雨で走れなかった水曜日とランニングに対する心境の変化

今日はひさしぶりのリモートワークでした。あいだに夏休みを挟んだこともあって、数えてみたら2週間ぶりでした。
朝は出社するときよりもだいぶゆっくりだったし歩いて出社しなくてもいいしめちゃくちゃ楽でした。夏の朝の徒歩通勤のつらさを改めて実感しました。

せっかくひさしぶりのリモートワークだったのでお昼は走ろうと思っていたのですが11時過ぎからポツポツと雨が降り出してお昼にはかなりひどい降りになりました。シャワーランでもいいから走ろうと一度は着替えて外に出たのですが、雨が強烈過ぎて走るのは断念しました。


# お昼ご飯

今日は急ぎの仕事はなかったので午後のうちに片付けられるものは片付けて早めに店じまいをして夜に走りに出かけました。
夕方も雨の予報だったのですぐに帰ってこれるように近所の周回コースを走っていたのですが途中でちょっとだけ雨が落ちてきたものの降っていると言えるほどの降りにはなりませんでした。

日曜日以来3日ぶりのランニング+雨のせいで湿度が異様に高かったこともあってペースはまったく上がりませんでした。いつになったら5'00/kmで普通に走れるようになるんだろう...。

1時間走をしましたがいまはこのくらいの時間を好きなペースで走るのが一番楽しいかもと思いました。

26度とは思えないくらいの暑さでした。汗がもう...。

夜は次女とバイオハザードリベレーションズ2、地球防衛軍6をして過ごしました。読みかけの本を読みたかったけど次女が遊んでくれるときはそっちが最優先です(笑)


さて。昨日はひさしぶりにマラソン大会に参加した日記を書きました。

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大会に参加したのは 7/30 なのでもう10日前なのですが、しばらく忙しくてなかなか書けなくて昨日やっと書くことができました。以前は走った直後に書かないとすぐに忘れてしまっていたのですが、今回は「ずいぶん前なのにわりと走ったときのことをおぼえてるな」と思いながら書いていました。以前は月に3回くらいはマラソン大会に出ていたのでひとつひとつの大会のことは結構すぐ忘れていたのですが、最近は月に1回つも走らなくなったので何となく個々の大会の思い出が色濃く残るようになった気がします。

じつはこの今回走った日本海メロンマラソンがいままで参加したマラソン大会の200大会目でした。
初めてマラソン大会に参加したのが 2011年11月の宇都宮マラソンだったので 12年弱で200大会に参加したという計算になります。最初の1年はまったく大会に出ていないのと2020年から2022年の3年間はほぼ大会に出ていないので正確にはおおよそ8年くらいなので、年間25大会(200÷8)という2週に1回ペースくらいで大会に参加し続けた計算になります。いま振り返るとだいぶ多い気がするし「おれはほんとうに働いてたのか?」と自分のことながら不安になります(クビになってないのでたぶん大丈夫のはず)。ちなみに100大会目は2016年なので7年前でした。

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この12年はほんとうに走ることと生活がほぼイコールのような状態だったので、自分の長期的な予定はいつもマラソン大会の予定中心で組まれていたし、1日とか1週間の短期的な予定は日常の練習の予定を中心に組まれていました。
ここまで走ることと生活が密着してしまうと、ときには家族も苦々しく感じていたりめんどくさくなることもあったと思うのでそこはとても申し訳ないのですが、自分なりにうまく両立させて続けてきたつもりでした。怪我をして走れないときもあったし、走れないのがつらすぎて走るのを止めようかと思ったこともありましたがなんだかんだよくなったら当たり前のようにランニングを再開してきました。

ところが今年の3月に走れなくなったときに「このまま走るのを止めてもいいな」と思うことが何度かありました。口では「よくなったらまた走ろう」とか「来年はこの大会に出たい」と言いながらも、何となくこのまま走らないのもありだなと思うことが増えたのです。あまりに走れなくて自分に言い聞かせるためにそう思い込もうとしているのかと考えたりもしたのですが、そうではなくてほんとうにそう思ってるんだなと感じるくらいには自分自身が走ることを諦めていることが分かりました。理由はいろいろとあるのですが、たぶん一番の理由は体調不良でした。脚の付け根の部分が痛くて脚が上がらなかったり、胃腸の調子が悪くてご飯も美味しく食べられなかったりと、走る以前の問題というかこれからこれから今までどおりの普通の生活が送れるのかという不安が大きすぎて走ることに対する執着がまったくなくなってしまっていました。

病院にも通院していて幸い体調はだいぶ回復したのですが、そのときに身に着いた諦念がいまだに抜けていないなと感じる瞬間がたくさんあります。以前のように走るのはもう無理なんだろうなと思っています。


それでもまた走りたいと思ったのは、体調が多少良くなったことも大きいのですが、何よりも走る楽しさを忘れられなかったからでした。走っていると生きている実感がわいてきます。
以前のように日に日に速くなったり走る距離が伸びたりというのはもう難しいのですが、でも近所や街中をぶらぶら走るだけでも楽しいし、速く走らなくなったことで風景の変化にもとても敏感になりました。この風景を動画に残したいなと思うことも増えてきたのでまたInsta360 GO2やGoProを使ってランニングの動画を撮ろうかな思っています。


と、ここまで自分の心境の変化を書いて整理してきましたが、マラソン大会で出すタイムにしか興味がなかったときの自分の価値観とあまりに差がありすぎて「これはほんとうに自分の本音なのか?」と自分自身に問いたくなっています(笑)
酸っぱい葡萄でもないけれど、以前のように速く走れなくなった/速く走る努力ができなくなったのでその価値観を無理やり捨てようとしているんじゃないかと疑ってしまうのですが、こればかりはもう自分でもほんとうのところは分からないです。ただ、事実として「今は速く走れない」のは間違いないのでそれを認めて受け入れることが起点になるんだろうと思っています。