めっちゃ走りたくなかったけど今日は走る日

内視鏡検査まであと1週間となりましたが相変わらず体調不良は続いています。
そんなわけであまり走りたい気分でもないのですが、定期的に体を動かさないとあっという間に体がなまってしまいそうだったので今日は軽く走りに行ってきました。


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今日はマラソン大会前日にジョグでよく走るコースをのんびり走ってきました。とにかくペースは抑えて無理なく走りとおしました。


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かなり着込んで走りましたがめちゃくちゃ寒かったですね...。



さて。今日の夕方にふと思い立って週末の真岡市の天気を調べてみたらびっくりしました。


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めちゃくちゃ寒い...。走るわけではないけど、エイドで立ち仕事なので寒さに耐えられるかどうかすごく不安です。


ランナーも大変そう...。

先週のランニング


12/3~12/9の週に走った分のまとめ。

12/6(木)


1時間のビルドアップをしてみました。


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平均ストライド(m) 平均ピッチ(歩/分)
1.10[m] 189[歩/分]


合計:12.5km/01:00:01(4分49秒/km)


走るのは4日ぶりだったのでピッチを落として無理なく走ってみました。


12/8(土)


大会前日なのでのんびりジョグをしてきました。


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平均ストライド(m) 平均ピッチ(歩/分)
0.96[m] 194[歩/分]


合計:10.6km/00:56:43(5分22秒/km)


ちょっと暑かったけど気持ちいいペースで走れました。


まとめ


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# 送られてきた鉄人番付の完走証


12/3~12/9に走った距離は23.7kmでした。


先々週は鉄人番付の翌週ということで走る距離を意識的に減らしたのですが、先週は体調がいまいち優れなかったので結果として走る距離が短くなってしまいました。楽しみにしていた9日の黒井峯遺跡マラソンは体調を考慮して棄権しましたが、とても大会で走れる状態ではなかったのでよい判断だったと思っています。

それにしても体調がよくないと走りたいという欲求すら失せてしまうようでして、怪我をしたときは走りたくてしょうがなかったのに先週は体調不良のせいなのか走りたいとはまったく思わなかったので毎日だらだらと過ごしました。来週末は内視鏡検査も受ける予定なので今月は無理せずのんびり静養します。


さて。今週末ははが路ふれあいマラソンにボランティアとして参加します。


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はが路でボランティアをするのは2年ぶり2回目ですが、前回と同じ場所で同じ業務をする予定なので不安はそれほどありません。


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# 第2エイドです

この大会には知っている人もたくさん参加するのでいろんな人に会えるのも応援できるのも楽しみです。あとは会場でスカイベリーを買うことができたらもう大満足なんですが、以前であれば14時くらいまで売り残っていることもありましたが最近はだいぶ人気も出てきたので早めに会場に戻らないと買えるかどうかちょっと心配です。


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改めて自分が走らないマラソン大会というのも気楽でいいもんだなと思っています(笑)


微力ではありますが参加される方々を支援できるのを楽しみにしています!

本格的な冬の到来

週末も結構寒かったのですが今朝はさらに冷え込んでかなり寒くなりました。
そんなわけで仕事を終えて帰ってくるときもかなり寒かったのですが、明日からは雪が降るかも知れないと聞いたので今日は走りに行ってきました。

今日は無理のないペースでペース走をしてきました。


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5'40/kmくらいでのんびり走り出して、3kmを過ぎたあたりから5'00/kmくらいのペース走をしてきました。


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ピッチはゆっくりを心掛けたらいい感じのピッチで走れました。


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疲れやすさはまだ残っていますが、それでも体を動かすとすごくすっきりとした気分になります。今日はよく眠れそうです。


さて。先日、知人が作ったアンケートを2つ紹介しましたが、昨日もまた新しいアンケートを作っていたので紹介します。



わたしは「夜(仕事終わり)」を選択しました。前はたまに朝も走っていましたが、最近はもうずっと夜です。


もともと朝は弱くて起きられないのですが、最近はかなり寒くなってきたので余計に起きられなくなりました。
それでも大会は早い時間から始まるので朝に走る習慣をつけたいなと思うこともあったのですが、先日この記事を読んでからは朝起きてすぐに走るのは止めようかな...と思っちゃいました。


gendai.ismedia.jp

この方はお酒をよく飲まれるということでそのあたりも関係してそうだなと思うのですが、それを差し引いてもちょっと怖い話です。

覚悟を決めて検査することにしました

午前中は病院に行きたかったので早めに起きて走りたかったのですが、目が覚めたらもう8時30分を過ぎていました。
平日はなかなか眠れなくて寝不足気味だったせいかも知れませんがちょっと寝すぎました。


