4年周期で訪れているように見える不調の波

今日もやたら天気が良くて暑そうでしたがお昼は軽くジョグをしてきました。

3連休は毎日走ったので今日はのんびりと50分走りました。気温はだいぶ秋めいてきたのですが日差しが強くてまだまだ暑いなという感じでした。

あまりにいい天気だったので眺めのいいところで写真を撮っちゃいました。

あっという間に終わっちゃうけど秋はいいよなー。


# 今日は27度弱でした

さて。最近、趣味で統計やデータ分析の本をいろいろと読んでいたのですがその中に「データの周期性」について書かれたものがありました。
たとえば月ごとの平均気温なんかが分かりやすいのですがデータが一定の間隔で同じようなパターンを繰り返すようなときにはその背景にあるルールを理解してそのパターンを前提としてデータを分析しないといけないという話でした。それ自体はとくに違和感も目新しさもない普通の話なのでそうだよねくらいの気持ちで読んでいたのですが、読みながら不意に最近悩んでいる自身の不調のことを思いだしました。

先月末からまたマラソン大会に出ているのですが、その大会でもそうですし普段の練習でもあまりいい感じには走れなくてなんとなく調子が悪いなと感じていました。ただ、ここしばらく負荷をかけた練習をしていなかったこともあって「練習不足だろうからちゃんと練習しなきゃな」と反省していたのですが、一方でこの不調はほんとうに練習不足だけが原因なのか?という疑問もありました。たしかに負荷をかけた練習はしていませんが、走った距離自体は以前よりも多いくらいですし負荷は十分ではないとしてもそれなりのペースでそれなりの距離は走っているのでここまで走れないのもやはり腑に落ちませんでした。

では過去にこんなことがなかったのかというと実はよく似た状況に陥ったことがあってそれは4年前の2018年の同じくらいの時期のことでした。
2018年の9月に田沢湖ラソンで20kmを走った後から急激に不調を崩してしまい、そこからは日に日にペースも距離も走れなくなっていきました。当時のことはよく覚えていて「日常生活は今までどおり普通に送れるんだけど走ると今まで通りのペースでは走れない」という感じでした。通っていた病院に相談したりしたり貧血の検査を受けたりしたのですがまったく原因が分からかったのですが、でも日を追うごとに大会でも練習でも走れなくなってしまいました。そのこととの因果は分かりませんが、3カ月後の12月に十二指腸潰瘍と診断されたのでそこからは走ることを止めてしばらく休養したのがちょうど4年前のことであのときの何をしてもどうにもならない感じがいまとよく似ているような気がしています。あの「走っても走っても走力が落ちていく感じ」がすごく怖かったのでよくおぼえています。

4年前との類似性については以前から気付いていたので、2018年と2022年の気象だとか黄砂・花粉をはじめとしたアレルギーを起こしそうなものの流行状況だとかは調べたのですがそこまで似ているという感じではありませんでした。気候について、6月に一度めちゃくちゃ暑くなっているという点は似ていましたがそれくらいだったのですが、今回この周期性の話を聞いたときに「4年前と似ているならさらにその4年前はどうだったのか?」ということに思い至りました。2018年の4年前なので2014年のことなんですがこの年はランニング的にはとても不調な1年だったのでこれもよくおぼえています。ただ、不調とは言ってもどちらかというと怪我が多かったという点での不調だったので2018年ほど今年の不調との類似性は感じていませんでした。

2014年は春先に足底筋膜炎を決定的に悪化させてしまってそこからずるずると治りきらないうちに走ってしまった年でした。
フルマラソンのワーストタイムである4:04を出したのもこの年なんですが、ずっとそれは怪我を治さずに走っていたからだと思い込んでいました。実際にそういう側面も大きかったのは間違いないと思うのですが、ここにきて果たしてあの不調の原因は本当に怪我だけだったのかという疑問が出てきました。当時のブログを読み返してみると、たしかに怪我で十分に走れていないと思っていたようですが、一方で走っているときの実感と実際のタイムがかなり乖離していることへの違和感もあったようです。そのときは怪我のせいだと思っていたのでもっと練習しないと、と思っていたようですがもしかしたら今みたいに走っても走ってもダメなターンになっていた可能性もあるなと感じました。結局、この2014年の不調は鉄欠乏性貧血へとつながってしまって2015年の半ばくらいまでは走れない状態が続くことになります。

と、自分の中では4年インターバルで発生する不調ということで何か見えてくるものがあるのではないかと思っているのですが、あまり自分の記憶や感覚だけで考えすぎると思い込みや望む答えに引っ張られることになりそうなのでこのあたりは人間ドックの結果やマラソン大会のタイムのような客観的な数値を分析してみようかなと思っています。