4年ぶりにしらかわ郷里マラソンで走ってきた土曜日

今朝は6時30分に起床。平日よりぜんぜん早い....。
着替えなどは昨夜のうちにぜんぶ準備して車に載せてたので着替えてすぐに白河市へと向かいました。

今日はしらかわ郷里マラソンで10kmを走ります。例年だと9月の第一土曜日に開催されている大会ですが、4年ぶりに開催となった今年はなぜか11月開催になりました。暑さを避けて秋開催に変更というのは二本松の東和ロードレースと同じ流れです。暑くない時期がいいというのは分かるものの、11月の福島となるとかなり寒くなりそうなのでそれはそれで別の難しさもある気がしていましたがとりあえず初の試みということでどうなるのか楽しみにしていました。

8時10分くらいには会場に到着。無事近くの駐車場に停められたのですぐに参加賞をもらいに会場へ。

風はめちゃくちゃ強かったのですが気温はそこまで低くなくてホッとしました。開会式を横目に見つつ、りんごや参加賞(タオル)をいただいてきました。
いったん車に戻って軽くジョグをしてたらあっという間にスタート時間(9:20)になったので10kmを走ってきました。

今日は50分を目標に走ってきました。
走る前から風が死ぬほど強くて「この風の中で5'00/kmで走れるのか?」と心配していましたが何とか大丈夫でした。基本的には5'00/kmはつらいペースではないのでへらへらしながら走っていたのですが、3km-6kmまではものすごい強風+向かい風(そしてちょっと上り基調)でめちゃくちゃきつかったです。ここの区間だけはちゃんとがんばりました(そしてそれでも5'00/kmを守れなかった...)。

ゴール前で応援していたおじさんに「おい!なんか疲れてねえな!余裕か?」と言われたのが今日のハイライトでした。なんなんだw

強風過ぎる...。

走り終えたら会場裏手にあるきつねうち温泉でお風呂に入りに出かけました。

今回も参加賞のひとつとしてお風呂の無料券が付いていました。きつねうち温泉は入浴料が700円なので無料はとてもありがたいです。

汗を流したら帰りがけにりんごと豚汁を買って帰途につきました。

豚汁はとても美味しかったです。


# お昼ご飯

帰宅したのが12時30分前だったので午前中のうちに帰ってこれました。比較的近いとは言え、福島に行ったのにこんなに早く帰ってこれるなんて思ってませんでした。

午後は本を読んだり昼寝をしたり昼寝をしたり昼寝をしたりして過ごしました。早起き+強風の疲れもあってめちゃくちゃ寝ちゃいました...。1日があっという間に終わってしまいました。

4年ぶりに柏崎マラソンに参加して9年ぶりのハーフコースを走ってきた日曜日

昨日は日が変わるまで起きていたので朝起きられるか心配でしたが無事6時には起床。6時30分からホテルで朝ご飯を食べられました。

朝ご飯を食べて部屋に戻ると何か音がするので外を見るとめちゃくちゃ雨が降ってました...。
ほんとうはすぐに会場に向かう予定でしたが、7時30分くらいまで様子を見て雨脚が弱くなってから大会会場へと向かいました。

会場に着いても雨は止まなかったので8時20分くらいまで待ってみたものの、雨はぜんぜん止みませんでした。諦めて2kmくらいジョグをしてから9年ぶりに柏崎マラソンのハーフコースを走ってきました。

コースはスタート直後の序盤が変わっていて自分の好きだったところを走らなくなっていたのが残念でしたが、それ以外はいつもどおりの柏崎マラソンでしてとても楽しく走ってきました。ハーフを走り切る自信がまったくなかったのでできるだけペースは抑えて完走を優先し、その代わりに沿道で応援してくれている人たちになるべく反応してみました。今日は風もそんなに強くなかったし雨もそこまで降られなかったしとても走りやすかったです。