いつも行く病院は土曜日だと午前中しかやっていないので走るならすぐに走りに行かないと病院に間に合わなくなるため、寝起きすぐには走りたくなかったけれど走りに行くことにしました。今週はまだ1日しか走っていないし、明日は明日で大会の予定も入っていたので軽くでいいので体を動すために走りに行ってきました。


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今日は大会前によく走っているジョグコースをのんびり走ってきました。
もともとゆっくり走るつもりでしたが、木曜日のビルドアップの疲れなのか脚が重くてペースはぜんぜん上げられそうにありませんでした。疲れが残りやすいのか、ただやる気がなかっただけなのか...(笑)


今日は空気がめちゃくちゃ冷たくて、いよいよ冬になったなと実感がわいてきました。


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先日買った腹巻がすごく温かくて重宝しています。


さて。9月中旬の田沢湖ラソンの前日から体調を崩してしまったのでしばらく病院に通ってあれこれ調べてもらいましたが、今のところ何が悪くてこんなに体調が悪いのかまったくわかっていません。異様に疲れやすかったり胃の調子が悪くて食事もままならなかったりと走ることに影響のあることばかりでほんとうに困っているのですが、とくに胃の調子が悪いのが気になっていました。

病院ではタケキャブという胃の薬をもらって飲んでいましたが、これがまた合わないというか3日くらい飲むと倦怠感が強くなって何もできなくなる上に頭がボーっとして日常生活にも影響が出てしまうのでそうなるたびに飲むのを中断しなければなりませんでした。続けて飲まないといけない薬なので毎日続けて飲めていたらまた違っていたかも知れませんがなかなか難しかったです。


そんなわけで薬だけではなかなかよくならなかったので、このままでは埒があかないなと覚悟を決めてちゃんと検査をすることにしました。


胃の内視鏡検査は過去に人間ドックで引っかかったときと極度の貧血になったときと合わせて3度ほどやったことがあるのですが、やらずに済むならあまりやりたくないなというのが正直なところです。体の中にあんな長い管を入れられるなんてほんとうにつらいし、入れられている間はいつも生きた心地がしません。


とは言え、最近は本格的に体調が悪くなってきてそんなことも言ってられなくなってきたのでいつもお世話になっている胃腸科に行って内視鏡検査の手続きをしてきました。そしてどうせ嫌な検査をやるならついでに...ということで大腸がん検査もしてもらうことにしました。大腸がんの検査は朝から下剤を2L飲んでお腹を空っぽにしたうえでお尻からカメラを入れるという大変過酷な検査なのですが、3年前にやったきりだったので今回いっしょにやることにしました。


この2か月はひたすら体調不良のことで悩んだので、もうこれ以上引っ張りたくありません。


ただ、今までやった内視鏡検査は何もないことを確認するための検査でしたが、今回はさすがに検査をした結果何もなかったということはまずないだろうと思っているので正直めちゃくちゃ不安です。最悪のケースを想定しては不安で眠れなかったり何も手につかなかったりするのですが、でも不安だからと言って気付かないふりをしているわけにもいかないのでいよいよ覚悟を決めました。


検査は12/21なのであと10日ほどなんですが、早く検査して欲しいような、やっぱりして欲しくないような複雑な気分です。まるで処刑台に立たされる人の気分です(笑)


そんなわけでこんな体調、心境ではとても明日は走れないので予定していた大会への参加は見送りました。出たかったけどしょうがない...。
大会のことはさっぱり諦めて子どもたちとスマブラでもしてのんびり過ごします。


栃木県那須烏山市で開催された第14回那須烏山マラソンに参加してきました

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栃木県那須烏山市で開催された第14回那須烏山ラソンに参加してきました。


2年連続4回目の参加ですが、今年も5kmコースを走ってきました。

結果


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距離 ラップ 合計タイム
-1km 04:00 00:04:00
-2km 03:54 00:07:55
-3km 04:05 00:12:00
-4km 04:04 00:16:04
-5km 03:52 00:19:56
平均ストライド(m) 平均ピッチ(歩/分)
1.24[m] 203[歩/分]


合計:5km/19:56(3分59秒/km)


