではわかりませんが、ネットで調べると39km地点にあるとの情報がありましたので、おそらく5〜40kmに5km間隔で設置されているのかなと推測します。

39km地点が最後のエイドだとすると残りは3kmちょっと。
制限時間が5時間わりと短いことも考慮すればこれも問題ないんじゃないかなという気がします。参加費も安いですし十分だと思います。

はが路ふれあいマラソン


項目 内容
開催場所 栃木県真岡市周辺
開催時期 12月第3週日曜日開催
参加者数 2,000人
参加費 5,000円
最終給水所 40km付近?
エイド/給水所 地図にのみ記載


日光ハイウェイマラソン同様、今年から開催されるのがこの「はが路ふれあいマラソン」。
真岡市にある井頭公園をスタート/ゴールにしてそこから周辺市町村を走るというコースです。


こちらは給水所については地図に記載されたものから読み取るしかないのですが、最後の第8エイドはおおよそ40km前後にあるようです。
ここまで調べた他の2大会と比べても差はなく、問題ないと思います。


かすみがうらマラソン


項目 内容
開催場所 茨城県かすみがうら市近隣
開催時期 4月第3週日曜日開催
参加者数 25,000人
参加費 5,000円
最終給水所 40km地点
エイド/給水所 5km、10km、以降2.5km間隔で配置


参加者の規模的に比べちゃいけないかなと思いつつ、わたしが参加したことがある数少ない大会なのでリストアップしてみます。

国内でも指折りの参加者数というだけあって、そのサポート力はかなりのものです。
10kmまでは5km間隔、それ以降は2.5km間隔で配置とありますので15か所程度あることになるようです。たしかにふと気付いたら給水所があったような気がします。

最終エイドが40kmということでこれも十分だと思いますし、そもそも後半になると私設エイドを出している方や飲み物を配ってくれる方がいます。このあたりのサポート力というか地元の方の応援のすごさは長く続いてきた歴史ある大会ゆえのすごさを実感できます。

勝田全国マラソン


項目 内容
開催場所 茨城県ひたちなか市
開催時期 1月第4週日曜日開催
参加者数 25,000人
参加費 5,000円
最終給水所 40km
エイド/給水所 7km、11km、16km、21km、26km、31km、40km

こちらはまだ参加したことはありませんが、近隣でもっとも歴史ある大会として有名な勝田全国マラソン。
最近だと参加者数に制限がないことで有名ですが、こちらは給水所が比較的少なくて7か所だそうです。ただ、最後の給水所が40km地点ですからその点は問題ないかなと思います。

ちなみにこの大会の制限時間は6時間とまずまずの長さなのでわりと初心者の方も参加しているそうですが、実は交通規制は4時間で解除されるようです。つまりそれ以降は車が普通に走っている横を走らなければならなくなるのです。わたしが走り始めた時にはもうこういうルールになっていたので以前のことは分かりませんが、おそらくもともとは制限時間が4時間の大会だったのですがより多くの人に門戸を開くために制限時間は伸ばしたものの、交通規制はいままでどおりでやるしかないという状況なのかなと。

これだけ大きな大会であれば給水所がもうちょっとありそうなんだけどなと思ったのもまさに昔の名残があるせいなんじゃないかなと思ったりしました。余談過ぎてぜんぜん違う話になっちゃった(笑)

つくばマラソン


項目 内容
開催場所 茨城県つくば市
開催時期 11月第4週日曜日開催
参加者数 13,000人
参加費 6,000円
最終給水所 40kmちょっと手前
エイド/給水所 地図に記載


茨城県でもっとも人気のある大会と言えばこのつくばマラソン
わたしも一度は出てみたいと思っているのですが、大田原マラソンとかなり近い日程になることが多くて一度も走ったことがありません。ちなみに去年は大田原が11月23日でつくばが11月24日だったのですが、距離的に近いこともあってこの2大会をハシゴした人を何人か知っています。
フルマラソンのハシゴはまだわたしにはきついですね....。

さて。給水についてですが、具体的な配置場所は記載がありませんでしたが地図を見る限り数はかなりあるようです。13か所くらいですかね。最終給水所が40kmちょっと手前にありますので数も最後の給水所も問題なさそうです。さすが人気の大会は違いますね。

加賀温泉郷マラソン


項目 内容
開催場所 石川県加賀市
開催時期 4月第3週日曜日開催
参加者数 4,000人
参加費 7,000円
最終給水所 40kmちょっと手前
エイド/給水所 4.2km、7.2km、12.6km、15.0km、18.0km、
21.2km、23.8km、26.8km、28.6km、31.1km、
34.0km、36.0km、37.8km、40.0km、
41.4km(PDFから抜粋)


ちょっと場所は離れるのですが、わたしが初めて参加した加賀温泉郷マラソンについても調査しました。
というのも、この大会で走ったときに給水所がすごく多かった印象があったのです。わたしは初めてのマラソンということもあって30km過ぎからもうずっとバテバテだったのですが、そんな中でも無事に完走できたのは、給水所がたくさんあったおかげだったと思っています。ゴールまでの距離を考えると走る気力が失われますが、次の給水所までだったら2kmくらいなのでなんとか走ろうと思えるし、そうやって次の給水所、次の給水所と走っているうちにゴールにたどり着いたという感じでした。

改めて給水所の場所を確認するとやっぱり多いです。全部で15カ所。
しかも最後は41.4km地点とゴールの1km以内にまであります。これはすごいと思います。

今年は残念ながら諸事情で開催されませんでしたが、来年4月は開催されるということなので初めてフルマラソンを走る方はぜひこの大会を検討してみてはいかがでしょうか。コースは楽ではありませんが、すごくいい大会です。


日光ハイウェイマラソン


項目 内容
開催場所 栃木県日光市
開催時期 11月最終週開催
参加者数 2,000人
参加費 8,000円
最終給水所 35km
エイド/給水所 4.5km、8.9km、11.0km、15.5km、19.7km、
23.5km、28.1km、30.6km(食)、35.0km
  • (食):軽食あり


少ないとは言いませんが、他の大会と比べてみるとあとひとつあってもいいんじゃないかという配置です。
39〜40kmにもうひとつあればいいのになーと思うんですけどね。


というか、これ折り返しを大沢料金ゲートではなくもうちょっと先にするかスタート地点をもうちょっと前に移動して距離を調整すればいいだけなんじゃないでしょうか....。

だってスタートして同じ場所に戻ってくるだけのコースかと思いきや一回スタート地点をスルーしてまたしばらく走って戻ってくるコースなんですね。折り返し回数は少ない方がいいのは常識だと思っていたのですが、なにか理由があるんでしょうか。

コース設定やエイドの配置がいまいちですし、都市型の大会並みに参加費がやたら高いのも気になります。そのわりにどこにお金がかかっているのかまったく伝わってこないんですが大丈夫でしょうか...。


(追記)
問い合わせた方から39km近くに給水所が追加されるという情報が入りました。それであれば他の大会とそん色のない状態なので問題なさそうです。よかったです。