タイムは期待していませんでしたが11年前の初ハーフで出したコースワースト(1:51)よりはいいタイムだったのでホッとしました。

走り終えたらアクアパークでお風呂に入って汗を流してから会場内を少しぶらついて会場を後にしました。

柏崎マラソンに参加するのは4年ぶりでしたが変わってないものもありましたが、いろいろとなくなっているものが多くて4年という時間の長さを実感しました。

会場を後にしたらガソリンスタンドで給油してからお土産を買いに行きました。

買い物に行ったのは日本海フィッシャーマンズケープというところです。
ここは11年前に初めて柏崎マラソンに参加したときに大会に誘ってくれた友だちが連れて来てくれたところなんですが、来年の春には無くなると聞いたので来てみました。

11年前に来たことがあるとはいえ、さすがに11年も経ったらお店のことはおぼえてないだろうな...と思ったのですが、お店に入ってすぐにこの貝がら詰め放題を見たらすぐに来たときのことを思い出しました。
当時子どもたちが貝がら詰め放題をやりたいと言い出して詰め放題したんですが、「貝がらなんて海に行けばいくらでも落ちてるのにお金を出して詰め放題するなんて....」となんとも言えない気持ちになったんですよね。変わらず詰め放題があったことにちょっと感動して写真を撮っちゃいました。それ以外にもいろいろと見覚えのあるものもあってとても懐かしい気分でみてきました。

ここのお店は来年の春になくなり、この跡地には3年後に道の駅ができるそうです。このお店の裏手には恋人岬という名前のちょっとした観光スポットがあるのでそこも含めて人が来やすいようなものを作るんでしょうが、ここがなくなってしまうと思ったらちょっと寂しい気持ちになりました。

妻と次女にお土産を買ってソフトクリームを食べたら今度こそ帰途につきました。


# お昼ご飯

越後川口SAでお昼ご飯を食べようと思ったら混み過ぎてて食べられなかったので塩沢石内SAまで我慢してまいたけ天そばを食べました。まいたけ美味しすぎる!

往路は雨の影響もあって4時間くらいかかりましたが、復路は30分くらい早く到着。
試験を受けに行っていた妻を宇大まで迎えに行って今日のミッションは終了しました。


忙しい週末でしたし走ったり運転したりめっちゃ疲れましたがとても楽しい2日間でした。

悲しいニュースを見て10年前のことを思い出した木曜日

昨日はめっちゃ涼しかったのに今日はめっちゃ暑くてうんざりしました。おれの秋を返して...。

昨日の夜に見かけたカエルがまだいました。かわいい。

今日は忙しさも大したことがなかったので早めに帰宅して走りに出かけました。

時間も遅かったのでいつもの周回コースを走ってきました。

そんなにペースを落としたつもりもなかったのですがペースは相変わらず遅かったです。徒歩通勤の疲れなのかなんなのか...。

気温はちょっと高めでした。



さて。今日、ニュースサイトを見ていたらびっくりする記事を見かけました。

www.chunichi.co.jp

加賀温泉郷マラソンが来年度の開催は見送りになったというニュースですが、この大会は例年4月に開催している大会なので、次回の大会は来年度、つまり今年4月の大会が最後の開催となったというニュースでした。

このニュース記事にの最後の方にも書いてありますが、加賀温泉郷マラソンはもともと全国健勝マラソンという名前の歴史ある大会でしたが2013年からコースと名前を変えて開催されていた大会です。

わたしはこの名前とコースが変わったという2013年にこの大会に参加して、初めてのフルマラソンを完走しました。

今思えば初フルマラソンで走るような簡単なコースではなかったのですが、でも苦しかったからこそ自信にもつながったし何よりもあのゴールした瞬間の達成感が今でも自分が走り続けている唯一の理由なんじゃないかと思うくらいインパクトのある出来事でした。

加賀温泉郷マラソンにはその後何度かエントリーをしつつも、中止になったり怪我で参加できなかったりして結局一度も参加できていませんでした。それでもまたフルマラソンを走るのであればでその復帰戦で走りたいコースの候補の上位に常にリストアップされていた大会でした*1が候補がひとつなくなってしまいました。

