23年待ち続けた結末

今日は早めに仕事を切り上げて走りに行ってきました。
月曜、火曜としっかり休んだので今日はちょっと負荷をかけようかなと思ったのですが、やはり走り出してすぐは呼吸が苦しくてペースが安定しません。とりあえず1km走って様子を見てみましたが、5'27/kmと予想よりも30秒も遅いタイムでした。これは無理にペースを上げないほうがいいなと判断してここからは5'10/kmくらいのペース走に切り替えて走ってきました。


f:id:itotto:20181017222002j:plain:w250


フルマラソンの2週間前なので15kmくらい走って切り上げるつもりでしたが、14kmあたりからすごく呼吸が楽になって走りやすくなったので少し距離を延ばしてみました。走り終えたらめちゃくちゃ疲れちゃってぐったりしたので走りすぎた感は否めませんが、このくらいのペースならハーフを走っても脚に違和感が出なくなったのは嬉しいです。


f:id:itotto:20181017223352j:plain:w250

f:id:itotto:20181017223519j:plain:w250


体調は相変わらずよくないけれどそれを嘆いていてもしょうがないので、今の自分にできることを積み重ねていこうと思います。なんて、それしかできないだけなんですが(笑)


さて。一昨日の日中にAmazonからメールが届いていました。メールはいつもおなじみの「お前これ欲しくない?」というリコメンドメールでしたのでいつもなら即ごみ箱行き間違いなしなのですが、タイトルを見た瞬間に思わず手が止まりました。


f:id:itotto:20181017224222p:plain


今からさかのぼること23年前の夏。
当時わたしは高校生3年生でしたが、高3の夏休みと言えば大学受験の追い込みや高校最後の夏の思い出作りに忙しい時期だと思うのですが、わたしは毎日海で読書をしていました。

このあたりのことは以前詳しく書いたのでここで改めて書くことはしませんが(参考リンク)、そんな読書漬けの日々で出会ったのが「流転の海」という作品でした。


流転の海 第1部 (新潮文庫)

流転の海 第1部 (新潮文庫)


近所の本屋で見かけて何気なく手に取った本でしたが、めちゃくちゃおもしろくてもう何度読んだかわからないくらい読み直しています。


4,5年に1冊ペースで刊行される続編を楽しみにしつつ、「果たしてこれは終わるんだろうか...」という不安を抱きながらいつの間にか23年の月日が流れましたがやっと流転の海の最終巻が出ることが決まりました。


流転の海 第9部 野の春

流転の海 第9部 野の春


第一部である「流転の海」では50歳だった主人公の熊吾も最終巻第9部の「野の春」では70歳になるようでして、作中でも20年もの月日が流れたことになります。まさに現実と同じだけの時間経過を経て最終巻にたどり着いたわけですが、待ちに待った最終巻なのでこれまでに出た8巻すべてを再度読み直して発売日(10/31発売開始)に備えたいと思います。


23年待ち続けてたどり着いた結末なのでめちゃくちゃ楽しみです。