順位は全体では240人中26位、種目別(40代)では72人中7位でした。


結果の分析


予定どおり10:10にスタート。スタートロスは3秒くらいでした。

この大会は参加者の人数は少ない(今回出た5kmは全部で240人程度)のですが、道路の狭さと一部の中学生のマナーの悪さもあってスタート直後はわりと混みあいます。スタートダッシュを決めたいがために集団で最前列に並ぶ野球のユニフォーム姿の子たち*1や、速く走る気もないのに集まって前のほうに並んでだらだら走る子たちが毎年めちゃくちゃ邪魔です。速い子はいくらでも前に行ってほしいのですが、ほぼ1kmもまともに走れない人ばかりなので何とかならないのかなと思いつつ、最近ではもう諦めてスタート直後はのんびり走ることにしています。


そんなわけでスタート直後はなかなかペースを上げられませんでしたが、焦ってもしょうがないとあきらめて呼吸が乱れない程度のペースで走ります。500mほど町中を走り抜けて右に大きく曲がって少し走ると1km地点を通過...したはずなんですが、今回は距離表記が見つかりませんでした。

右折してからはわりとアップダウンが増えてきて、ほぼ上ってるか下ってるかのどちらかになります。ここを走るのも4回目なのでもちろんおおよそどんな感じなのかはおぼえているのですが、走るたびに「結構アップダウンあるなあ...」と新鮮な気持ちでうんざりします(笑)


ちょっと長めの坂を上り、踏切を超えて少し走ると給水所があり、給水所を超えて下りに差し掛かったところが2km地点です。アップダウン+ひさしぶりの全力疾走は結構つらくて既に呼吸は荒く、そして体全体が重く感じ始めていました。残りはたった3kmなんですが、その3kmがものすごく長く感じられました。


2km地点から折り返しまでは下り基調で、折り返したら当然上り基調となります。
下りは楽でよかったのですが上りがとにかくきつくて、折り返したあたりからもう全力では走ることができなくなりました。足が上がらないし呼吸はもう限界だし、ほんとうに情けないくらい余裕がありませんでした。「先週の疲れがまだ抜けてないんだからしょうがない」と自分に言い訳をしながらペースを落として走りました。


ふたたび給水所まで戻ってきたところで3km地点。たった5kmなのに長いなあ...と半分涙目になりながら、でも沿道で応援してくれている人には元気そうに手を振りながら走り続けました。

3kmを過ぎて踏切まで戻り少し走ると3kmコースの折り返しがあり、そこからは3kmコースの人たちと合流。3kmコースは5kmがスタートしてから5分後にスタートしているので、この時点で折り返しを走っている人はそんなに速い人ではありません。3kmコースの人たちが周囲と話しながら楽しそうにのんびり走っているのを見たらついつい自分もその仲間に加わりたいという衝動に駆られてしまいます。でも残り1.5kmだしがんばらなかったらゴールしてから自己嫌悪に陥りそうなので楽しそうなランナーの間を縫うように追い越してゴールへと向かいます。


その先の坂を下り切ったところが4km地点。いつもであればどれだけ元気がなくてもここまでくればゴールまであと少しだとやる気を出してペースアップしようとしていたのですが、今回はそんな元気は微塵もなく、遅くてもいいから残り1kmをなんとか走り切ろうとそれしか頭に浮かびません。「前はがんばれたのに今回ぜんぜん頑張れないな...」と走力の低下を実感してほんとうに悲しくなったのですが、でも無い袖は振れないからしょうがありません。

もう全力で走ろうという気力はとうの昔に潰え、ただただ惰性で脚を動かしてゴールへ向かって足を運びます。ただ、あと少しだと思うと沿道で応援してくれている人たちに手を振ってお礼を言うくらいの元気はわいてきました。ささやか(笑)


最後は下り坂を下って少し直進してから右折してゴール。ゴール直前にあった時計が10:29:55と表示されているのが見えたので、ギリギリですが20分は切れたことがわかって少しだけほっとしました。


まとめ


この大会は表彰対象が6位までだったのですが、完走証を受け取って確認すると総合で26位、種目別で7位でしたのでめちゃくちゃがっかりしました。もちろんタイムがこんなんなので入賞しても恥ずかしいな...とは思うんですが、それでも賞品として何かもらえるならそれはそれでうれしいじゃないですか*2
ところが完走証をもらって帰ろうとすると完走証の受け渡しをしてくれていた方から「おめでとうございます、米2kgです!」と言われてポカンとしてしまいました。言われて見てみると完走証の裏側になんと「米2kg」の文字が!!!