記事に書いていた大会がなくなる理由を読めば何も言えることはないのですが、せめてもう一度でいいから大会を開催して欲しかったなと思っています。


こんなふうに大好きな大会がなくなるたびに、自分が走り続ける理由も少しずつ削られていくような気持ちになります。

*1:柏崎マラソンか大田原マラソンか加賀温泉郷のどれかだろうなと思ってました

雨で走れなかった水曜日とランニングに対する心境の変化

今日はひさしぶりのリモートワークでした。あいだに夏休みを挟んだこともあって、数えてみたら2週間ぶりでした。
朝は出社するときよりもだいぶゆっくりだったし歩いて出社しなくてもいいしめちゃくちゃ楽でした。夏の朝の徒歩通勤のつらさを改めて実感しました。

せっかくひさしぶりのリモートワークだったのでお昼は走ろうと思っていたのですが11時過ぎからポツポツと雨が降り出してお昼にはかなりひどい降りになりました。シャワーランでもいいから走ろうと一度は着替えて外に出たのですが、雨が強烈過ぎて走るのは断念しました。


# お昼ご飯

今日は急ぎの仕事はなかったので午後のうちに片付けられるものは片付けて早めに店じまいをして夜に走りに出かけました。
夕方も雨の予報だったのですぐに帰ってこれるように近所の周回コースを走っていたのですが途中でちょっとだけ雨が落ちてきたものの降っていると言えるほどの降りにはなりませんでした。

日曜日以来3日ぶりのランニング+雨のせいで湿度が異様に高かったこともあってペースはまったく上がりませんでした。いつになったら5'00/kmで普通に走れるようになるんだろう...。

1時間走をしましたがいまはこのくらいの時間を好きなペースで走るのが一番楽しいかもと思いました。

26度とは思えないくらいの暑さでした。汗がもう...。

夜は次女とバイオハザードリベレーションズ2、地球防衛軍6をして過ごしました。読みかけの本を読みたかったけど次女が遊んでくれるときはそっちが最優先です(笑)


さて。昨日はひさしぶりにマラソン大会に参加した日記を書きました。

itotto.hatenablog.jp


大会に参加したのは 7/30 なのでもう10日前なのですが、しばらく忙しくてなかなか書けなくて昨日やっと書くことができました。以前は走った直後に書かないとすぐに忘れてしまっていたのですが、今回は「ずいぶん前なのにわりと走ったときのことをおぼえてるな」と思いながら書いていました。以前は月に3回くらいはマラソン大会に出ていたのでひとつひとつの大会のことは結構すぐ忘れていたのですが、最近は月に1回つも走らなくなったので何となく個々の大会の思い出が色濃く残るようになった気がします。

じつはこの今回走った日本海メロンマラソンがいままで参加したマラソン大会の200大会目でした。
初めてマラソン大会に参加したのが 2011年11月の宇都宮マラソンだったので 12年弱で200大会に参加したという計算になります。最初の1年はまったく大会に出ていないのと2020年から2022年の3年間はほぼ大会に出ていないので正確にはおおよそ8年くらいなので、年間25大会(200÷8)という2週に1回ペースくらいで大会に参加し続けた計算になります。いま振り返るとだいぶ多い気がするし「おれはほんとうに働いてたのか?」と自分のことながら不安になります(クビになってないのでたぶん大丈夫のはず)。ちなみに100大会目は2016年なので7年前でした。

itotto.hatenablog.jp

この12年はほんとうに走ることと生活がほぼイコールのような状態だったので、自分の長期的な予定はいつもマラソン大会の予定中心で組まれていたし、1日とか1週間の短期的な予定は日常の練習の予定を中心に組まれていました。
ここまで走ることと生活が密着してしまうと、ときには家族も苦々しく感じていたりめんどくさくなることもあったと思うのでそこはとても申し訳ないのですが、自分なりにうまく両立させて続けてきたつもりでした。怪我をして走れないときもあったし、走れないのがつらすぎて走るのを止めようかと思ったこともありましたがなんだかんだよくなったら当たり前のようにランニングを再開してきました。

