いよいよ明日は大田原マラソンです。
2013年4月21日に走った初フルマラソンから早くも7か月が経ちまして、ついに2回目のフルマラソンです。
前回のフルマラソンは初めての挑戦ということでサブ4での完走でも満足したのですが、次はもっと上を目指してそれなりのタイムで完走したいと思ってこの7か月間はがんばってきました。そんなわけで2回目のフルマラソンに向けてこの200日でやろうとしたことの中で「できたこと」と「できなかったこと」についてまとめようと思います。
毎月200km走る
練習の質というのも当然大事ですが、初心者にとってはまずは量こそが一番大事だと思っています。もちろん初心者なので量といってもたかがしれているのですがそこはあまりつべこべ言わずとにかく走ろう!と思い立って毎月最低200kmは走ろうと心がけました。
その結果は以下のとおりです。
月 | 距離 | 累計 |
---|---|---|
4月*1 | 37.2km | 37.2km |
5月 | 190.2km | 227.4km |
6月 | 247.7km | 475.1km |
7月 | 213.5km | 688.6km |
8月 | 155.0km | 843.6km |
9月 | 217.7km | 1061.3km |
10月 | 200.7km | 1261.3km |
11月*2 | 133.6km | 1394.9km |
7か月弱で約1,400kmですから概ね目標の距離を走れたことがわかります。
8月に足底筋膜炎をわずらったときにしばらく走れなくて走行距離がグッと減っていますが、それ以外の月は200kmのペースを維持できていてこのくらいのペースで走ることが日常に根付いていることがうかがえます。
大会にたくさん出る
大会に出て走ることにはいくつかメリットがあります。
その中でもとくにメリットだと感じているのは「場慣れする」という点と「普段の練習以上によい練習になる」という点です。
そのため、この7か月で10以上の大会に出て経験を積むことを目標に掲げていました。そしてその結果は?というと、以下のとおり距離もコースも多種多様な16の大会で走りました。
-
- 郡山シティマラソン(10マイル)[4月29日]
- 鹿沼さつきマラソン(ハーフ)[5月12日]
- 鳥海ブルーライン登山マラソン(17.0km)[6月8日]
- 果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン(ハーフ)[6月9日]
- 水郷県民の森4時間耐久リレーマラソン(4時間)[6月16日]
- 東和ロードレース(ハーフ)[7月7日]
- 日本海メロンマラソン(ハーフ)[8月4日]
- 湯沢七夕健康マラソン(10km)[8月7日]
- デサント藤原湖マラソン(15.0km)[8月25日]
- しらかわ郷里マラソン(10.0km)[9月14日]
- しろいし蔵王高原マラソン(20.0km)[9月15日]
- 山形まるごとマラソン(ハーフ)[10月6日]
- 茂木町ふれあいマラソン(10km)[10月14日]
- 柏崎マラソン大会(ハーフ)[10月27日]
- 足利尊氏公マラソン(ハーフ)[11月03日]
- 宇都宮マラソン大会(ハーフ)[11月17日]
7か月(約28週)で16大会ですから2週に1回以上のペースで大会に出て、大会への出場経験を積んできました。
いまだにスタートの直前は緊張しますが、でも大会に出ることそれ自体にはかなり慣れましたし、どんな大会であってもガチガチに緊張して体が動かなくて走れないなんてことはなくなりました。これもこの経験が活きているからだと言えます。
ラスト1か月を有意義に過ごす
先月25日に「これからの一か月の過ごし方」というタイトルでエントリーを書き、大田原マラソンまでの1か月間でやっておきたいことを列挙しました。
(1) ハーフを1時間30分以内で完走する
具体的な根拠があったわけではないのですが、「ハーフでこのくらいのタイムは出しておけよ!」ということでこの一ヶ月で参加した3つのマラソン大会のどこかで90分を達成することを目標に掲げました。
No | 大会名 | 日時 | タイム | 結果 |
---|---|---|---|---|
01 | 第11回柏崎マラソン | 2013年10月27日 | 1時間32分24秒 | × |
02 | 第36回足利尊氏公マラソン | 2013年11月3日 | 1時間34分42秒 | × |
03 | 第回宇都宮マラソン | 2013年11月17日 | 1時間36分39秒 | × |