まさかのラッキー賞にテンションは爆上げでして、さきほどまで入賞を逃したと落ち込んでいた人と同一人物とは思えないほど張り切って米を受け取ってきました。


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しかも新米って最高じゃないですか...。



そんなわけで今年で4回目の参加となった本大会ですが、大会規模からコースまで含めてほんとうに自分好みの大会だなと改めて実感しました。同じ日には県内でいくつか大会が開催されているのですが、それらと比べても比較にならないくらい大好きなのでいまさら他の大会に出ようという気にすらなりません。さらにラッキー賞でお米をもらったことでその思いを強くしたのでおそらく来年もこの大会で5kmを走るんだろうなと思っています。年末には欠かせない大事な大会です。



(過去に参加した那須烏山ラソンの結果)

大会名 日付 タイム 前回差
第10回那須烏山ラソン 2014/12/07 20分32秒 -
第11回那須烏山ラソン 2015/12/06 19分24秒 -1分8秒
第13回那須烏山ラソン 2017/12/03 18分28秒 -56秒
第14回那須烏山ラソン 2018/12/02 19分56秒 +1分28秒


(関連リンク)

*1:しかもこのスタートダッシュする様子を動画に撮ってチーム名付きでYouTubeにアップしていてびっくりしました

*2:後日調べてみると6位の人とのタイム差は11秒もあったので惜しくもなんともなくて別の意味でがっかりでした

走る前はめんどくさいなと思うんだけど、いざ走るとすごく楽しくて走ってよかったなと思う現象に名前を付けたい

日曜日に大会で5kmを走りましたがそれ以降はまったく走る気にならず、さらに妻が体調を崩してしまったので走りに行く余裕もなくなったので今週はまったく走っていませんでした。そもそも体調が悪いと走るとか走らないとかそういうことすらどうでもよくなるというか、ここまで健康に不安をおぼえてしまうと走りたいともあまり思わないんだなと他人事のように自分の心境を分析していました。

もしくは鉄人番付でだいぶ燃え尽きたのかも知れませんが、とにかく走れないこと自体はぜんぜんストレスでもなく毎日淡々と過ごしていました。


といまいち元気のない日々を送っていましたが、今日は妻の体調もだいぶよくなったしわたしの体調不良も落ち着いたようだったので夕方に走りに行ってきました。


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走るのは久しぶり(4日ぶり)なので最初は体が動かなかったのですが、休みはしっかりとっているおかげで脚は軽かったので少しずつペースアップしてみました。相変わらずの疲れやすさもあって途中からペースは思うように上がりませんでしたが、ひさしぶりに走ったわりにはいいペースで走れたと思います。


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今日はピッチを意識的に落としてみたのでその分ストライドが伸ばせました。


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この走り方だと心肺への負担は抑えられるのですが、脚への負担が大きくてペースが安定しません。なんて慣れなんでしょうけど。


走る前は「めんどくさいから走りたくないなあ」と思っていましたが、いざ走ってみるとストレス発散できるというかすごくすっきりします。大田原が終わってからは平日はほとんど走らず大会だけ走る週末ランナーになりつつあるし、これから寒くなったらもっともっと走らなくなりそうな予感しかしませんが、体を動かす気持ちよさを思い出して積極的に走ろうと思います。


さて。先日は紙の完走証が欲しいかどうかというアンケートを紹介しましたが、今度はプログラムについてのアンケートが始まっています。



わたしはプログラムは基本的に要らない派なんですが、広告を載せる場所がなくなると協賛金がもらいにくくなったりしないかな?という点は気になっています。200-300人程度の小さな大会であれば知人の名前を探したりもするかも知れませんが、1000人規模以上の大会だと探す気にならないのであってもなくても一緒かなと思ってます。

栃木県那須町で開催された第6回那須高原ハーフに参加してきました

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栃木県那須町で開催された第6回那須高原ハーフに参加してきました。


www.nasukogen-marathon.jp

今回は鉄人番付2戦目となるハーフを走ってきました。大会には初参加です。

結果


以下、手元の時計で測ったタイムです。


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タイム種別 タイム
グロスタイム 1時間44分09秒
ネットタイム 1時間44分08秒
平均ストライド(cm) 平均ピッチ(歩/秒)
1.03[m] 196[歩/秒]