ところが今年の3月に走れなくなったときに「このまま走るのを止めてもいいな」と思うことが何度かありました。口では「よくなったらまた走ろう」とか「来年はこの大会に出たい」と言いながらも、何となくこのまま走らないのもありだなと思うことが増えたのです。あまりに走れなくて自分に言い聞かせるためにそう思い込もうとしているのかと考えたりもしたのですが、そうではなくてほんとうにそう思ってるんだなと感じるくらいには自分自身が走ることを諦めていることが分かりました。理由はいろいろとあるのですが、たぶん一番の理由は体調不良でした。脚の付け根の部分が痛くて脚が上がらなかったり、胃腸の調子が悪くてご飯も美味しく食べられなかったりと、走る以前の問題というかこれからこれから今までどおりの普通の生活が送れるのかという不安が大きすぎて走ることに対する執着がまったくなくなってしまっていました。

病院にも通院していて幸い体調はだいぶ回復したのですが、そのときに身に着いた諦念がいまだに抜けていないなと感じる瞬間がたくさんあります。以前のように走るのはもう無理なんだろうなと思っています。


それでもまた走りたいと思ったのは、体調が多少良くなったことも大きいのですが、何よりも走る楽しさを忘れられなかったからでした。走っていると生きている実感がわいてきます。
以前のように日に日に速くなったり走る距離が伸びたりというのはもう難しいのですが、でも近所や街中をぶらぶら走るだけでも楽しいし、速く走らなくなったことで風景の変化にもとても敏感になりました。この風景を動画に残したいなと思うことも増えてきたのでまたInsta360 GO2やGoProを使ってランニングの動画を撮ろうかな思っています。


と、ここまで自分の心境の変化を書いて整理してきましたが、マラソン大会で出すタイムにしか興味がなかったときの自分の価値観とあまりに差がありすぎて「これはほんとうに自分の本音なのか?」と自分自身に問いたくなっています(笑)
酸っぱい葡萄でもないけれど、以前のように速く走れなくなった/速く走る努力ができなくなったのでその価値観を無理やり捨てようとしているんじゃないかと疑ってしまうのですが、こればかりはもう自分でもほんとうのところは分からないです。ただ、事実として「今は速く走れない」のは間違いないのでそれを認めて受け入れることが起点になるんだろうと思っています。

秋田県男鹿市で開催された第35回日本海メロンマラソンに参加してきました


秋田県男鹿市で開催された第35回日本海メロンマラソンに参加してきました。

2015年以来、8年ぶりにハーフマラソンを走ってきました。

結果


以下、手元の時計で測ったネットタイムです。


タイム種別 タイム
グロスタイム 2時間1分52秒
ネットタイム 2時間1分26秒
平均ストライド(cm) 平均ピッチ(歩/秒)
0.94[m] 179[歩/秒]

合計:21.1km/02:1:52(5分52秒/km)


567人中271位でした。ちょうど真ん中くらい!


コース

館山近隣公園発着で宮沢海岸を中間点として往復するコースです。

(コース図)


(高低差図)


スタート前

前日受付を済ませていたので当日は何もなくて行って走るだけでしたが、スタートが7時30分とめちゃくちゃ早くて不安だったので早めに起きて現地入りしました。
走り終えたらすぐに着替えられるように荷物を預けたのが7時前。スタートまで30分以上あったので普段であれば軽くジョグをするのですが、今日は少しでも体力を温存したかったので何もせずに会場をぶらぶらしてました。

スタート10分くらいになったらスタートへと移動。今日はあまり前から走ろうとは思ってなかったので真ん中くらいに並んでスタートを待ち、7:30に予定どおりスタートしました。


スタート - 宮沢海岸(10km過ぎ)

スタートロスは30秒くらいでした。スタートラインを超えて下り坂を下り切ったら右折して前日受付をした体育館方面へと向かいます。下り坂を過ぎたらすぐに上り坂が始まって「そういえばこういう感じのアップダウンが結構多かった気がするな...」とちょっとずつ8年前に走ったときの記憶がよみがえってきました。7時30分くらいだと日差しはまだ強くなかったのですが、確実にこれから暑くなるであろう予感をさせる天候でした。既に空気が暑い...。


