埼玉県上里で開催された第27回上里町乾武マラソンに参加してきました。
2年ぶり4回目の参加です。今年もハーフマラソンを走ってきました。
結果
以下、手元の時計で測ったタイムです。
距離 | 区間タイム(1kmあたり) | 合計タイム | 備考 |
---|---|---|---|
-5km | 21:06(4:13/km) | 00:21:06 | スタートロス16秒 |
-10km | 20:38(4:08/km) | 00:41:44 | - |
-15km | 21:11(4:14/km) | 01:02:55 | - |
-20km | 21:34(4:19/km) | 01:24:29 | - |
-ゴール | 03:50(3:11/km) | 01:28:20 | - |
タイム種別 | タイム |
---|---|
グロスタイム | 1時間28分20秒 |
ネットタイム | 1時間28分04秒 |
平均ストライド(cm) | 平均ピッチ(歩/秒) |
---|---|
1.19[m] | 201[歩/秒] |
合計:21.1km/01:28:20(4分11秒/km)
種目別(男子40代)では182人中19位、総合では585人中47位でした。
スタート前
会場に着いたのはスタート30分前でしたので、すぐに貴重品をまとめて預けに行きました。
必要な手続きを済ませてから更衣室で着替え終わったのがスタートの20分前。そしてトイレに行ってから無料の麦茶を飲んで走る準備が整ったのがスタート8分前でした。あと8分...(笑)
スタートは会場から少し離れた場所にあるのでそこまでの移動をジョグ代わりにしました。距離にして200mくらいですかね...。こんなにウォームアップせずに走るのはひさしぶりです。
スタート場所に到着すると結構な人が集まっていました。もうスタート直前だもんね。
とりあえず今日はあんまり後ろから走りたくなかったのですが、一方で前日のジョグのペースや当日の脚の重さを考えるとタイムを狙えるような状態でもなく100分切れたらいいなという感じでした。
ひとまず100分くらいで走りそうな人たちがいるあたりまで何とか人をかき分けて分け入り、そこから走り出してきました。
スタート - 10km (41:44[4:10/km])
予定どおり10時20分にスタート。スタートロスは16秒とこの大会にしてはちょっと長めでした。
スタートラインを超えても人ごみがすごくてペースはいまいちあがりません。人が多いというよりも走路が狭いことに起因しているような気がしたので我慢して走り続けると300mほどで混雑はだいぶ解消されました。
そこからは無理のないところまでペースを上げて様子見していると最初の1kmの通知がきたのでタイムを確認。最初の1kmは4分33秒でした。
スタートロスが16秒で、さらにスタートから300mはペースを落として走っていたことを考えれば結構いいペースで走れているなと思い、このペースを維持すべくここからはいっさい時計を見ないで走ることにしました。
1km地点を通過後、しばらく走ってから土手をのぼり、その土手の上をひたすら走って2km、3kmを通過。この土手の上はとにかく狭くてひと一人を抜くのもひと苦労です。
そして3kmを過ぎて少し走ると土手を降りて川の近くをぐるっと一回りして戻るだけの距離調整ゾーンに入ります。この調整区間はだいたい約1kmくらいあるのですが、例年であればわたしが土手を降りていく時点でトップの選手はすでにこの区間を走り切って先に行ってしまっているのですが、今年はトップの選手がまだこの区間にいるあいだに土手を降りていくことができました。
少なくとも去年よりはペースがよさそうだなと思いながらペースを維持して巡行。
そろそろ呼吸が苦しくなってきたのでマスクを外したいなと思っていたのですが、花粉が怖かったのでもうちょっと我慢。調整区間はとくに何もなく走り、4km地点を通過。そしてすぐに坂を駆け上って再度土手の上を走り続けます。ここからは走路が狭い以外は何もなく、一人ずつ前を走る人を追い抜きながら淡々と走ります。
6kmを過ぎた少し先で土手を降り、そこからしばらくは狭い住宅街を走るのですがその途中で7km地点を通過。さらに300mほど走って左折すると今回車を止めた賀美小学校の前を通過しました。やっと知っている場所が出てきたおかげで大体の今いる位置を把握。そこからは農道のような狭い走路を縫うように走っていたのですが、9kmを過ぎてしばらく走ると右側に見たことのある建物が見えてきました。
「あ、これ受付とかの会場になってた神保原小学校だ」
どうやら10kmを手前にスタート地点の近くまで戻ってきたようです。そういえばそういうコースだったかも...。
コースは小学校とは逆方向に曲がったのですが、対面通行で別のコースの人たちが走っている様子が見えました。見た感じ中学生っぽかったので3kmコース?みんな速いなあ...と思いながら走っているとあっという間に10km地点に到着しました。
10km - 20km (42:45[4:16/km])
10km地点を過ぎるとコースは西側へと曲がり、さっきまで走ってきた方向へと戻ります。ここからはわりとまっすぐなところが多くて走りやすく感じました。
が、11kmを過ぎると途端に疲れが出てきて何となくペースが落ちたような実感がありました。8kmあたりでマスクはもう取っていたのですが、それでも呼吸は少し苦しくて脚もちょっと重くなったような気がしました。
そんなわけで走るテンションも少し落ち込み始めていたのですが、ふと前を見るとクロネコヤマトの格好をしたおじさんが走っているのが見えました。
!!
