いつの間にか身についてしまった諦め癖

今日は予定があったので出社するつもりでしたが、出社する時間と台風が通る時間がかぶりそうだったのでリモートワークにしちゃいました。6時くらいに起きたときはぜんぜん雨が降ってなかったのですがすぐに降り始めて8時前にはかなり大降りになりました。出社しないことにしておいてよかった...。
そんな天気だったのでお昼は走らないつもりでしたが、昼に外を見たらまったく降ってなかったので思い切って走りに出かけました。

走りだして3分くらいで雨が降り始め、ずっと濡れながら走ってきました。気温がそこまで低くなかったので走れないわけではなかったのですが予想以上にずぶぬれになってしまいました...。

早めに切り上げようかとも思ったのですが予定どおりの時間走ってきました。

雨が降っていただけでなく気温もとても低くて走りやすいコンディションでした。田沢湖ラソンもこのくらいの気温だったなら...。



さて。3連休はほぼ秋田で過ごしたのでひさしぶりの宇都宮生活でしたが、仕事をしているとき以外はずっと田沢湖ラソンのことを考えてしまいました。

タイムが良くないというのはとりあえず仕方ないというかこれがいまの走力だと思えば仕方ないとしか言えないのですが、走っているときから自分が気になっていたのは諦め癖のようなものが身についていることでした。

疲れたからもう走れない、上りがきついからもう立ち止まるしかない。そんな気持ちに負けて立ち止まったり歩いたりすることが今回はほんとうに多くて、10km以降はほぼ1kmおきに歩いたり立ち止まったりしていました。もちろん以前から走るのがつらくなると歩きたいとか立ち止まりたいと思うことはあったけど、実際にそれを行動にうつすことはかなり稀でした。どんなに走るのがつらくてもペースを落とすなり無理やりがんばるなりして乗り切ることが多かったので、実際に気持ちが折れて歩いてしまったり立ち止まってしまったらそのときのことはずっと覚えているくらいとても珍しいことでした。

当然、走力が衰えれば歩くこともあるだろうしそれも仕方ないのでは?と思う気持ちもある一方で、実際にほんとうに頑張って走っていたのか怪しいのでは?という疑問もあります。

無酸素運動が少ない、ピッチもいつもと変わらないという2点だけ見ても十分頑張ったとは言えないのではないかと思ってしまいます。


コロナ前、転倒して骨折する前の自分がどういう気持ちで大会にのぞんでいたのかはもうわからないのですが、以前ほど頑張って走ろう、タイムを1秒でもよく走ろうという気持ちがすごく弱くなっていてつらいと感じるとすぐに諦めてしまっているように感じています。先日のあかぎ大沼のときも実はそんなふうに感じた瞬間が何度かあって気になっていました。もしそれが今の自分の限界だというのであればそれもまた仕方ない(今日は仕方ないとばかり書いてしまっていますが...)のですが、大会で走るときですら全力を尽くすことができないのであればもう大会で走るなんてことは止めた方がいいんじゃないかと思っています。本気で走れないのにお金や時間といったリソースをたくさんつぎ込んで参加するのはあまりにもったいないというか、割に合わないなと感じます。

大会で走ること自体は楽しいし今回の田沢湖ラソンもほんとうに楽しかったのですが、それでも今回のような走りしかできないのであれば大会に出るのは止めた方がいいと思っています。

今回の田沢湖ラソンはめちゃくちゃ暑かった(30度超えてた)し、走力の衰えからくるメンタルの弱さみたいなものもあるのかもしれないので練習を続けていけばまた前のように戻るのかも知れませんが...。