さて。今回は9カ月ぶりのハーフマラソンでしたが、正直完走する自信がまったくなくて前日まで走るかどうかずっと悩んでいました。
今年の3月から走ることを止めて6月半ばにランニングを再開したのですが、再開してから走った最長距離は12kmでした。その最長距離の12kmもだいぶギリギリというか、5'30/kmくらいのペースなのにさほど余裕があったわけでもなくて最後はふらふらになって走り終えるという体たらくでした。ほんとうは大会前に一度ハーフマラソンの距離を走ってみようと思っていたのですがなんだかんだと走れなくて結局12kmが最長距離のまま大会の日を迎えてしまったので走る前から完走できるか不安しかありませんでした。しかも途中で走るのを止めにくいコースだったので天候次第では倒れて迷惑をかけてしまうのでは?という心配もありました。

というわけでかなり不安要素が大きかったので、今回は「折り返しまでは無理をしない」というのをテーマに走ることにしていました。タイムは気にせずあくまで体感ベースで無理をしていないことを確認しながら走ることにしました。

スタートして1kmくらいで右折してかはしばらく道なりに走っていたのですが木陰があったおかげでそこまで日差しに悩まされることなく走れました。アップダウンは結構あったのですが、そこまで厳しいものはなかったのでペースは大きく落とさずに走り続けることができました。
給水は最初からこまめにあってずいぶん給水に力を入れてるんだなと感心していたのですが、どうやら復路用(しかも10kmとか短い距離用)の給水所を誤って往路で開けてしまっていたようで周回して見回りをしていた運営の車がそれを見つけてめちゃくちゃ大声で怒鳴っている場面を見てしまいとてもきまずい思いをしました。たしかに最初の3kmで2つも給水があるのはおかしいと思ってたんだよな...。でもあのおかげでだいぶ助かったのでほんとうにありがたかったです。

5kmの手間で大きく右折するとその先に今度こそ給水所が出てきました。こちらでは水を2ついただいて飲んだり頭からかけたりしました。
給水所で軽く休むとだいぶすっきりするし体力も回復するのですが、そこから走りだすとすぐに暑さに負けてしまって走るのがどんどんしんどくなりました。5kmから9kmくらいまではほぼ直線のコースなのですがアップダウンと蒸し暑さにやられて前半の時点でだいぶダウン気味でした。9kmを過ぎると左折して坂を下り、海岸方面へ向かいます。ここまでも左手側に海を遠目に眺めることはできていたのですが、ここで本格的に海水浴場方面へと向かいます。ひたすら下って海に突き当たったら右折してそこからは海水浴場の横を走りぬけます。暑いので海に入りたいなあとか考えつつ、途中で給水をしたりしながら走っていたら海水浴場の真ん中あたりで10km地点でした。男鹿市は自分の地元なんですが、この宮沢海岸あたりというのはあまり来ることがなくてこの海水浴場も10年前にハーフマラソンを走ったときに初めて通ったくらいなじみのない場所でした。

20年くらい前の市町村合併で同じ市になったところなのでもともとは別の町ではあるのですが、マラソン大会に出ることでそういうあまりなじみがなかった場所を走れるいうのはとても嬉しいもんだなと前に走ったときに思ったことを走りながら思い出しました。

海水浴場は日差しを遮るものもあまりなくて走るのもつらかったのですが、多めに給水をとったり沿道で応援してくれている人たちにお礼をいいながら走っていたら何とか折り返しとなる海岸を走りぬけることができました。

宮沢海岸 - ゴール

海岸を抜けて少し走ると11km地点を通過。そういえば最初の頃は距離表記は1km間隔であったのですが、5kmを過ぎたらほぼなくなっていたことに気付きました。無理のないペースで走ることに必死だったのと、GARMINがあれば距離表記がなくてあまり気にならなかったのですが、そういえば前回も距離表記は5kmおきくらいだったことを思い出しました(GARMINがなかったのでその当時は不満だった)。
海岸を抜けてからは往路とは別の道を通るものの、向かう先はスタート地点でもある館山近隣公園なのでここからは復路ということになります。この時点で日差しは強いし空気もかなり暑いし想定どおり(不安どおり)の気候になっていました。10km以降は2-3kmおきにある給水所を楽しみに走り続けていたのですが、頭の中ではもう走るのを止めてのんびりしたいとそればかり考えていました(笑)