関東圏の大会に出たときにわりとよく見かける人というのが何人かいて、大会で見かけるたびに「あの人またいたな!」と勝手にテンションを上げて対抗心を燃やしていました。このクロネコヤマトの格好をしたおじさんもよく見かける人の一人でしたが、いままでは自分よりもかなり速くてスタート直後か折り返しくらいでしか見かけたことがありませんでした。
そのクロネコヤマトおじさんが目の前に...。
昔あこがれてた人が急に目の前に現れた的なそんな興奮でいっぱいになったわたしはちょっとペースを上げて追い越してみることにしました。少しペースを上げるとあっさりと追い越してしまったのでここからはおじさんに抜き返されないことを目標に走り続けることにしました。
ひたすらペースを維持しつつ走り続けます。13km地点を過ぎ、14kmを過ぎたあたりまではわりとひょうひょうと走れていたのですが、14kmを過ぎたところから喉の渇きが気になるようになりました。気温が高くなってきていたので水分が足りなくなっていたようです。
ここまでまったく給水をしていなかったので15kmの給水所で30秒ほど立ち止まって給水。ここでだいぶ抜かれるかな?と思っていましたが、思いのほか後続とは離れていたので3人くらいにしか抜かれませんでした。
給水後は抜かれた3人を追いかけてひたすらペースアップ。
2人はすぐ抜き返せたのですが、1人は結構速くて20mほど離れて等間隔を保ったまま走り続けます。そしてまたもや土手に上ったところが16km地点。あと5kmもあるのか...と思いながら走っていたのですが、土手の上がわりと走りやすくてここはぐいぐいとペースが上がります。17km地点を過ぎて500mほど走ったところで折り返して戻り、17km地点だった場所のちょっと手前が18km地点。
そこを過ぎて200mほど走ると土手を降り、あとはひたすらフラットなコースをゴールに向かって走ります。
住宅街の中の狭い走路を抜けたところが19km地点。あと2km!と自分を奮い立たせてペースアップ。前の人にはなかなか追いつけませんでしたが、20km地点が遠くに見えてきたあたりで何とか前の人を抜くことができました。このまま一気に引き離すぞと思ったものの、なかなか引き離すことはできず真後ろにつかれたまま20km地点に到達しました。
20km - ゴール (3:50[3:11/km])
ここまでくるともう走路は見たことのある場所でしたので、一気にペースを上げることにしました。後ろの人のことは気にせずとにかく自分が速く走ることだけを考えてペースを上げてゴールへと向かいます。
ところが、ゴールが近づくと走路上に10kmコースを走る人たちを多く見かけるようになりました。そういえば一昨年もそんなことを言ってた気が...。
10kmコースの人たちを縫うようにかわしてゴールへと向かったのですが、ゴールのある神保原小学校の入り口近くで後方で大きな声援があがっているのが聞こえてきました。派手な仮装をした人でもきたのかな?と後ろを向いて大きな声があがっているほうに目を向けたのですが何も見えませんでした。ただ、そんなわたしの目に飛び込んできたのはさっきやっと追い越した人がラストスパートをして追いかけている姿でした。
せっかく追い越したのにラストスパートでかわされたら意味がないと焦り、わたしも必死でラストスパートをかけました。
あんなに全力で走ったのはひさしぶりじゃないかというくらいものすごい勢いでラスト300mを走り、ゴールへと駆け込みました。ゴールの直前にはゲストの赤羽さんがハイタッチをしようと立っていてくれたのですが、気分的にはとてもそれどころではありませんでした。もったいなかったです。
ゴール間際に、ゴール横の時計を見ると10時48分と出ていたので予想以上にタイムがよくなかったことがわかってかなりテンションが落ちてしまいました。
まとめ
2年ぶりに参加しましたが、以前と変わらずのんびりとした雰囲気の良い大会でした。
会場ではスタート前後問わず、好きなだけ麦茶が飲めるようになっていたのですが、ホットとコールドのどちらも用意してくれていてすごくありがたかったです。走る前の寒い時間帯はホットで温まり、走り終えた後はコールドで喉を存分にうるおしました。麦茶を配布していたおばあちゃんたちもとてもフレンドリーで会話するのもすごく楽しかったです。
そしてコースについてですが、わりとコーナーが多くて走りにくそうに見えるし実際に走りやすいとはあまり思わないのですが、実際に走るといつもそこそこいいタイムが出るのでタイムが出やすいコースなのかなと思っています。2013年と2014年に走ったときは当時の自己ベストを出しているので相性は悪くない気がしますが、土手を上り下りするのがあまり得意じゃないのでどうしても苦手意識が先行してしまいます。
結果としてタイムは悪くないのでコースに悪い印象はないし毎年出たいくらい大好きな大会なんですが、いかんせん花粉症がひどい時期なのでそこはほんとうに悩みどころです。花粉症が悪化した状態で走ると、いろいろ無理をしているせいなのか体のあちこちにダメージが残るのがつらいです。とくに今年は普段であればぜったいに怪我をしないようなところを怪我してしまったので、アレルギーが落ち着くまでは無理に大会で走らない方がいいのかなと思っています。
大会名 | 日付 | タイム | 前回差 |
---|---|---|---|
第22回上里町乾武マラソン | 2013/03/24 | 1時間39分52秒 | - |
第23回上里町乾武マラソン | 2014/03/31 | 1時間31分57秒 | -7分55秒 |
第25回上里乾武マラソン | 2016/03/27 | 1時間36分11秒 | +4分14秒 |
第27回上里町乾武マラソン | 2018/03/25 | 1時間28分20秒 | -7分51秒 |
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