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マラソン大会の出場回数が100回を超えたので大会の魅力と好きな大会について書いてみる

先日出た「第5回水郷県民の森4時間耐久リレーマラソン」がわたしのマラソン大会100大会目となりました。

大会数 累計
2011年 1 1
2012年 3 4
2013年 28 32
2014年 24 56
2015年 30 86
2016年 14*1 100


2011年11月に初めてマラソン大会に出たのですが、本格的にマラソン大会に出始めたのはその1年後2012年10月なので約3年8か月での100大会達成となりました。年間30大会弱に出ていたので2週間に1回くらいのペースで大会に出ていた計算になります。思い返してみればたしかにそんなペースでしたねー。


そんなペースでマラソン大会に出ていると「マラソン大会に出てなにが楽しいの?」とか「そんなに出て疲れないの?」とかよく言われます。めちゃくちゃ言われます。

たしかにそういった意見はごもっともでして、もしわたしが走ることを好きじゃなかったらそんなにマラソン大会に出ている人に同じことを聞いてたと思います。正直こういうことを聞いてくる人ってあまり好きではないというか、質問のニュアンスに「そういうことして楽しいの?」という否定的な空気を含めて聞いてくる人が少なからずいるのでわざわざそういう人に向けて答えるつもりはまったくないのですが、でもわたしが感じているマラソン大会の魅力を書いておきたいとも思うので現時点で感じている魅力をまとめてみます。


マラソン大会の魅力


マラソン大会と聞くと「ストイックに走る人が多い」と思う方が多いんじゃないかと思いますが、ほとんどの地方の大会は地域のお祭りみたいな楽しいイベントです。
地元の名産を売るお店やお祭りの屋台のような出店がそこここに並んでいたりします。夏はかき氷やソフトクリームがおいしいし、冬はラーメンや蕎麦など温かいものがうれしいです。寒いときは豚汁などを作って無料で振る舞うところもあります。これがめちゃくちゃうまいんですよね。30歳を過ぎるまで豚汁なんてほとんど食べなかったのですが、走るようになってからは大好きになりました。


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さらに都市型と呼ばれる1万人以上参加する大規模な大会はもっとお祭りムードが強いです。大会数日前からEXPOと呼ばれるイベント会場ではいろんな企業のブースや地域の紹介コーナーで盛り上がっています。代表的なのは東京マラソンなんですが、ものすごい人が集まるので雰囲気は異様です。


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だからマラソン大会に行く=走るだけでは決してありません。
そういう大会もありますが、地方に行けば行くほど地元のお祭りっぽさが際立ちます。マラソン大会には市町村外・県外からの人寄せを目的としている一面もありますので、楽しく盛り上げてくれる大会は少なくありませんので、走るの半分、遊ぶの半分といった感じでマラソン大会に参加しています。


もちろん走るときは真剣にタイム短縮を目指して走る人が多いですが、タイムよりも楽しく走る人というのも一定数います。
大田原みたいな時間制限の厳しい大会でなければ2割くらいはファンラン(タイムよりも楽しむほうが主目的のランニング)の人だと思ってもいいんじゃないかと勝手に思っていますが、実際仮装ランナーも最近は増えていますし友だち同士でジョギングするみたいに走る人も見かけます。


わたしは比較的タイム狙いのランナーだと思っていますが、でも沿道で応援してくれている人たちとコミュニケーションを取るのは大好きです。
ほとんどの大会で沿道で応援してくれている人にお礼を言ったりハイタッチしてもらったりしながら走ってます。本気でタイムを狙うのであればそういうのはしないほうがいいのかも知れませんが、でもなんか楽しくてやめられません(笑)


タイムを狙う人もいるしファンランの人もいるし、その中間みたいなわたしみたいな人もいます。
走るのが大変そうって思っている人も、実際に少し練習してマラソン大会に出て走ってみればきっと印象は大きく変わると思います。走るのはたしかにちょっと大変だけど、でも公道を占拠して走らせてもらうことも沿道の人たちに応援してもらうことも完走した達成感を味わうこともぜんぶめちゃくちゃ楽しいんです。