とは言え、走りだした以上はゴールはしたかったので「どこからなら歩いても時間内にゴールできるのか」ということをずっと頭の中で計算しながら走っていました。計算だと17kmを過ぎたら全部歩きでも大丈夫でしたが、歩いたら歩いたで走るよりも長い時間日差しにさらされないといけないのでそれはそれで嫌だなとか考えながら走り続けました。給水所では毎回水を3つくらいもらって給水しつつ、頭からかぶりつつ、腕とかを冷やしつつトいう感じでゆっくり休みを入れながら走り続けました。給水所では2分くらいかけてのんびり休んでいたのでそのおかげで給水所以外では遅いながら歩かずに走り続けることができました。

9時を過ぎると日差しも強くなって走るのもつらかったのですが、そんな暑さの中でも沿道でたくさん応援してもらえてとても元気をもらいました。
あとは自宅から道路に向けて散水してくれているところもたくさんあってほんとうにありがたかったです。散水しているお宅はこのあたりに限らずスタートしてからずっと不定期にあってとても助かりました。

暑くなってくると歩いたり走れなくなるランナーもいたのでお互いに声をかけつつ、ゴールへと向かいます。

19.5-20kmあたりの坂だけはめちゃくちゃきつくてぜったいに走りたくなかったので、そこ以外はがんばって走り続けてその坂だけは無理せず歩いて、最後の1kmはしっかり走ってゴールへと駆け込みました。坂を歩かなければ2時間は切れるのは分かっていたのですが、ここだけはもう何があっても走りたくないとスタート前から思っていたので無理せず歩きました。
走る前はハーフマラソンなんて無理だろうなと思っていたけどなんとか時間内に完走できました。

まとめ

走る前は完走できるかどうか分からなくてとても不安だっただけに、完走した瞬間はとても嬉しくて暑さも忘れて完走の喜びに浸ってしまいました。
練習不足、暑熱順化不足なのは間違いなくて、そんな状況で走ったことはよくなかったなと思うのですが、一方でそんな完走すら危うい状況でもペースをコントロールして走り切れたことはとても嬉しくて走ってよかったなとも思いました。


さて。完走したこと自体はよかったのですがタイムについてもちょっと書いておきます。
いままでハーフマラソンはかなり走ったことがあるのですがタイムが2時間を超えたことはほとんどなくて、付き添いで走ったとき以外だとおそらく片手で足りるくらいしかないと思います。そんな自分にとってはあまりよくないタイムだったのに、走り切ったあとの達成感はかなり大きくて自分でも驚くくらい喜んでしまっています。それだけ今回のハーフマラソンが自分にとって大きな挑戦だったんだろうというのは分かるのですが、出したタイムと自分自身の心情があまり乖離しているのでこれをどう受け止めるべきなのかずっと考えていました。自分はタイムをかなり気にするタイプなので絶対値としてのタイムだけ見ればぜったいに落ち込むはずだし知り合いにはこのくらいのタイムだったと知られたくないと思うはずなんですが、今の自分の気持ちと真正面から向き合うと周囲に「メロンマラソンでハーフを完走したんだよね」と自分から言いたくなるようなそんな気持ちになっています。

それだけ自分にとっては勝ち目の薄い挑戦だったのかも知れませんが、当たり前のようにタイムを追いかけていたときも楽しかったけどこうやって自分の今の走力の限界突破を目指すというのも楽しいなと感じています。タイムを出すために努力し続けることはいつまでもできることじゃないかも知れないけれど、今の自分の走力の限界に挑戦することはいつまででもできることなのでそういう楽しみ方の良さに今回気付くことができたことがとても嬉しいです。

先行き不安なことばかりな木曜日

昨日の夜はめちゃくちゃ雨に降られましたが今朝は快晴でした。

もう夏っぽい!