合計:21.1km/01:44:09(4分56秒/km)


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種目別順位は53位、総合順位は119位でした。


結果の分析


(コース図)

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(高低差図)

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予定どおり9:00スタート。スタートロスは7秒でした。


参加人数は400名程度と多くないものの、走路がやや狭いためにスタートしても渋滞してしまいすぐにはペースが上がりませんでしたが、下り坂ということもあって徐々に人が流れ出しました。100mも走ると自分の走りたいペースで走れるようになりました。


スタート前のジョグの時点、いやそもそも今朝起きた時には気付いていたのですが大田原のダメージはやっぱり抜けきってなくて歩いていてもすぐに心拍数が高くなるのを感じました。筋肉痛はほぼないのですが、すぐに息が上がってしまうため今日はあまりペースは上げられないだろうなと思っていました。だからスタートから7kmくらいまでは下り基調*1というのはとてもありがたくて、下りに身を任せてしばらく走りました。


さて。話は少し戻りますがこの大会は2日前に開催された大田原マラソンと「鉄人番付」というコラボ企画を行っていました。


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鉄人番付については既に何度か書いたのですが、11/23の大田原マラソンと11/25の那須高原ハーフの両方にエントリーしている人たちが2大会のタイムの合計で競い合うというなかなか暴力的なイベントです。フルマラソンを走ったあとは爪が死んだり筋肉痛がひどかったりしてしばらく走れないわたしのような虚弱体質の人間には信じがたい内容なのですが、なぜかわたしもエントリーしてしまいました。


鉄人番付のエントリーが始まった6月の時点では4月にけがをしたアキレス腱はまったく治っておらず、日々走れないことに悶々としていたわたしはちょっと頭がおかしくなっていたんだと思います。個別にエントリーするよりも参加費がちょっと安くなるというところにも惹かれたこともあって、即エントリーしてしまいました。


そんなわけで勢いだけで申し込んでは見たものの、そもそもフルとハーフを中一日で連戦しようなんていう人が果たしてどれだけいるのか?という疑問はありました。自分で申し込んでおいてなんですが、フルマラソンを走った直後の疲労というのは冗談抜きで過酷でして一日休んだだけですぐにハーフマラソンを走れるようなものでもありません。申し込む人がいたとしても10人とか20人とかそんなもんかなと思っていたのですが、エントリーが終わってみると85人もの人が鉄人番付に申し込んでいました。


マジか...。しかもそのうち64人は大田原をちゃんと完走してこの日のハーフへとのぞんでいました。


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というわけで、この大会はハーフ参加者がトータルで400人くらいととても小さな大会なのですが、その中の64人もの人が鉄人番付挑戦者という状態でした。鉄人番付に挑戦する人なんてもっとレアな存在だと思っていたのに6人に1人が鉄人番付対象者って...。たしかにスタート前からあちこちでこんなゼッケンを付けた人を見かけたのでありがたみはゼロでした(笑)


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今日はせっかくのいい機会なので鉄人番付に出ようなんていう変なおもしろい人とちょっと話してみたいなと思っていました。スタートから500mくらい走ったところでゼッケンをつけた人の中から走りながら話しかけても怒られなそうな人を選んで「大田原の疲れってとれました?」なんて感じで軽く話しかけてみました。


話しかけた人たちはみんないい人ばかりで走りながら応じてくれたのですが、とりあえず話しかけた人たちが共通して言っていたのは「疲れが抜けてなくてしんどい」「ちょっと後悔してる」という内容でした。鉄人番付に申し込むくらいだからやる気満々かと思いきや、わたしと同じように申し込んだことを後悔している人が少なからずいると知って少しうれしくなりました(笑)


ひととおり話を聞けて満足したのですが、1kmを過ぎても下りが終わらないことに少しずつ不安が増してきました。


「下ったら下った分だけ上る」


これはスタート・ゴールが同じ場所にある大会では当たり前のことなのですが、そう考えるといま下って楽をしているツケはこの21.0975kmのどこかで払わないといけないことになります。そう考えるとブルーな気分になってしまったのですが走るのをやめるわけにも行かず、そんな鬱々とした気持ちを抱えながら下りを駆け下り続けます。


下りが続いたことで呼吸が苦しくならずに一定ペースで走れていたので気分的には悪くなかったのですが、わたしが最初に違和感に気付いたのは6km地点のちょっと手前でした。最初は何となく右足だけ接地したときに体に響くような気がするなと思っていたのですが、少しするとそれが痛みであることに気が付きました。すごく痛いわけではないのですが、ものすごく小さな針を踏んでいるようなそんな痛みが足底に出始めたのです。