残念ながら目標は達成できませんでした。というか、いまの走力ではまだ無理ですね....。
(2) 週平均70km以上走る
8月に怪我をして以降、30km以上の長距離をほとんど走らなくなってしまったのでせめて週に70km(1日10km)くらい走るようにしようと決心しました。
週 | 期間 | 目標距離 | 実走行距離 | 結果 |
---|---|---|---|---|
第1週目 | 10/21〜10/27 | 70km | 65.1km | × |
第2週目 | 10/28〜11/03 | 70km | 56.9km | × |
第3週目 | 11/04〜11/10 | 70km | 37.6km | × |
第4週目 | 11/11〜11/17 | 70km | 66.0km | × |
第5週目 | 11/18〜11/22 | 20km | 7.1km | × |
合計 | 10/21〜11/22 | 300km | 236.5km | × |
残念ながらこちらも目標は達成せずでしたが、走る距離を一気に延ばして怪我をしてしまうよりはよかったと思っています。急に走るペースを増やしたりペースを上げたりと無理をするとあとあと大変になるという教訓は、8月に走り過ぎたために足底筋膜炎をわずらってしまったことから得た大事な教えの一つです。
目標には達しませんでしたが、無理なく適度な負荷をかけた練習ができたのではないかと思います。
目標を立てる
冒頭でも書いたとおり、大田原マラソンは制限時間4時間という市民ランナーにとってはひとつの目標とも言える大会です。
そしてコースは陸連公認コースでもあるため、ここで記録されたタイムは公式な記録として残ることになります。ということであれば、前回の加賀温泉郷マラソンの3時間42分というタイムを超えることは当然として、3時間30分以内には完走したいなと考えました。
ではそれとは逆に「どのくらいのペースであればフルマラソンを走りきれるだろう?」と考えてみると、ハーフを100分くらいのペースがいまは限界だろうという結論に達しました。足の調子を考えればそれでもちょっと背伸びしたペースかも知れませんが、普段走ったときの体感と合わせて考えるとそのくらいだったら走れるだろうという気はします。
そんなわけで5kmごとの想定タイムを計算して表を作成してみました。
距離 | 時間(1kmあたり) | 合計時間(1kmあたり) |
---|---|---|
0-5km | 23:45(4:45/km) | 00:23:45(4:45/km) |
5-10km | 23:45(4:45/km) | 00:47:30(4:45/km) |
10-15km | 23:45(4:45/km) | 01:11:15(4:45/km) |
15-20km | 23:45(4:45/km) | 01:35:00(4:45/km) |
20-25km | 23:45(4:45/km) | 01:58:45(4:45/km) |
25-30km | 23:45(4:45/km) | 02:22:30(4:45/km) |
30-35km | 23:45(4:45/km) | 02:46:15(4:45/km) |
35-40km | 23:45(4:45/km) | 03:09:45(4:45/km) |
40-42.195km | 11:00(5:00/km) | 03:20:45(4:45/km) |
3時間20分以内での完走をめざして4:45/kmのペースで走りきりたいと思います。
# 後日、完走後に実際の結果とこの表を突き合わせて分析します
まとめ
やってきたことを書きながら「ほんといろいろとやってきたな」と一つ一つ思い出しながらしみじみしてしまいました。
とくにたくさんの大会に出るという経験は本当に楽しいことでして、今まで行ったことのないような場所に足を運んで長距離を走るというたいへんよい経験をすることができました。家族といっしょに旅行気分で出かけたり、時には一緒に大会で走ったりとよい思い出作りができました。市街地や工業団地、海沿いや山の上などいろいろな場所をあちこち走ったことを思い出すとこのうえなくたのしい気分になります。
この7か月間で走った距離を思えば結果は自ずとついてくるでしょうから結果はあまり気にせず、全力をぶつけてこようと思っています。
唯一の不安は最近痛みが引かなくなった足底筋膜炎にどこまで耐えられるのかということでして、とにもかくにも何とか明日1日は最後まで耐えて欲しいと願うばかりです。
明日は万全の状態で大田原マラソンのスタート地点に立てる喜びをかみしめながら思う存分楽しんで走ってきます!