日中もだいぶ暑くなったみたいですが今日は終日社内に引きこもっていたのでとくに代わり映えのしない1日でした。暑い日は社内にこもるにかぎります(自宅だと暑い)。

今日は仕事もそんなに立て込んでなかったのでちょっと早めに帰宅して走りに出かけました。

今日は近所の周回コースをだらだら走ってきました。日中ほどではないにしてもだいぶ気温は高く感じました。


# 25度...

走っている感じだと5'30/kmくらいなんですがタイムを見るとめっちゃ遅くてびっくりしました。いくらなんでもこれは...。

もうちょっと走りたかったのですが最近は通勤で往復7kmくらい歩いているのでそれを考慮して短めで切り上げました。

さて。日曜日の大会以来、4日ぶりに走ってきましたが相変わらずペースが上がらなくてどうしたもんかなと思っています。ピッチはわりと以前と変わらないのですがストライドがまったくのびないのでそこを改善しないとダメだというのは分かっています。ストライドがのびないのは4月からずっと気になっている鼠径部のあたりの痛みのせいだというのも分かっていますが、それの対処が分からないという感じです。整形外科に行くしかないとは思ってるんですが信頼できる病院を知らないというか、行くだけ時間の無駄という印象しかありません。ずっと痛いところを伝えてたのに異常はないと言われて痛み止めだけ出されて、後日「よく見たら骨が折れてるね」みたいなことを言ってくるところばかりなんですよね...。自分の伝え方がよくないのかも知れないとは思ってますが、それを差し引いても行く気になりません。

とは言ってもこの痛みももう3カ月くらい続いているのでさすがに時間経過でよくなるものでもないんじゃないかなという気がするし、これがよくならないとまたすぐに怪我をしてしまうようなそんな気がしています。いろいろと不安です。

福島県浅川町で開催された第27回花火の里浅川ロードレース に参加してきました

福島県浅川町で開催された第27回花火の里浅川ロードレース に参加してきました。


6年ぶり2回目の参加です。今回も10kmコースを走ってきました。

タイム


タイム種別 タイム
グロスタイム 51分36秒
ネットタイム 51分35秒
平均ストライド(m) 平均ピッチ(歩/分)
1.01[m] 190[歩/分]


合計:10km/00:51:35(5分08秒/km)


種目別では40歳代で129人中81位、総合では504人中274位でした。

コース

コースは性格ですが高低差図はちょっとずれてる気がします。

[コース図]


高低差図


スタート前

走る前にウォームアップしたかったのでスタート前に会場周辺を15分ほど走りました。

お祭り騒ぎで町全体が浮足立っているようなそんな楽しい空気がとても楽しくて走っていてめちゃくちゃ楽しかったです。

あとは会場内をうろうろしたり早めに集合場所に移動してスタート前の空気を満喫して過ごしました。

スタート~ゴール

予定どおり10時にスタート。スタートロスは1秒でした。
今回はタイムはいっさい狙ってなかったので後ろのほうからのスタートでもよかったのですが、張り切って集合場所に早く移動してしまったために比較的前の方から走りだすことになりました。

さて。今年の3月から6月までは不調でまったく走れなくてランニングを再開したのは6月に入ってからでした。走れる距離ものびず、速くも走れずといった感じでしばらく走っていたのですが、大会の一週間前にやっと10kmを走ることができました。

こんなペースですが当日は給水を入れつつなんとか走り切った感じだったので大会もこのくらいのペースで走れるか怪しいなと思っていました。
というわけでとりあえず今日は60分を超えないようにしたいなと思って走りました。ただ、下手に時計を見てペースを確認すると遅かったときに焦りそうだったので今日も時計は見ずに走ることにしました。1kmくらいまでは追い越されることが多くて「もしかしてペースめっちゃ遅い?」なんて思ったりしたのですが、1kmを過ぎたあたりから周囲とペースが変わらなくなったのであまり気にせずに走ることができました。