大会はお祭りみたいで楽しいし、走ってもそれはそれで楽しいなんてすごいイベントだと思いませんか?
一度出て走ってみれば、わたしみたいにいろんな大会に出て見たくなる気持ちが少しはわかってもらえるんじゃないかと期待しています。


そんなわたしがとくに好きなマラソン大会を3つ紹介します。


好きな大会トップ3


100回もマラソン大会に出ていると少しずつ自分の嗜好の傾向が見えてきます。
一度出たらもういいやと思う大会もあれば、また出たい!と毎年足を運ぶ大会もあります。そんな傾向を分析してみると、わたしは「小規模で手作り感がある大会で、かつ、コースがちょっと厳しめな大会」が好きみたいです。


そんなわたしが大好きな毎年参加している大好きな大会は以下の3つです。


東和ロードレース(福島県二本松市



2013年の7月。
当時のわたしは初めてのフルマラソンを3時間台で走り、高低差1000mの17kmの登山マラソンも歩かずに走り切り、4時間耐久マラソンでは46kmを走破していて走ることに少し自信を付け始めていた時期でした。自分はそこそこ走れるほうなんじゃないかと思って始めた時期だったと記憶していますが、東和ロードレースでハーフを走ったらそんなささやかな思い上がりはあっという間に打ち砕かれました。

フルでも歩いたことなかったのにハーフで立ち止まっちゃったんですよね...。

前半220mの上り、後半は220mの下りという往復コースなんですが、ここの坂がもうめちゃくちゃきつくて下りの途中で立ち止まってしまいました。暑さもあったと思うのですが、それにしてもハーフでまさか走れなくなることがあるとは思ってもいなくてかなりショックでした。


そしてその翌年2014年もこの大会に参加したのですが、今度は途中で熱中症になってまたもや撃沈。このときのタイムはいまでもハーフのワースト記録(2時間10分17秒)として君臨し続けています。


そんな感じで毎年出るたびにひどい目にあわされている大会なのですが、コースも大会もめちゃくちゃ大好きなんです(笑)
こじんまりとしつつもとても賑やかな大会の雰囲気や梅干し食べ放題、麦茶飲み放題というサービス精神の旺盛さ。参加者のレベルの高さや常にアップダウンを繰り返す極悪なコースも好きで好きでたまりません。「このコースきついんだよな...」と走る前はブルーになるのに、ゴール直前になると「もう終わっちゃうのか」と走り終えることが寂しく感じます。


(リンク)

藤原湖マラソン(群馬県みなかみ町


すごい眺めがよくてアップダウンが厳しい大会が群馬にあるらしいと聞いて3秒でエントリーしました。


調べてみると100mの山を上って下ってまた上って下って帰ってくる15kmのコースでした。



たしかに勾配がやや厳しいところはありましたが正直そこまできつくはなく、木陰やトンネルなどがあるのでわりと走りやすいコースだなという印象を受けました。ラスト1kmちょっとが下り坂なのでラストを全力疾走してゴールに駆け込めるのがすごく気持ちいいし、終わりよければすべてよしではありませんがゴールに気持ちよく駆け込むとそれまでの苦労が全部どうでもよくなります(笑)

このコースで好きなのは藤原湖の美しい風景と道中に2個あるトンネルです。


眺めが素晴らしいのは噂どおりでしてここはもういうことなしです。この大会はわりと当日は天候に恵まれることが多いのも影響しているのですが、藤原湖がとにかく美しい!
どんなに疲れていても4秒で元気になります。


そしてトンネル。
トンネルを走るのはここが初めてでしたが、真っ暗な中を黙々と大勢の人が走っているのがすごい怖くてたまりません。こんなに人がたくさんいるのに足音しかしない!w
わたしは「崖の上のポニョ」という映画が大好きなんですが、あの中で主人公の男の子とポニョがトンネルを通っていくシーンがあるのですが、トンネルはこの世とあの世をつなぐモチーフとして使われていると言われています。トンネル抜けた後の世界があれですからまあそのとおりなんですが、ここのトンネルの中を走るといつも「ここを抜けたらあの世なんじゃ...」とビビっているのは冗談のような本当の話です。