足底筋膜炎は走り始めた当初から定期的にわずらう怪我なのでおなじみといえばおなじみなんですが、直近では2年半ちょっと前の2016年2月に千葉県の旭市でハーフを走ったときに中間地点を前に発症させてしまいました。今回とは違ってあのときは痛くて走るのがつらく感じるほどでしたが、結局そのまま最後まで走り続けてしまい、しばらくはまともに歩けなくなってしまいました。基本的に足底筋膜炎はオーバーワークなときに発症することが多く、フルとハーフを連戦している今回のような状況であれば発症してもおかしくありません。


まだ下りの途中でしたが少しペースを落として足底の様子を確認。
痛みは感じるものの、走れないかというとぜんぜんそんなことはない程度の痛みでした。ただ、経験上痛くないからと言ってこのまま走り続けたら突然痛くて走れなくなるかもなあという不安はあったのでここで走り続けるのか止めるのかという決断を迫られることになりました。


ゴールまで走るのかそれともここで止めるのか。


残りまだ15kmもあるうえに途中で大きな山越えがあることはすごく不安でしたし、何よりもせっかくアキレス腱が治って走れるようになったのに足底筋膜炎のせいでまた走れなくなるのは嫌だなと強く思いました。ただ、そう思う一方でこの大会を無事完走して鉄人番付にのりたいという気持ちもすごく大きくてその狭間でかなり悩みました。悩み過ぎて悩んだまま1kmくらい走ってしまったのですが(笑)、今回は走れなくなるまで走って鉄人番付にのるために頑張ることを決めました。

この決断は正直かなり難しかったです。痛みが出た時点では走るのを止めようと思っていたのですが、下りだったこともあってそのままのペースで無理なく走り続けられたことでもうちょっと走ってみようと思いました。もし痛みが出たのが中盤の坂の途中だったらあっさりと走るのを止めていたかも知れないなと思っています。


そして、もし怪我をしてしまったとしても今回のこの決断を絶対に後悔はしないようにしようと覚悟を決めてゴールを目指すことにしました。


とりあえず少しでも足底への負担を軽減したかったので足底の接地時間が少しでも長くなるようにかかとに近いほうから着地するように心がけました。気を抜くとつま先だけで接地・離陸してしまうのでとにかく意識的にかかとと土踏まずの真ん中あたりで着地してつま先から離陸するように意識的に足を置きながら走り続けます。普段とは違う接地の仕方をしたのでふくらはぎはすごく疲れましたが、足底の痛みは徐々に気にならなくなりました*2


7kmを過ぎて下りが落ち着くと距離調整のためなのか小学校の正門から100mほど入って戻ってくるだけの小さな折り返しがあり、そこを過ぎると今度は三叉路に差し掛かり大きく左側に切り返すような曲がり角を曲がっていままで来た方向とは240度ほど違う方向に向かいました。
曲がって少し走ると8km地点。このあたりから少しずつ上り基調になってきたのですが、斜度がそこまできつくなかったしそもそもペースはかなり緩めに走っていたのでまったくきつく感じることはありませんでした。ぽつぽつとですが沿道で応援してくれている方がいたのでその方たちにお礼を言いながら走っていたらテンションも上がってきてかなり気持ちよく走り続けることができました。10kmあたりまではそんな感じで楽に走ることができていたのですが、そこから徐々に上りも厳しさを増し始めます。それでもペースがペースなので余裕をもって走れていたのですが、12kmからコースの様相は一気に変わりました。


12kmの直前で立哨員をしてくれていた人が「ここから上りだよ!がんばって!」と言っているのを聞いて嫌な予感はしたのですが、そこから100mも走らないうちに坂は急にきつくなり、坂ダッシュの練習ができそうな斜度の坂になりました。これは100mでもきつい坂だ...。
これだけ急な上りとなるとどうしても接地はかかとではなくつま先にならざるを得ないため足底筋膜炎への影響が心配ですし、さらに上りはどうしてもアキレス腱への負担が大きくなるので怪我から回復して間もないひ弱な脚ではどこまでもつのか不安しかありません。それでも距離が長くなければ勢いでなんとかやり過ごすのですが、この坂は1km以上続く長さでしてかなり手ごわかったです。この1kmのタイムは5'59/kmとハーフマラソンではなかなかお目にかからないペースでした。