改めてコースについてですが、スタートから2kmくらいはスタート・ゴールのある町役場前の広場を中心とした町の中心部を走り、あとは6km地点を折り返しとするほぼ「行って来て」のコースになっていてとくに2km以降は町の中心部からは外れて田んぼの中を通るのどかな道路を走る気持ちの良いコースです。

スタートから2kmまでは沿道の応援がめちゃくちゃ多くて楽しそう応援してもらうと歓迎していただいているのが嬉しくなる区間でした。

2kmを過ぎるとだいぶ応援は減りますがそれでも民家の近くを通ったりすると家から出て応援してくれている方がたくさんいてこれまたテンションが上がります。日差しもかなりあって結構暑かったのですがみんな笑顔で応援してくれているのが嬉しくてがんばって走ろうという気持ちになりました。手を振り返したりありがとうございますと返すとさらに応援を返してくれたりしてほんとうにありがたいというか嬉しかったです。

そんなわけで沿道の応援には終始メンタル面で栄養を与え続けてもらったのですが、精神的な面での支えは十分あっても肉体的な疲れがなくなるわけではもちろんなくて走り続ければ続けただけ疲れは貯まります。スタート直後に周囲のペースに引っ張られていたようで2kmを過ぎたあたりで既に疲れてしまいペースもどんどん落ちてそうなのは感じていました。走りだす前はタイムは気にしなくてもいいと思っていたものの、いざ走り出すと最下位になったらどうしようとか時間制限に間に合わなかったら嫌だなとかそんなネガティブなことを考えてしまってどうしてもペースを落として楽なペースで走ろうと思えませんでした。もちろん速く走れないので呼吸が苦しいペースとかではないんですが、例えば給水所で立ち止まってのんびり給水するとかそういうことをしたかったけどそれもできませんでした。後ろのほうで走ることに慣れてないというかなんというか...。

というわけでペース自体は速くはないものの、最近のランニングペースよりは速いペースで走り続けました。日差しも強かったです。

それでも沿道の応援とボランティアの方々から声をかけてもらえると嬉しくてがんばっちゃうし、やっぱり公道をこうやって走るのはほんとうに楽しいなと思いながら走りました。生を実感するというのは言い過ぎかもしれませんがいま生きてるんだなということはすごく感じたし、まったく走れなかった3カ月間のことを、もう走れないんだろうなと思って過ごした日々のことを思い出すとこのつらい時間さえもすごく幸せな時間のように感じました。今回は10kmなので1km、1kmと積み重ねていけばほんとうにあっという間で気付けば残り1kmというところまで走っていました。まだ余力もあったのでラストスパートをかけようかと思ったりもしたのですが、せっかくなのでこの楽しい瞬間を長く味わおうと決めてペースは変えずにゴールまで走り切りました。

まとめ


# 黒磯PAでお昼ご飯として食べたチャーシュー麺

完走後は飲み物をもらって完走証をもらって参加賞のTシャツをもらって会場を後にしました。

そうそうこの大会は紙の完走証があってめっちゃ嬉しかったです

紙の完走証ってひさしぶりかも。

というわけで6年ぶりに浅川町で走ってきましたが6月の大会ってこんな感じだったなと思い出す瞬間がとても多かったです。真夏の大会もすごく好きなんですが6月の梅雨のさなかのじめじめとした空気の中で走る大会も悪くないというか、過去に出た6月の大会ってどれも好きな大会ばかりなので楽しかったなとかまた走りたいなという思い出ばかりです。山形の東根さくらんぼや鳥海ブルーライン登山マラソンは初夏の山形を楽しめる良い大会ですし、さくら湖マラソンやこの浅川ロードレースも地元の夏祭り的な空気が最高でたまりません。茨城の潮来でやってた4時間耐久も初夏の風物詩的な感じで毎年参加するのを楽しみにしてました。

ここ数年はコロナ禍ということも6月のマラソン大会にはまったく参加できていませんでしたが今回浅川で走って6月のマラソン大会の良さを改めて思い出しました。これから死ぬほど暑くなる夏に向けた前哨戦、夏の幕開けとしての新しい風物詩として来年もまた浅川に走りにきたいなと思っています。