なんかそのくらい怖いんですよね、ここ(笑)


そして怖いけど好きなんですね。毎年楽しみにしています。



(リンク)

柏崎マラソン(新潟県柏崎市



人生初のハーフマラソンを走ったのがこの柏崎マラソンでした。
ある日柏崎に住む友だちに「柏崎マラソンってのがあるだけど出てみない?」と誘われたので2秒でOKをしたものの、当時のわたしは月に50kmも走らないくらいのへっぽこランナー。普通に考えれば2時間で完走できれば御の字だろうなと思うのですが、なぜか自信満々だったわたしは「100分くらいで完走できるだろう」と思い込んでいました。どこからそんな自信が...。

しかも走り出してみれば海沿いなので風は強いわ、結構いい感じの坂はあるわで結局1時間51分での完走となりました。タイムは散々なうえに歩くのもままならないくらいにボロボロでして、帰りの運転はほぼ無理で半分以上を妻に運転してもらいました。自分はこんな程度だったのかということがすごく悔しくて*2、この帰り道で半年後にフルマラソンを走る決意をしました。


思い返してみれば柏崎での悔しい結果がわたしがランニングにハマるきっかけだったなと思うので、わたしにとっては原点だと言っても過言ではない大会です。

この大会ではハーフを3回、フルを1回走っていて、今年もフルを走る予定です。フルのコースはアップダウンも風もめちゃくちゃきついけど、日本海をのぞむ眺めが最高なのでいまから楽しみです。台風にぶつからないといいなあ...。



(リンク)


これ以外の大会でも大好きな大会は山のようにあるのですが、あえて3つを挙げるとしたらこの3つです。
どれもこの大会に出ないことは考えられないくらい毎年当たり前のように参加してしまう大会です。柏崎はちょっと遠いのが難点ですが、できるかぎり足を運びたいです。


まとめ


昨今はマラソンブームと言われているとおり、走る人は増えていてマラソン大会は増える一方でしてフルマラソンの完走者はこの10年で4.5倍になったという統計もあります。

すそ野が広がるというのはいい面だと思いますが、一方では大会が増え過ぎたことによる弊害もあるという話もよく聞きます。

参加者が分散してしまい人が集まらなくなる、都市型大会のサービスレベルを地方の大会にも要求するバカがいるなんてのがよく耳にする内容ですが、要は人気のない大会が淘汰されるのではないかということが一番の懸念事項となります。サービスレベルを上げるために参加費を上げて対応するかどうかなんて議論もあるそうでして、地方の大会にはそれぞれのよさがあると思っているわたしにはとても耐え難い話です。


わたしにできることと言えば、好きな大会には毎年出るようにすることと、好きな大会に行ったらなるべくそこでお金を使うことくらいです。


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経済的な利益があると思ってくれたら来年もまた開催してくれるだろうと期待してなるべくお金を使うようにしていて、極力その土地の名産品だとかおいしそうなものを見つけたら買うようにしています。そしてそのおいしいものを他の人におすそ分けしたり、「あそこの大会楽しかったよ」とか「あの名産品すごいおいしかった」なんて話をすることでいろんな人に興味の種を植え付けています(笑)


あとはブログや大会レポを通じて大会やその土地の魅力を伝えられるように書いてたりもします。


これらの活動はあまりに地道過ぎて果たして効果があるのかどうか怪しいのですが、でも一参加者にできることなんてのは本当にこれくらいしかないんですよね。

大好きな大会については、少しでも長く開催してもらえるようこれからも好きな大会やよかった大会のことは全力でアピールしていこうと思いますし、これからももっといろんな大会に出て好きな大会をたくさん見つけたいなと思っています。とりあえず47都道府県を制覇したい!

*1:2016/06/20現在

*2:そもそも自分で思ってたほど走力がなかっただけで悔しがること自体おかしいのですがそこは目をつぶってください