何とか坂を上り切ったのですが、さすがに足も疲れ果てて呼吸も苦しくなったので上りを終えて下りに差し掛かったところで一度立ち止まって休憩しました。せっかく休むのであれば写真を撮ろうかなと思い立って何枚か写真を撮りました。


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今回は途中でリタイアすることも考えて携帯をもって走っていたのですが、それが初めて役に立ちました。


写真を撮り終えたら30秒ほど休んでふたたび走り出したのですがそこからはひたすら下り。とは言え、前半あれだけ下ったんだからまたどこかで上りに転じるんじゃないかとペースは控えめにしていたのですが、18kmあたりまで走ったところで「あ、これほんとうにずっと下りなんだ」と気付きます。4kmくらいむだに様子見をしてしまいました...。

スタート・ゴールはほぼ同じ場所にあってラスト300mは上りだというのは知っていたので、そのくらいを走る体力を残しつつあとは少しペースをあげてタイムを少しでも縮めるようがんばってみることにしました。
足底に強い痛みはないものの、違和感はずっと残っていたので一気にペースを上げるのはちょっと怖くてできませんでした。徐々にペースを上げてみて前の人を一人ずつ抜いていくのですが、下りなので周囲の人たちもペースが上がってきたのでさほど大勢を抜くこともありませんでした。1kmあたり10人くらい?


さて。残り2kmとなったあたりから5mほど後ろを走っている人がいることに気付いたのですが、鼻息が荒いというか独り言がめちゃくちゃ多くてかなり積極的に抜こうとがんばっているのが伝わってきました。別にその人と何か問題があったわけじゃないんですが、なんか「くそっ」とか「なんでだよ」とか独り言がめちゃくちゃ気持ち悪かったのでとりあえずこの人には抜かれないように走ることにしました。こんな気持ち悪い人に負けたくありません。


とりあえず下りを利用してさらにペースを上げてみたのですが、後ろの人の鼻息やら独り言はなかなか振り切れません。今日はタイムはどうでもいいと思っていたから適当なペースで走り終えるつもりだったのに...と思いながらとにかくペースを上げていきます。残り1kmを過ぎると下りもほぼ終わるのですが、ここまできたらこのままペースを上げてしまおうということでそのままペースを上げ続けます。そしてそれにぴったりとついてくる後ろの人...。


残り500mほどで入り口が見え、U字ターンをして園内に駆け込みます。
折り返したときにちらりと後ろに目をやると10mほど後ろで「くそっ」と言い続ける人が目に入ってきてそのあまりの執着に思わず笑ってしまいました。とは言え、ここからゴールまでは上りなのでもう追いつかれる気もしません。足の痛みももう何も感じなかったし、ここまできたらもう一気にゴールまで行ってしまおうということでさらにペースを上げてゴールまで行くことにしました。


一気にペースを上げたせいか後ろの人の空気はもう感じなくなったのですっきりした気分でゴールへと駆け込みました。

まとめ

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# スタート5分前に突如ローカルアイドルのステージが始まって一同動揺の図


この大会の存在自体はかなり前から知っていましたが、大田原マラソンの直後ということもあって参加することはないだろうなと思っていました。あとは県内とは言え那須は遠くてちょっと気乗りがしなかったというのもあります。そんなちょっと遠い存在だった大会ですが、鉄人番付という企画のおかげで走ってみる機会に恵まれまして走ることができました。

コースはかなり厳しかったのでフルマラソンの直後じゃなくてもタイムはあまり出なそうな気もしますが、でも下りの区間も結構あるので中盤をがんばれる人ならわりといいタイムが狙えるのかも知れないなと感じました。今年は一部区間が工事のためコースが変わっていたために全日本ハーフマラソンランキングの対象大会からははずれたそうですが、来年はまた対象大会になるようなのでもし鉄人番付に参加してまた走ることがあればもうちょっといい記録を狙いたいなと思います。


大会自体の印象ですが、控えめに言ってもすごくいい大会でした。
車でも車以外でも会場へのアクセスはちょっと厳しいですが、行ってしまえばりんどう湖レイクビューという施設で一日遊べます。今回は妻と二人で行ったので遊んで帰ったりはしませんでしたが、子どもがいたら間違いなく一日コースです。人数も多すぎないので会場の雰囲気もすごく緩くて心地よいしほんとうにその場にいるだけで楽しい大会です。


来年も出たいなと思いつつ、出るということは鉄人番付か...と思うとちょっと心が揺らいでしまいます(笑)


(過去に参加したハーフマラソンの結果)

大会名 日付 タイム 前回差
第10回柏崎マラソン 2012/10/28 1時間51分09秒 -
第7回下野天平ラソン 2013/01/14 1時間42分26秒 -8分43秒
第24回旭市飯岡しおさいラソン 2013/02/03 1時間39分59秒 -2分27秒
第22回上里町乾武マラソン 2013/03/24 1時間39分52秒 -7秒
第33回鹿沼さつきマラソン 2013/05/12 1時間44分40秒 +4分48秒
第12回さくらんぼマラソン 2013/06/09 1時間43分03秒 -1分37秒
第44回東和ロードレース 2013/07/07 1時間48分18秒 +5分15秒
第27回日本海メロンマラソン 2013/08/04 1時間35分41秒 -12分37秒
第1回山形まるごとマラソン 2013/10/06 1時間38分46秒 +3分5秒
第11回柏崎マラソン 2013/10/27 1時間32分24秒 -6分22秒
第36回足利尊氏公マラソン 2013/11/03 1時間34分42秒 +2分18秒
第27回宇都宮マラソン 2013/11/17 1時間36分39秒 +1分57秒
第8回下野天平ラソン 2014/01/13 1時間32分55秒 -3分44秒
第23回上里町乾武マラソン 2014/03/31 1時間31分57秒 -58秒
第26回春日部大凧マラソン 2014/05/04 1時間44分03秒 +12分6秒
第45回東和ロードレース 2014/07/06 2時間10分17秒 +26分14秒
第2回山形まるごとマラソン 2014/10/05 1時間34分10秒 -37分7秒
第12回柏崎マラソン 2014/10/26 1時間38分36秒 +4分26秒
第28回宇都宮マラソン 2014/11/16 1時間38分31秒 -5秒
第9回下野天平ラソン 2015/01/12 1時間36分45秒 -1分46秒
第35回鹿沼さつきマラソン 2015/05/10 1時間45分21秒 +8分36秒
第46回東和ロードレース 2015/07/05 1時間41分59秒 -3分22秒
第8回嬬恋高原キャベツマラソン 2015/07/12 2時間01分44秒 +19分45秒
第29回日本海メロンマラソン 2015/08/02 1時間47分41秒 -15分03秒
第3回山形まるごとマラソン 2015/10/04 1時間32分02秒 -15分39秒
第10回那須塩原ハーフマラソン 2015/11/03 1時間33分50秒 +1分48秒
第10回下野天平ラソン 2016/01/11 1時間30分23秒 -3分27秒
第27回旭市飯岡しおさいラソン 2016/02/07 1時間27分54秒 -2分29秒
第25回上里乾武マラソン 2016/03/27 1時間36分11秒 +8分17秒
第31回焼津みなとマラソン 2016/04/10 1時間39分10秒 +2分59秒
第47回東和ロードレース 2016/07/03 1時間42分05秒 +2分55秒
品川マラソンフェスタ2016 2016/07/16 1時間37分13秒 -4分52秒
第4回山形まるごとマラソン 2016/10/02 2時間15分35秒 +38分22秒
第11回那須塩原ハーフマラソン 2016/11/03 1時間34分54秒 -40分41秒
第24回郡山シティマラソン 2017/04/29 1時間33分18秒 -1分36秒
第48回東和ロードレース 2017/07/02 1時間41分35秒 +8分17秒
第5回山形まるごとマラソン 2017/10/01 2時間27分26秒 +45分51秒
第35回円谷幸吉メモリアルマラソン 2017/10/15 1時間30分49秒 -56分37秒
第12回那須塩原ハーフマラソン 2017/11/03 1時間36分00秒 +5分11秒
第12回下野天平ラソン 2018/01/08 1時間26分00秒 -10分00秒
第27回上里町乾武マラソン 2018/03/25 1時間28分20秒 +2分20秒
矢板たかはらマラソン(2018) 2018/11/11 1時間35分22秒 +7分2秒
第6回那須高原ハーフ 2018/11/25 1時間44分09秒 +8分47秒

(関連リンク)

*1:あくまで下り基調というだけで上りもあります

*2:実は痛み続けるよりも気にならなくなっていくことのほうが怖いことは知っていたので痛みを感じなくなっていくことにはそれはそれでビビっていました